冬合宿!

ゲレンデにて

今日からは楽しい楽しいLaVoceの冬合宿!
ほとんどの人が初めましてだった新歓合宿や新人ライブ前でまだ知らない人もたくさんいた夏合宿とは違って、今回は14期ももちろんのこと上期の人たちもほとんど全員知ってるメンバーになった状態での初めての合宿。いやー久しぶりですなこの感じ。


というわけで朝は6時前に起きて京王線の面倒な朝ラッシュをつつじヶ丘始発の各停を駆使してうまく切り抜けたりしつつ駒場へ。
集合時間になっても半分ぐらいしか来てないのはいつものLaVoceクオリティ以外の何物でもないんですが、今回は困ったことに毎度毎度肝心な時に失踪する約一名がいつになっても来ず、出発予定時刻を1時間も過ぎてもすぐ近くまで来てるはずのところからいつまで経っても現れないという予想外のハプニングが発生。バスの中で待たされるというだけでなくただでさえ滑れる時間が少ないのにそこから1時間も減ったとなるとスキーの1日券買ってる人にとっては大損害だし、さすがにいくらなんでもこれはサークル員全員にどれほど大きな迷惑がかかってるかを考えると笑って済まされないレベル…いやはや同じバンドを組んでるメンバーとしてつくづく申し訳ないですもう。。


結局彼女が現れることは無かったので諦めて1時間遅れで出発。合宿係の人お疲れさまです。。
さて気を取り直して、バスはしばらく地道を地道に走った後、練馬からはようやく関越道に入り群馬県を目指す。埼玉県内に入った後の周りの景色のあまりの田舎っぷりに一同衝撃を受け、埼玉をdisりまくって埼玉県民の反応を楽しむクラスタが出現w
途中のサービスエリアでの休憩では休憩時間が短くなったので慌てて吉牛をかきこみ、再び出発したらもうするに群馬県に突入。いよいよ関東平野も北端へ。


高崎を過ぎればもうあっという間に山岳地帯へ突入し一気に山登り区間へ。


関越道からの風景
関越道も上越線も、走ってる場所こそ少し違うとはいえ見える景色はかなりよく似てますね。


そして関越道から下りるといわゆるインターチェンジ近くの一般道にありがちな風景。田舎なのにやたらお馴染みのチェーン店がゴロゴロしてるあたりはいかにもって感じ。


瓦屋根のココイチ
普段東京の街の中にいると瓦屋根のココイチなんてまず見る機会はないよねっ(^ω^)www


そのあとは路肩に雪の残る山道をひたすら奥へ奥へと突き進む。
さて、今回の宿は『尾瀬の宿 いさ』という場所。地名的には片品村で夏合宿で行った宿よりも若干先に進んだところだったんですが、酔い止めがなんと残り1回分しか無いということで帰りに温存しようと思って行きは何も服用せずに来たら途中から乗り物酔いに襲われてもう少しで本気でヤバいところでした。夏場に来た時はなんともなかったけどやっぱり冬場の無駄に暖房の効いてムワッとした空気に包まれてる観光バスは鬼門ですね。やっぱりバスはダメだわ自分…移動は列車に限るな、と再認識しました。。


で、ようやく宿に着いた後はまずは近くのゲレンデでウィンタースポーツ!!スキーとスノボを選べたんですが自分はスキーを選択。向こうが用意してくれていたスキー靴がなかなか入らなくて焦ったけどなんとかスキーができる状態になって一安心。


しかしまぁ雪山ですよ雪山。スキーなんてかれこれ5年ぶりとかそういうレベルだからテンション上がります。久しぶりすぎてちゃんと滑れるのかが心配だったけど全然大丈夫でした。


ゲレンデの風景(その1)
意外にもスキーは生まれて初めてみたいな人も多かったので一番最初には初心者用の練習コースに行ってみたんですが、なるほどこれは短いしひたすら緩い。
ちなみになぜこんなゲレンデの上から撮った写真があるかと訊かれればもちろんカメラを持って行ったからなわけでして、それはブログの写真を撮るためというよりはどちらかというと記録係として合宿のみんなの写真を撮るためというのがメインだったりする。カメラを首から下げて、他にも必要な道具やらなんやらが入ったアウトドアリュックを背負って滑ってる人は多分ゲレンデ見渡しても自分しかいなかった気がする…wとある上期の先輩いわく『アルピニストみたい』だそうです。なるほど。


