憧れの浴衣花火

隅田川花火大会

今日は昼からTSKの練習のために駒場へ。しかしいくら日陰とはいえ正午から15時にかけてという一番暑い時間に35℃近い炎天下で練習なんてしてると本当に汗のかきっぷりと体力の消耗具合は半端ではないですね。やはりこんな真夏の真っ昼間は外に出るような時間ではない。。


しかし今日のメインはその炎天下の練習ではなく夜。
去年は地震のあおりを受けて中止になったものの毎年地文研で花火大会を見に行く企画があり(一昨年は江戸川花火を見に行ったのが懐かしい)、もともとお年寄りは呼ばれてなかったんですが2つ下である24の子に誘われたので差し入れ持って突撃することに決定。
そんなわけで練習後は持ってきた浴衣にチェンジし、午前4時過ぎに何度か試してようやく結べるようになった帯とかも含めて着付けも無事に済ませたところで渋谷へ。お昼を食べてなかったので蕎麦屋で軽くもりそばを食べたんですがこの格好で蕎麦を食すというのはなんとも粋なものです。
そして呼びかけて来てくれた数少ない22の代である姐御氏(仮称)と合流してドンキでソフトドリンクやら氷やらお菓子やらを大量に買い込みマーク下に突撃したらもう目当ての集団は先に出発した後だったので仕方なく両国まで電車に乗って追いかけ、江戸東京博物館前でようやく天文部をはじめとした地文研の集団に合流。ちなみに結局うちの代で来たのはソフト兼おさパメンバーの3人だけでした。
浴衣女子がたくさんいて実に華やか。しかも天文部の人は皆さん育ちがよろしい方が多いので浴衣の形をした謎の服とかではなくこれぞ浴衣といった風情で情趣をよく分かっていらっしゃる。いいですね。
一方で途中横網公園にいたら鍵カッコ付きのチャラ男みたいなのが浴衣の天文部女子に声をかけてきてて、そのノリのあまりの軽さ(軽薄さといったほうが正しい)や発言のアホさっぷりには我々が普段決して交わることの無い類のホモサピエンスを見たというかまるでパプアニューギニアの原住民との邂逅みたいな気分になりますねこれは。。


で、公園にいると『ここだと音しか聞こえないよー』と警備の人(?)に言われてしまったか何かで急遽江戸博の3階デッキに移動することに。隅田川花火は北側の第一会場と南側の第二会場に分かれてるんですが、第一会場はビルの影に隠れてしまってて全く見えなかったものの後半の第二会場の花火はバッチリ見ることができました。


隅田川花火大会(その1)
残像が長く残るタイプの花火は見応えがあります。


隅田川花火大会(その2)
色とりどりに打ち上がる花火を見て炎色反応の話が出るのは東大生集団としてはもはや予想通り過ぎる流れですね。


_人人 人人人 人人_
> 突然のカリウム
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄


隅田川花火大会(その3)
花火なのかイルミネーションなのかよく分からなくなっちゃうのがアレだけど敢えてピントを外すことでこうしてぼかしてみるのも幻想的で素敵。


隅田川花火大会(その4)
実際に聞くことはほとんど無いものの誰もが知っているたーまやーーーかーぎやーーーの掛け声は江戸時代の隅田川の花火で生まれたもの。二つの会場に分かれて打ち上げるというのももしかしたらその名残なのかもしれません。


隅田川花火大会(その5)
やたら長くキラキラと輝くパーティクルのような花火もあれば後からシュポっとなるタイプもあるし最近の花火は本当にバリエーションが豊富です。


隅田川花火大会(その6)
広々とした場所で見るのもいいけど、こうしてビルの間から顔をのぞかせる花火というのもなかなかに東京らしさがあってこれはこれで風情のあるものです。


そんなこんなでわりと直前になって行くことを決めたイベントだったんですが、浴衣で花火大会というなかなかに憧れる夏らしい体験ができたし後輩にも少し絡めたし、それに今回は珍しくちゃんと先輩らしい気の利いたことが出来たのもよかったです。暑い中何も無かったので飲み物の差し入れは喜んでもらえたし、全員立ち見を覚悟していた状態でブルーシートを買いに走ってくれた姐御氏(仮称)とおしるこじじい氏(仮称)には本当に感謝。


いやー久しぶりに見たけどやっぱり花火っていいもんですねヽ(´ー`)ノ