水族館の楽しみ方

Dolphin Fantasy

今日はクラスオリ最終日となる2日目ということで。朝8時半に渋谷マーク下に集合。平日の朝8時半集合とか早い…orz
さて今日の会場はなんと八景島シーパラダイス。まぁ有名な水族館だしもちろん名前は聞いたことあるけど行くのは初めてなわけでして、そういう意味でも楽しみ。


というわけでまずは班に分かれて八景島へ向かいます。東急東横線で横浜に出てから京急で鉄分補給しつつ金沢八景へ。京急には久しぶりに乗ったけどやっぱり2100形の存在感は関西でこそ散見されるレベルだけど関東では随一のクオリティ。
そしてここからはシーサイドラインに乗り換え。シーサイドラインなんて存在自体を今日初めて知ったような路線なんですがまぁありがちな海沿いの新交通ですね。それ以上の感想は特に無し。


そんなわけで、朝早く集合したはずなのにもう昼前になってる気がするけどようやく八景島シーパラダイスに到着!


シーパラを散歩中の犬。
ポケモンのなんとかシティでポケモン連れてるふたごちゃんみたいに犬を連れてる子供2人がいて、『写真撮っていいよ!』とやたら勧めてくるので撮ってみる。なるほど確かに被写体としてはなかなか悪くないw


今日は下クラは彼ら同士仲良くさせてあげようということで、下クラと上クラは完全に別行動。一応全員一日券を買ったので水族館も遊園地も入り放題なんですが、ぶっちゃけ自分は遊園地はどうでもよくて久々の水族館にテンション上がりっ放しなので当然水族館へ。


熱帯魚
なんかよく分からないけど熱帯魚。水族館なんてもしかしたら中2の終わりの春休みにシンガポールに行った時以来かもというレベルですが、このカメラを使えば暗い水中の魚の写真でもバッチリ撮れてしまうのが実に恐ろしい。いやーやっぱり凄いなぁとあらためて。


ラッコ
ラッコも水面でぷかぷか浮かびながらくしくししてました。かわゆい。


ホッキョクグマ
ホッキョクグマー!!
なんか機械仕掛けで動いてるんじゃないかと思うほど規則正しい動き回り方をしてたのが気になりましたが、実際には後ろのほうでもう一匹は爆睡してたのでどうやら本物のようです。


水中のペンギン
ペンギンだって空を飛ぶ!
…なんてことはさすがにないけど、水の中を高速で泳いでるペンギンはまるで空を自由自在に飛び回っているかのようです。陸上での姿とのギャップがまた萌えなのです。


陸上のペンギン
彼らはいったい向かい合って何を話しているのでしょうか。


エイの顔
ヽ(´ω`)ノやぁみんな


やたら平べったかったりデカかったり毒持ってたりするエイですが、ひっくり返すと実はなんとも可愛らしいお顔。いやホントは口とからしいんですが、誰がなんと言おうがこれは顔だよね!?


イワシの大群(その1)
そしてこの水族館で最も大きな水槽がこちら。シロワニ(といってもワニではなくサメである)や大量のイワシが泳いでいて、特にこの5万匹(?)ものイワシの大群がなかなかの見物。


一日に何度かやっている『スーパーイワシイリュージョン』というイベントではさながら南アフリカのサーディンランのようなダイナミックで壮大な光景を見ることができ、自分が行った時にちょうどそれが始まる時間だったので運良く見ることが出来たんですがこれがなんとも凄い。このおびただしい数の魚達がまるで銀色の壁のように動き回り、みるみるうちに形を変えていく…。


イワシの大群(その2)
スーパーイワシイリュージョンというネーミングセンスにだけはなんともコメントしがたいですが、内容的には相当見応えがあって圧倒されました。イリュージョンを名乗るだけあってライトの当てる方向などといった魅せ方にもなかなか工夫が凝らしてあって実に素晴らしい。


水中トンネル
そして水中トンネルの中に設置された水中エスカレーターからも一面に広がる海の中を堪能できました。


昆布と魚
昆布と魚。昆布だよねこれ…?


