今夜星を見に行こう

LaVoceとかぶっちゃったけどこっちは今年で終わりだからということで、今日から楽しい天文部の夏合宿！
というわけで９時に駒場キャンパスに集合…のはずだったんですが、60人のバス１台しかチャーターしてないのに参加者が80人近くいてバスに乗り切れないということで、我々22男子たちは部長からの要請で長野まで寂しく高速バスで移動する羽目に。。

というわけで新宿駅西口のバスターミナルから10:50発の高速バスに乗車。
しかし山手通りをはじめとして地道がどこもどん詰まりで高速に入るまでに１時間…。トラックに貼ってある適合車シールがいつ見ても連合軍にしか見えない。
関越道に入ってからはようやくまともに進み始めたけど既にだれ気味モード。しばらくすると事故渋滞で進まなくなったけどいつもの貸切バスとは違ってあくまでこれは乗り合いのバスなので合宿のテンションで楽しく騒いだりもできないし、外は別に大して見るものもないしで本気でやることないのでひたすら寝る。
藤岡からは上信越道に入り、ここからはようやく少し風景に変化が。昨日後輩が言ってた生ラムネなるものを初めて食べてみたけどこれはなんとも新食感…！

さらにしばらく走ったところでようやく横川SAに到着。

この時点で既に40分遅れなんですがここで20分ほどの休憩。もちろん横川といえばやることは言うまでもなく峠の釜めし一択！

まぁバスの中で食べてちゃありがたみも半減だけどそれでも相変わらず美味しかったです。食べ終わったあとの器の処理に困るのも相変わらず。ｗ

で、結局出発から４時間が経ち、45分遅れでようやく長野駅に到着。
まぁなんというか今まで鉄道旅行ばかりしてきたから高速バスでの旅行も食わず嫌いせずに一度やってみないとなぁと思ってたんだけれども、狭いし景色もいまいちだしやることないしで正直安い以外にメリット皆無ですね。。LaVoceの後輩がTwitterにうｐしてる海の写真やら楽しそうな報告やらがどれほど羨ましかったことか…やっぱり高速バスの旅はもうええわ('A`)

さて、長野駅までは合宿地の人がマイクロバスで迎えにきてくれることになっていたので、ここからはようやく貸切のバスで宿を目指します。やっと合宿が始まった…！

今回の合宿地は長野県の長野市から大町市〜白馬村へ向かうあたりのちょうど中間あたりにある小川村という小さな村で、いわゆるオリンピックロードの途中から分かれる山道をひたすら登っていったところにある標高1000mほどの場所にある『星と緑のロマン館』。貸切バス組から遅れること約30分ほどしてようやく目的地に到着です。

荷物を置いた後しばらく散策していると、なんとも美しい夕日が。

思わず見とれてしまうような美しいグラデーションと夕雲、そして夕日。

手前に広がる山々の向こうにそびえ立つ北アルプスに沈みゆく夕日。

遠き山に日は落ちて。

黄金色に照らされた雲と、その遥か遥か向こうの宇宙からその姿を見せる月。こういう風景は本当に好きです。

さて今日は初日ということで夕食は恒例のお弁当。前回の合宿ではいろんな種類があってアレだったけど今回は全員塩から揚弁当。

今回の夏合宿では我々ソフトメンバーにはプラネタリウムのソフト声優のセレクのために23のみんなに台詞やナレーションを読み上げてもらってそれを録音するという大変なお仕事がありまして、とりあえず空き時間を利用して片っ端から部屋を回って仕事をしまくってました。そのあと夜になると星が広がる…とはいっても今回はまだ月が空にのさばっていて、それが沈んだ後もやや薄曇りになりがちのお天気だったのでとりあえず仕事をさっさと終わらせたいという一心でさらにあちこちの部屋を回りまくる。おかげさまでもう今日だけで全体の1/3以上終わってちょっと一安心。
途中からはちゃんと観測にも出たし星も見えたけど、全天がスッキリ晴れてたわけでもないので今晩は星空は見るだけにして写真は撮りませんでした。明日以降に期待するとしましょうか。
ちなみにしばらく観測してるといよいよ曇ってきたので、そのあとは集会所に戻ってジェンガやらカードゲームやらしてたわけですが、早朝に就寝して昼前に起きる天文部合宿独特のスタイルが普段の自分の生活リズムに合いすぎてて素晴らしい…ｗ

そんなわけで夏合宿１日目の夜は更け、そして明けていったのでした。