憧れの武道館デビュー

今日はとうとう東大の入学式。もうとっくに授業が始まっているにも関わらずこのタイミングで入学式というのもなんとも変な感じなんですがまぁ昔からの伝統なんだろうからしょうがないですな。
で、その会場なんですがこれがなんとあの日本武道館。えぇあの聖地こと『大きなタマネギ』武道館ですよ。まさかこんなタイミングで武道館デビューを果たすことになろうとは…w
中学の入学式の時と同じく今日も天気は雨で、しかも昨日の汗ばむような陽気とはうってかわって凍えるような寒さだったんですが…まぁスーツだからむしろこれぐらいのほうがありがたいという話も無くはない。
ちなみに会場では学生の入り口と保護者の入り口が分かれていて、特に保護者入口のほうはかなり早めに行ったにも関わらずもう既にかなりの大行列。
幸い学生入口のほうは大した行列ではなかったので、学生証を提示してそのまま入場。場所的にはアリーナ席のあたりだったわけですがいやはや噂に聞いた通りなかなか素晴らしい建物ですね。次に来る時はぜひともあのステージの上に(ry
入場時間自体はずいぶん長かったんですがその途中から応援部によるパフォーマンスが始まり、それはそれなりに結構面白かったのでちょうどいい時間つぶしになり、それでもかなり待った後でようやく式が始まります。


式自体は東大の濱田総長をはじめとして教養学部長や来賓の緒方貞子氏(!)の式辞があったほか、さらには宇宙にいる野口聡一氏(まさか彼も東大のOBだったとは…)からのお祝いメッセージビデオも再生される。SMAPの番組に出てきた時の野口さんは一般の人を相手にしたくだけた感じだったけど、今回のVTRはまさしく東大OBというものを感じさせるような重みのあるメッセージでそのあたりの使い分けが上手なあたりは流石としか言いようがないです。
ちなみに肝心の総長の式辞のほうはというと…まぁなんというか『ありがたいお話』でした。。
すいませんせっかくの我らが灘校鉄研の大先輩(らしい)のお話だというのに半分ぐらい寝てましたなんというか申し訳ない…w
しかし周りの人も何人か同じことを言ってた気がするけど、この冬に逆戻りな大雨の日に『桜舞い散るこの良き日』はないだろう常識的に考えて…と思った気もしなくもない。


しかしそんなわけで入学式も無事に終わり、これからはいよいよ本格的に東京大学の一員としての生活が始まるわけですね。
母親や祖母と東京駅の大丸で美味しい蕎麦を食べた後で別れ、慌てて下宿に戻ってスーツから普段着に着替えて家を飛び出し渋谷に直行してクラスコンパ→二次会のカラオケ(こんな日に半額クーポンとは歌広場は実にできる子である)→家に帰ってきたらとっくに午前様という慌ただしいスケジュールをこなしていると、楽しかったけどとてもそのようなことをゆっくり考えて感慨にふけっている暇などどこにも無かったのでした。