クリオネ
そのクリアボディと翼足をひらひらと動かしながら泳ぐ姿から『流氷の天使』と呼ばれるクリオネ。和名ではハダカカメガイというなんとも残念な名前だろうですが、それでもたしかに生で見るとなんとも可愛らしい。
ところが実はコイツの捕食シーンはこの姿からはあまりにもかけ離れすぎていて一度見るだけでトラウマになれるレベルだったりするので興味のある人はぜひググってみてください。※ただしクリオネのイメージが音を立てて崩れ落ちるおそれがあります


イカ
いか!いか!いか!!


赤い魚
なにやら赤くてきれいな魚がいたんですが名前は忘れました。


ミノカサゴ
これは自分でも名前を知ってたぐらいそこそこ有名なミノカサゴ。たしか毒持ってるんだよねこれ。


ミズクラゲ
透明感があってふわふわ泳いでる姿が幻想的なミズクラゲ。毒性がわりと強くてグロテスクなアカクラゲとは違ってこっちは毒性も弱いので刺されても大して痛くはないし、見た目が綺麗なのでペットとして飼われることも多いとか。


ボトルの中からこんにちは
ボトルの中からこんにちは。なんという名前の魚かは知らないけどなんだか見てると和みます。


タコ
西欧では『悪魔の魚』として忌み嫌われているタコですが、我々関西人からしてみれば明石のタコなんてなかなか優秀な食材。粉もんの代名詞であるたこ焼きもタコ無しでは成り立ちません。


タカアシガニ
そしてこちらはカニの中では世界一を誇るとも言われている大きさのタカアシガニ。当然カニとなったら足が美味しいわけで、その美味しい足がこれほど大きいともなるとお買い得感満載ですね!…と思いきや足が予想以上にスリムなので見た目ほど食べる部分は多くないんだとか。一般的にはズワイガニとかと比べると大味と言われてるけど新鮮なものを蒸して食べればなかなか美味だとか。


シロワニ
そしてさっきのイワシの大水槽を別の方向から見られる場所があったんですが、中階層にはシロワニが闊歩していました。シロワニといってもワニじゃなくてサメ(2回目)。人相(鮫相?)悪くていかにも獰猛そうな印象ですが見た目とは裏腹にかなりおとなしいサメなんだそうです。


クマノミ(その1)
ファインディング・ニモで一気に有名になった熱帯魚クマノミ。別にニモが好きだというわけでもないんだけど個人的にこの配色や模様が気に入ってるので結構好きな魚の一つだったりします。


クマノミ(その2)
というわけで調子に乗ってもう1枚。いやーこれは実に可愛い。


そしてこのあと海底からにょろっと顔だけ飛び出してる細長い魚がいたりジンベエザメやアシカやイルカのショーをやってたりしたんですが、なんとここでメモリーカードがエラーを起こしやがりましてこのあたりの写真は全て吹っ飛びました\(^o^)/


シロイルカ
一応ショーで使ってるシロイルカが飼われてるお世辞にも綺麗とはいえない水槽でシロイルカがぐるぐる回遊してる写真だけは奇跡的に救出できたので載せておきます。ちなみにこれは水面からUターンして海底を仰向けに泳いでるところ。


さて、そんなこんなで水族館はだいたい一通り回って、同クラの友達を呼び出して昼食をとっていたんですが、彼はさっき見逃したショーをこれから見に行くということで去っていき、同じフードコートで下クラの集団を見つけたので思わず絡みにいく。ぶっちゃけ水族館を全部回っちゃったとなると後の時間を効率的につぶしつつ一日パスの元を取るには結局遊園地しかないと思ったけど一人で遊園地に行くのもつまらないので、せっかくだからとこの下クラの集団に紛れていくことに。既に下クラの皆さんとは相当仲良くしてたので何も問題は無し(^ω^)


回転展望台より
そんなわけでまずは回転展望台みたいなのに乗ってみる。観覧車ほどのスペースを使わずに効率よく回せるタワー型の乗り物で、しかも回転しながら昇降してくれるので360°全ての方向を見渡せるのがなかなかよろしい。


