素敵な景色に出会える日
今日からついに3年生としての授業がスタート。他の学部なんてまだまだ春休みなのにうちは4/4からもう授業始まるあたりがなんとも工学部らしいというかなんというかそんな感じなんですが、これからはこうして毎日朝から本郷に通わないといけないわけで結構大変ですね。
本格的な本郷生活が始まった記念に安田講堂の写真でも。
さて、今日は開講日の都合上2限の国土及び地方計画の授業だけで終わりだったのでそのあとは天気もいいしのんびりと春日のほうまで散歩がてら歩いてみる。
りーでんという焼肉屋さんで牛すじの煮込み(辛口)を。トロトロに煮込まれた牛すじと旨味たっぷりのスープが絶品で、最後はごはんを投入してクッパにしてもまた旨し。ちなみにランチメニューとしてテーブルの網で焼肉ができるようなメニューもあったのでまた機会があったら行ってみたいものです。
で、そのあとはせっかく春日まで来たことだしというわけで、以前都市工だったか社基だったかの先生が絶賛していた文京シビックセンターの展望フロアへ。
今では飯田橋に新しく建ったビルが若干邪魔なんですが、ここはなんといっても都庁と富士山という東京を代表する二つの風景がすぐ隣に並ぶという象徴的な風景が見られるのです。本当ならこんな昼過ぎに富士山が見えることはまず無いんだけど、今日は天気が良く空気も澄んでるのでうっすらと白い稜線が見えるのが分かります。
地形の関係でここだけ地上に出ている丸ノ内線も上からみたらこんな感じ。
西側ははるか向こうに山があるのが見えます。それにしても関東平野のなんと広いことよ。
こうして上から見ると広い道路の沿道に大きなビルが立ち並び、内側に入ると少し背の低い建物が密集しているのがよく分かります。
窓が下を向いているうえにひとつ上のフロアが突き出していて窓が影になっているために日光との干渉を起こさないのがいい感じです。しかも都庁同様ここも自治体である区役所の建物なのでタダで入れるという。素晴らしいですね。
東大の安田講堂も遠くから見たら意外と埋もれて見える…けどやっぱり理学部1号館とかはそれなりに存在感ありますね。
後楽園〜丸の内方面。東京ドームシティの遊園地ってあの事故以来まだ再開してないんだっけ…?
そして東京スカイツリー方面を。この遠くまで広がる街並みの中に一本だけ高くそびえ立つ感じが1960年代のSF作品で描かれる21世紀の未来都市のような雰囲気で、個人的には結構お気に入りの一枚だったり。ちょっと色調をいじって透明感のある空の青を印象的に出してみました。
そんなわけで一度行ってみたかった文京シビックセンターを攻略して帰ってきて、そういやそろそろ桜の季節かなぁと思ってふと近所の野川に寄ってみたらやっぱり今年は寒いからなのかまだほとんど咲いていませんでした。
でもやっぱり今日は空の青が本当に綺麗。
きっとあと1週間もすればきっと美しい桜のトンネルになっていることでしょう。
つぼみふくらむ桜の花と有明の月。
まるで月の浮かぶ青空を飛んでいるかのように見える鴨。今日は素敵な風景にたくさん出会えた一日でした。
夕飯はツナときのこの和風パスタ。見た目は地味だし舞茸のおかげで黒っぽくなってしまうけど味はかなり美味しくできたので個人的には満足です。あとここに青ねぎぐらいがあれば彩り的には良かったのかもしれないけど。