節分=豆まき=大豆=納豆=水戸=水戸線!

415系1500番台@友部

最近あまりに暇を持て余しているということもあって、今日はふと思い立って水戸線方面に大回り乗車に行くことに。こういう時だけはしっかり6時半に起きられるんだよなぁ…不思議なこった。


さて、まず調布から各停…にしようかと思ったけど今日は敢えて急行に乗ってみる。朝ラッシュ真っ只中の急行に乗るのはかなり久しぶりな気がするけど相変わらず遅い。普段は準特急で実測約9分で着く調布→明大前が28分かかるとかもはやマジキチとしか言いようがない遅さです。ただしそのかわり乗車率だけで見ればかなりぬるいというか下手したらこれ夕方の準特急のほうが混んでるような…w
そんなわけで借りたてのcapsuleのアルバムを聴きながら明大前から井の頭線・山手線の内回りと乗り継いで上野に到着。ここからは常磐線に乗るわけですが急行に乗ったことで予定より早く着いたとはいえ中電がそんなに本数があるはずもないので結局上野で長時間待つ羽目に。


さてさて、その水戸行きのE531系に乗り込みボックスシートを占領して友部を目指します。前に鉄研旅行で水戸→上野は乗ったことがあるんですが、その時は夜で景色も見えなかったので明るい時間に乗ったことがあるのは我孫子かせいぜい取出ぐらいまで。
しかしそこから先の風景ってあれですね。噂には聞いてたけど実際乗ってみるともちろん山は筑波山以外めぼしい山も無く、水田もだけど比較的畑が多いので地面は結構濃い茶色が広がり霞ヶ浦の近くにもなってくると湿地のような場所も多いので確かになんとも荒涼とした風景が広がっているという印象。東北の米どころの風景や西日本のローカル線の風景とは確実に何かが違います。


常磐線の風景
しかしそんな中遠くに見える筑波山はなんとも綺麗。天気が晴れ渡った青空なだけになかなかに爽快感があります。


415系1500番台@友部
さて友部からは415系1500番台に乗り換え。ここらを走っている415系ステンレス車はトイレの前を除いてオールロングシート。もともと常磐線とかを走ってたやつですよねこれ。

友部駅にて
しかし見た目から内装からかなり211系の香りが強いにも関わらず走行音が思いっきり113系と同じMT54サウンド全開なのでかなり違和感があります。これは…w


さてこの水戸線は初乗車。もっと平地をひたすら抜けていくのかと思ったら途中意外と丘のような低い山の間を抜けていくようなところもあったので若干想像とは違ったものの、まぁだからといって特に何があるというわけでもないんですが、ただ震災の影響なのか瓦屋根にビニールシートをかぶせたままになっている家がところどころ目につきました。そっかこのあたりは結構揺れたんだよなぁ…。


水戸線の車窓
しかしガラガラのロングシートというのはなかなか悪くないものです。反対側の窓越しに見る外の風景はまるで動く絵画を見えているようで。


そして小山到着前にはデッドセクションも通過。常磐線E531系は注意深く観察してたにも関わらず全く分からなかったんですが今回は電気も消えるので『おっ』と思いますね。こういう感覚が味わえる場所も最近では少なくなってきただけに。


そのあと小山からは両毛線に乗り換え…ですがそろそろお昼ということで


かき揚げそば@小山駅
ここらで久々の立ち食いそば。味に関しては特筆すべき点は無かったけど、冬場の寒いホームの上で食べるあったかい立ち食いそばというのはなんともほっとするものです。


115系湘南色@小山
で、ここからは両毛線115系1000番台に乗って高崎へ。いよいよ希少種となりつつあるカボチャもこのあたりではまだ第一線で活躍中。地元訛りのじいちゃんばあちゃんがボックスシートでやたら盛り上がったり通学中の高校生がたくさん乗ってたりといい具合にローカル線ムードが漂っててのどかな路線です。


岩舟駅にて
神作品と崇められる秒速5センチメートルの舞台にもなったという岩舟駅。しかしこうして見るとこれほどまでに駅名の由来が分かりやすい駅もそうそう無いですよね。なるほどたしかに岩舟である。


両毛線の車窓(その1)
広大な関東平野でもここは北の縁に位置するので車窓には雪をかぶった山々が見えます。


115系車内にて
ガタンゴトンというジョイント音や懐かしいモーター音を聞きながら広々としたボックスシートで車窓を眺めつつまったりするのはなんとも至福のひととき。


両毛線の車窓(その2)
そういえば遥か遠くには雪をかぶった真っ白の美しい雪山が。ナントカ富士とか言われる山は全国にたくさんあるけど、確かにこういう形をして遠くからでもよく見えてるとそう呼びたくなるのも分かる気がします。


高崎駅と115系
そして高崎駅に到着。前に両毛線に乗った時はこのまま八高線へと乗り継いだんですが、今回は接続があまりに悪く乗ってる間に日が暮れてしまうということもあってそっちには行かずに湘南新宿ラインに直通する特快に乗って新宿まで戻ってきましたとさ。いやー大回りなんて久々にしたけどたまにはこういうのも息抜きになっていいもんですね。




ちなみに今日は節分らしいけど、おでんに入れたいわしちくわを丸かぶりして恵方巻きイベントと節分鰯イベントを両方クリア…なんてことはせずにちゃんと巻き寿司を食べましたとさ。おでんと巻き寿司って組み合わせもなかなか悪くない。

車番・乗車距離

調布〜明大前:京王線・急行/新宿、8255
明大前〜渋谷:京王井の頭線・各停/渋谷、1033
渋谷〜上野:山手線/内回り、モハE231-506
上野〜友部:常磐線・快速/水戸、モハE530-6
友部〜小山:水戸線・普通/小山、モハ414-1505
小山〜高崎:両毛線・普通/高崎、モハ115-1081
高崎〜新宿:高崎線湘南新宿ライン・特別快速/小田原、モハE230-3556
新宿〜調布:京王線準特急京王八王子、****


●乗車距離(1日):399.1km