60回生よ永遠なれ

集合写真

にわかに信じられませんが、今日は卒業式。
今年卒業するのはもちろん今の高3、つまり自分のひとつ上の学年なわけで。
自分が中1で入学した時には当然中2。というわけで、うちの学年との関わりが一番深い学年でもあって、その学年が気がつけばもう受験生になってとうとう卒業というのは未だに全く実感がわきません。
そしてもううちの学年が『最高学年』になってしまうんですか…。最近時の流れがジェットカー顔負けのスピードで急加速中な気がするのは自分だけでしょうか。。


今日は9:30集合だったんですが家はほぼいつも通りに出て、まずは昨日いきなりクラ研に色紙を書くために集まるようにという連絡があったのでそれを書きに行く。というかいくらなんでも泥縄すぎじゃないかと思うんですが。まぁクラ研なんてそんなものか。
そしてなんとか大急ぎで7人全員分を書きましたが、鉄研が本音やネタのオンパレードになってるのとは対照的に、人とのつながりの薄いクラ研らしく、話したこともないような先輩とかには皆さん同じような社交辞令ばかりでした。だって何書けばいいか分からないし。…まぁ個人芸の集団であることは否定できないんですが、上辺だけの付き合いみたいな感じになっちゃってるのがなんともなぁ。。
その後は急いで鉄研に行って色紙の続き、というか虻氏(仮称)の色紙の裏をひたすらカオスにしてました。たとえば『愛してるうううううううううう』弾幕を貼りまくったりとか。
で、まぁその卒業式の話をするわけですが、普通卒業式というと感動にひたる生徒や親、そしてたくさんのお偉いさん達がやってきて粛々と行われる、というのが世の常。
しかしここは一般常識では推し量れないカオスな学校。そんな普通の卒業式ではありません。えぇ。式というよりはむしろイベントといったほうがいいかもしれません。
一応形式上、というか進め方的には確かに一般的な卒業式なんですが、まず卒業証書授与の時は名前を呼ばれて前に出てきた時に後輩に向かって叫んだりパフォーマンスをしたり。
今年は部員一同を起立させて顧問の教師に礼を言ったりピアノを弾いてみたり、巨人のユニフォームを着て出てきたかと思ったらいきなり自分のサインボールを投げる人もいれば合格宣言をする人もいる。あとは卒業証書を貰う時に自分で校長とのツーショットを撮ったり、そして中には音楽選択者全員を起立させて『いざ起て戦人よ』を無伴奏で合唱したりと、まぁなんというかとことんフリーダム。それでも昔はもっと凄かったんだとか。何その荒れた成人式みたいな。しかしそれが灘校生クオリティ。
理事長は理事長で、さすがは体育祭の時に飲酒運転の話をする人なだけあっていきなり『正しい酒の飲み方』を未成年諸君に向かっていきなり語り出す始末で、高3代表の担任団への答辞もいつものユーモアとウィットに富んだ『担任いじり』。それでも今年はヒネリが若干物足りなかったですが。。
ところで、校長はマゴピー師(仮称)になってから初めての卒業式だったんですが、世間話やらいろいろした後に、『人生はたいてい微糖である。』というジョージアの宣伝文句を取り上げてどうのこうの言ってました。確かにその通りだなぁと思いましたが、個人的には自分の人生は今のところマックスコーヒーだと思ってます。今後もぜひそうあって欲しい。
ちなみに、60回生の担任団で鉄研の幽霊顧問としても活躍したA師は今年で退任されるようで、卒業式の予行の時には60回生全員でサプライズで『仰げば尊し』を歌ったんだとか。なんかいい話ですね。


そして、あっという間に卒業式は終了。いよいよです。えぇ、いよいよ。
まずは全員部室に集合して、それからグラウンドに出て、まずは記念写真を撮ってから60回生全員を胴上げ。ゴトゥー氏(仮称)を果たして胴上げできるのかが心配でしたがやはり人数が多かったので難なくクリア。
で、その後はみんなで書いた色紙を渡す。
クリリン氏(仮称)は卒業の業に×を入れて園にする、といった感じでネタのオンパレードな色紙なわけですが、やはりその中でも一際目立つ虻氏(仮称)のためのハート形の色紙。ちなみにこれだけ他の色紙の3倍以上の値段というシロモノです。
そして、表はまともで裏はカオスにするはずだったのが表も十分カオスになってしまったわけですが、それでさえも比較にならないほどカオスでかつフリーダムな裏側。まぁ正式には色紙はこっちが表なんですけど。弾幕は貼ってあるわ香ばしい文章が連発してあるわ体育祭の時以来の懐かしい台詞は出てくるわでとにかくスゴイ。彼がいなければこんなことは絶対やりません、というかできませんよ、えぇ。ちなみにウシで有名なゴトゥー氏(仮称)には、いつしかの文化祭以来部屋の屋根裏にしまっていて改装の時に封印されたものの最近再び発掘された『GOTOトンネル』もプレゼント。てか懐かしいなこれ。あとはいつしかの文化祭のトロフィーも出てきたようで。
そして色紙を渡し終わったわけですが、なんと60回生の皆さんからも下級生のみんなに向けての色紙が1枚贈呈。モノクロですがメッセージがぎっしりと詰まったありがたい色紙。ありがとうです。
本当はそこで終わるはずだったんですが、元顧問のマメヲ師(仮称)やA師、そして現顧問のM師が降臨したのでみんなでもう一度写真。スーツ姿の虻氏(仮称)がラーメンズ片桐仁に見えたのは内緒。