さてもちろんリフトを使うにはリフト券を買わないといけないわけですがこれが予想以上に高い。どれぐらい高いかというと宿泊割引を適用しても1日券で18きっぷ1日分以上のお値段。さすがにそれをたった2〜3時間で元を取るのは不可能に近いので、自分は1回500円のリフト券を乗る回数だけ買うことにしたわけですが、わずか300mそこそこの初心者コースを一度すべるのに500円も払うのはやはりもったいないわけでして、もちろん2回目は初心者〜中級者用の中でも最も長いコースに行くことに。


リフトはつづくよどこまでも
昔はリフトに乗るのは親が横にいても恐かったりしたもんだけど今は一人で乗りながらカメラ取り出して写真撮りまくったりできるほどになったというのはなんとも感慨深いものがありますね。とか思っていたら後ろのほうでとあるらぼちぇ員の悲鳴が聞こえて来たような…!?w


というわけで長いコースにチャレンジです。さっきの初心者コースに物足りなさを感じた人たちも続々とやってきたのでらぼちぇ員もたくさん来たので、また華麗に滑りながらみんなが滑ってる写真を撮り…の繰り返し。これはこれで楽しいし悪くない。滑り降りてくる人々をピントをバッチリ合わせてちゃんと望遠で撮れる技術があるのは間違いなく撮り鉄趣味の賜物。


ゲレンデの風景(その2)
一番最後の坂の手前から見た風景がなんともいい感じでした。夕方のゲレンデってのもいいね。


そんなわけでわずか2回滑っただけだけど意外とスキーは満喫できて楽しかったです。とりあえず今度受験する後輩や友人の代わりに自分が思う存分滑った自信はある。w
もともと自分は急斜面にチャレンジとかするよりも長ーいコースをじっくり味わうのが好きなタイプで、一番好きな林道コースがこのゲレンデに無かったのだけはちと残念だったんですがまたスキーはぜひまたそのうちスキー自体を目的にして行きたいもんですね。


その後宿に帰ってからは温泉に浸かってのんびりしたりごはんを食べたり(狩猟で獲ってきた鹿肉を出してくれた宿のおっちゃんがいちいち面白くて吹いた)合宿曲の練習をしたりしてからお待ちかねのコンパ。オープンライブではSTiMPSメンバーのうちの5人+ヘルプで1人手伝ってもらって終わらない世界を楽しく歌ってました。この曲ノリもいいし誰でも知ってるからこういう場には丁度良い。


そして深夜、オープンライブも終わってみんなぼちぼちばらけ始めて部屋で寝る人も現れた頃。宴会場では数人で固まって話し込む人がいたり二人っきりの世界に入り込んでるリア充共がいたりとまぁそれぞれいろんな楽しみ方をしてるわけですが、まぁせっかく夏合宿と違って天気も良かったので、その場にいた人たちを誘って外に星空を見に出てみました。もちろん周りに灯りはあるので天文部の合宿ほどではないけど、それでも1800mほどの標高がある山の中ということもあってなかなか綺麗に星が見えるもんです。


北斗七星と北極星
北斗七星と北極星。自前の三脚とソフトレンズフィルタも持っていってたのでもちろん活用。


月と春の大三角
春の大三角を写そう…とか思ってたそのあたりにちょうど月があってやたら眩しい写真になってしまいました。真昼に星空が出てるみたいでこれはこれで面白い写真ではあるんだけど。


しかしそれにしても、こういう場でちょっとした星座や春の大三角の説明とかが(ほとんど受け売りではあるけど)出来るようになったのはこの間の天文部の合宿のおかげ。こういう知識の一つや二つ持ってるのもなかなかに悪くないもんですね。


…とまぁこうして冬合宿の夜は更けていったのでした。この合宿の深夜のまったりした語りムードは普段の飲み会とかではなかなか味わえないしやっぱり良いもんだなぁ…ヽ(´ー`)ノ