はじめての本郷生活

さて、今日から冬学期がスタート。
今学期はなんと月水が駒場、木金が本郷ということで交通費が普段の倍どころでは済まないなんともお財布に優しくないカリキュラム。これは正直無いわ…('A`)


まぁ何はともあれ初日の今日は木曜日。
いつだったか昔東京観光したついでに初めて東大なるものを見に行った時、あぁ世の東大生はここに毎日通って授業を受けてるのかなぁと思った記憶がある。まさかその自分が将来ここに通うことになるなんて思いもしなかったんだけれども。というわけで初めての本郷での授業。行きがけは新宿から丸ノ内線四ツ谷南北線で東大前という経路で。工学部なら東大前のほうが本郷三丁目と比べて圧倒的に近いです。
午前中は算法通論なる科目の授業。計算とかさせられるのかと思ったけど普通に概論的な感じで計算的なのではなさそうで一安心。建築学科に行った同クラの友達にも久しぶりに会えて嬉しかった。
そして昼食。本郷での初授業というからにはやはりここはアレを食べなきゃダメでしょう、というわけで中央食堂の名物赤門ラーメンを。自分としたことが写真を撮るのを忘れてしまったわけですが、麻婆あん的なのがかかっている汁無しラーメンといった感じでしょうか。味もほどよくピリ辛でなかなか美味しかったし大盛りにしたら1.5倍のはずなのにどう考えてもこれ駒場より量多いような…?


で、午後からは学科の演習。正しくは都市工学設計製図。
今回から3週間ほどは心地よい都市空間と題していろいろやるみたいですが、昨日頑張って描いたスケッチとかを互いに見せて発表し合い、そういうのも参考にしながら今度は本郷キャンパス内でのどこを題材にするかを考える。この科目かなりしんどいと聞いていたので物理実験的なものを想像していたんですが、たしかに作業量こそ多いもののどちらかというとゼミ的なノリで、適宜説明をはさみつつみんなでわいわい作業したり適宜現地を見に行ってみたりといった具合でなんともゆるい空気。小学校時代の総合的な学習とやらを思い出したけどホントにやってること自体は小学校時代にやるようなことをもっと本格的にした感じでした。でも製図なんてちゃんと出来るのかなぁ…。。


合格通り
『合格通り』という名の通り東大入試の合格発表が行われるこの通り。自分にとっては2年連続で自分の受験番号が無かったという不合格通りみたいなもんですが、こうして見ると雰囲気は良いよね。


理学部1号館にて(その1)
理学部1号館の吹き抜け。ビルの合間から空が見える。


理学部1号館にて(その2)
しかしこれだけ見てるとまさか奥のベンチとか雨の日には思いっきり降り込む構造になってるとは普通思わないよなぁ…w


夕刻の安田講堂
夕日に照らされた安田講堂。後ろの月がなんともいい味を出してます。


そんなわけで演習を終えて帰宅。通学に時間はかかるけど京王線準特急に新宿から座って帰れるし、思ったほど苦にはならないですねこれ。てかまぁ浪人時代に苦楽園口から緑地公園まではるばる通ってたことを考えれば正直そんなに大したことはない。そんな感じの本郷初日でした。


そういえばあまりに近すぎて入ったことの無かった近所の神戸屋キッチンがこの時間になるとテイクアウト商品50%引きで売ってるんだけど、今更になってやっとその利用価値の高さに気づいた。ちょっとこの時間に外出るだけで100円台で美味しい食パン買えるんだもんなぁ…同じ物をどれだけ安いお金で買えるかというのも大事だけど、同じお金でどれだけ良いものが買えるかという発想に変えるだけで人生はぐっと豊かになる気がするのです。しかしどこのスーパーよりセブンのほうが野菜が安いってのはいったいどういうことなの…