続いてジェットコースター。彼ら下クラ集団は最初分かれる時に遊園地の絶叫マシンとかにあまり乗りたくないメンバーが先に水族館を回ることになったようですが、ここはせっかくだからみんなで乗ってみる。富士急のフジヤマほどのスピードは無かったけどほどよくスリルもあって楽しかったです。


絶叫マシン
そして最後は絶叫マシン…なんてさすがに乗るはずはなく、別にただ高く上がって重力に仕事をさせるだけのマッシーンに特に魅力も感じなかったので一部の乗る人たちを見つつ望遠で落ちてくるシーンを狙ってたりしたわけですが、意気揚々と涼しい顔で乗り込んでいった同クラ達が悲愴な顔で落下している写真が撮れたりして実に面白かったw


で、集合時間が近づいてきたけどそういえばもう一ヶ所だけ行ってないところがあったのを思い出したので行ってみる。なんか水中トンネル付きのイルカの水槽がメインになってる建物で、中に入った人たちにはいまいち不評だったけどせっかくあるからには行ってみなければ。


エイ水中飛行中
まず水中トンネルをくぐって、あっという間に一番奥に着いたら円柱型の水槽でたくさんのエイ遊泳中。こうして見てるとなんか小さい頃にやってたスーパーマリオ64の『ウォーターランド』の最初のところを思い出しますね。ほらあのマンタの後ろにくっついて泳いでリングくぐるやつ。
ちなみにイルカメインの建物のはずなのにこの水槽にはイルカが不在だったような…?


そのあと戻ってイルカの水槽を見てたわけですが、たしかに水槽自体は小さいものの、イルカを間近に見られるうえに水槽の上がオープンになっているので日光がそのまま入ってくる。これはもしかしていい画が狙えるんじゃ…と思ってカメラを構えていろいろ狙っていると…つぎの瞬間ついに奇跡の一枚が…!!






イルカのシルエット
おおおおおお…!!
撮った写真を見てこれほど鳥肌が立ったのも初めてかもしれない。絵に描いたようなイルカのシルエット、透明感のある水面、そしてその水面の向こうからゆらめきながら通り抜けてくる午後の日差し…。こんなポストカードの写真のような一枚を撮れただけで今日は満足といっても過言ではないぐらいのネ申が降臨したもんだからテンション上がりすぎてヤバいこれは。


見上げたイルカ
もっと大きなたくさんの水槽を期待していた人たちには不評だったのかもしれないけど、自分のように良い写真を撮りたくてカメラを持ち歩いてる人間には最高の場所でした。実際他にも写真趣味っぽい人は何人も来てたし。ついでに夏のインテリア用にちょっとした置物も記念品として購入。
(ちなみにそのメモリーカードのエラーのおかげでさっきのネ申の一枚が読み込めなくて絶望しかけたんですがData Rescue IIというCIA御用達のネ申ソフトによって奇跡の復活を遂げました。よかった…(´;ω;`))


そんなこんなで超久しぶりの水族館、写真という新たな趣味を手にした自分は今までとは違う楽しみ方で思う存分エンジョイできました。いやーこれは来た甲斐があった。


このあとはシーサイドライン新杉田まで行き(というわけで初めて乗った日にもう完乗)、根岸線東横線を乗り継いで渋谷まで行ってから最後はクラスオリの〆となるコンパで楽しみました。去年上クラが近藤の偽名を使って下クラに紛れるドッキリを仕掛けてきたので今年は我々上クラが団結して二代目の近藤を仕立て上げたんですがそのドッキリも大成功し、自分はといえば相変わらず初対面での印象の強さと愛想の良さを生かして下クラにひたすら絡みまくって多分ほとんど全員に顔と名前を覚えてもらい、おかげで出費もかなりの額になったけど去年の入学当初のような新鮮な気分に立ち返って春休みの最後をエンジョイできた気がします。いやー実に充実したクラスオリでした。