将来は 計画できない 都市計画

倒木

今日は2限の都市交通論からスタート。終わったあと二食に行ったらなぜか鉄研の後輩2人に遭遇したので久々一緒に昼食を食べつつダベる。聞くところによると後期教養の相関社会科学というところはどうにも殺伐としたところらしい…w


そのあと3限は空きコマ作るのもアレだしなぁ…と思った結果後期教養の科学史概論Iに行ってみることに。時間帯的に果てしなく眠かったけど内容的にはわりと面白かったから取ってみようかなぁ。


…で、そのあとの4限が都市工学数理の初回授業。ここで恐ろしいことが告げられる。


今回は1回目ということで授業の本編には入らずガイダンスだけだったんですが、そのあとその先生が毎年しているという都市工学科の就職の話ががが。
普通は東大(に限らずたいていの大学でそうだと思うけど)の理系、特に工学部というのは学部と大学院でセットみたいにして考えられてることが多くて、就職にしてももちろん修士は当たり前…というか企業とかからも修士ぐらいは出てないと相手にされないわけでして、逆に院には当然行くけどそこから教授とかからの推薦ですんなり進路を決めるパターンが一般的なわけですが、どうもうちの学科は必ずしもそうではないようで、院に行く人のほうが比率的にはまだ多いとはいってもそのまま建築家一直線な建築学科とかとは異なり都市工学という学問のマイナーさゆえに院に行ったところで就職に関してはあまりメリットが無い(というか一般企業に勤めるつもりならむしろ行かないほうが有利)らしく、あとは公務員や官僚として毎日夜中の3〜4時まで際限なく働くか(それでも日本の省庁の体質上事務次官クラスには都市工出身では絶対になれずせいぜい局長のポストが8年に一度回ってくる程度)思い切って政治家を目指すか、あるいは建築コンサルタント地方自治体で都市計画に携わるか、といった感じだそうで。6〜7人に1人程度は研究者として大学に留まる人もいるものの助教になったところでその数年以内に居場所が見つかる保証は無く学者としての進路があるかどうかはほぼ運次第だから正直おすすめはできないとかなんとか。とはいっても法学部や文学部をはじめとする文系学部と違って授業は多いし演習は忙しいしで学業と就活を両立するのはほぼ不可能に見えるんだよなぁ…。まぁ自分の場合は上司とかならまだしも部下には絶対にしたくない人物ランキング上位に食い込む程度には頑固で、たとえ偉い人に言われようが自分が納得できるまでは意地でも動かないタイプの人間なので体育会系みたいな縦社会が厳しいところにはまず溶け込めない(入ったとしても確実に干される)だろうしそういうところに早々と就職しようという気は全くないのだけれども。まぁなんだかんだで今までも周りに流されず一人で自分の意志を貫いて行動してる時が一番うまくいってる(もちろんそれを支えてくれる人は必要だとしても)気がするので性格的にはベンチャーの起業家とかには向いてるのかもしれないけどいかんせんそこまでのいわゆる『意識の高い』学生ではないのですヽ(´ー`)ノ
そんなこんなでなんとも耳の痛い(そして胃も痛い)ような生々しい話をいきなり聞かされたもんだから都市計画TLが早速鬱な空気に包まれてたわけですが、就活とか仕事の話を聞くたびに思うのはやっぱり今こそが人生を謳歌するべき時期であってこれから先はどう転んでもかなりの確率でつまらない人生に突入していくんでしょうね…うぬぬ。


倒木
11号館裏のフサカ池の前で見つけた倒木とこのどんよりとした空がまさに今の気持ちを的確に表現してくれてますね…。。



ミックスフルーツタルト
そんなわけで今日はおかげさまでどうにもこうにも萎えぽよ気分だったのでこれで無理矢理テンションを上げにかかる。最近神戸屋のヘビーユーザーになりつつある…w
そしてこのミックスフルーツタルトパワーでようやくSnow Whiteの編曲が完成。とはいっても学科の課題やらプラネの仕事やら次の曲の編曲やらやるべきことはまだまだ山積みである…。