で、現在14:00。去年はもっと早かったんですが今年はいろいろややこしかったのと人数が多かったのでずいぶん遅くなったんですが、これからどうするよ?となった時にたまたまDF200の甲種輸送があるということでそれをちょうど良い時間なので撮りに行き、そのまま西宮のサイゼリヤに行くことに。
というわけで甲南山手…でもよかったんですが撮らない人とも合流できるようにさくら夙川へ。
待っていたら反対側から207系の7両貫通の試作編成であるF1編成が降臨。最近ずっと見かけなかったんですがちゃんと走ってるんですね。
207系試作車@さくら夙川
そしてお待ちかねのDF200の甲種が登場。今回はヨが付いてました。DF200自体は前にトマムに止まってるのを見たことはあるんですが、ヨを本来の使い方で使ってるのを見るのは初めて。(ちなみにヨの車自体にはSL函館大沼号に改造されたのが連結されてるのに乗ったことがあります。去年の夏。)
DF200甲種輸送@さくら夙川
DF200甲種輸送(後撃ち)@さくら夙川
そして後からやって来た松井山手行きの車内で列車を撮らない人々と合流し西宮のサイゼリヤで昼食。最近よく来るなぁ。みんなでまた盛り上がって楽しかったです。そして代金はなんと高3の奢り(不足分は高2が補填)。しかし祝ってもらう側が奢るってのもホールインワンみたいである意味不思議な話。
で、カラオケに行く人と行かない人に分かれて、行く人はそのまま歩いて阪神西宮のジャンカラへ。そこですかさず甲南山手で写真を撮りまくっていたid:sanpachi-3800氏が合流し、メンバーは20人弱に。
しかしアレですね。なんか阪神西宮のジャンカラってパーティ部屋が異常に多くて、おまけに部屋の内装が白黒のラインに所々黄色というタイガースカラー、さらにCSでのスポーツ観戦可能。これは明らかに阪神ファンが勝利の後に狂喜乱舞しながら大挙してやってきて大騒ぎする需要を期待してますよね。多分。
いつもは鉄研で大勢でカラオケに来る時は一般人ルームと逸般人ルームに分かれるんですが、今日はまぁ20人ぐらいだし最後だし…ということでひとつの部屋にしたんですが、まぁ予想通りの展開ではありましたが一般勢が圧倒されて完全なオタク部屋になってました。まぁいつものヲタ部屋と一般部屋の盛り上がりの差とかを見てるとこうなるのも当然のように思えますが…なんというか、id:sachikazerick氏が言うには、習字の時の筆洗いの水が筆を入れた瞬間に真っ黒になる感じ、だそうで。なるほどその通りです。
ちなみに自分はというと、1年前には考えられなかったことですがヲタ勢の中の中心メンバーになって盛り上げまくってました…が、相当疲れました。まさか林檎氏(仮称)がいきなり恋のミノル伝説とかを振ってくるとは思わなかった。。でもまぁ楽しかったですよ。やっぱり日頃からいろんな音楽やネタを仕入れてレパートリーを幅広く増やしておけば、老若男女ヲタ一般といったメンバー層に左右されることなく盛り上がれるようになるので良いですね。つくづくニコニコに感謝。
そして2時間ほど盛り上がって解散。阪神西宮まで行って、19:35から塾のある自分とid:sachikazerickははがくれのうどんを食べて塾へ。その後はいつも通りでした。
それにしても楽しかった。しかしいつもと違って楽しいという感情だけではなく、寂しいという感情がかなりの割合を占めているのがなんとも不思議な感覚とでもいいましょうか。。
…気がつけばとうとう自分たち61回生が最高学年。いよいよあと1年で卒業…これから1年間、一瞬一瞬の時間を大切にしながら過ごしていきたいものです。


まぁ、鉄研なんて大学生になっても高校4年生とか5年生みたいなもんですけどね。