天体日和

駒場16号館より新宿方面を望む

今朝はテレビで久々に緊急地震速報を聞いたわけですが見事なまでにハズレでした。そんなこともあるさ。しかしそんな中Twitterだけは見事に落ちててなんともまぁ。。


で、今日は3限から。ここ数日なかなか澄んだ青空が広がっていて、わた飴のような白い雲のぽっかり浮かぶ青空を見上げながら自転車を走らせるこの清涼感は素晴らしいものがあります。暑いけど。
そして3限の英IIは必須じゃないけど出したら加点扱いのOptional Essayを書くために1時間半用意してくれたのでWordのあまりのクソさに辟易しながらエッセイ書いてました。久しく英文書いてなかったおかげで1時間で650語しか書けないとか文章力鈍りすぎやわ…。しかしまぁたまにWindowsを使うたびにMacユーザーでよかったとつくづく思う次第ですねヽ(´ー`)ノ
そしたら4限の授業はどうもこの間の回で終わりだったっぽいのでJK棟でふたたびエッセイの続きを書き完成させる。なんだかんだでアウトプットなら得意。そして5限はフラ語。入った瞬間教室がやたら涼しいと思ったら先生がこの間教えてあげた試運転モードをバリバリに使いこなしてました。


さて、そのあと放課後は天文部の部室へ。ご存知の通り駒場祭ではでっかいプラネタリウムを作るわけですが、それを作るにあたって細分化されてる班のうち自分がやってるのは『ソフト』というプラネタリウムのお話やら何やらを考える役とそして『音響』。というわけで去年音響をやっていた先輩から音響の引き継ぎを受ける。とはいえ今年の音響は2人とも音楽系サークルでミキサーやらスピーカーやらいじりたおしてる人間なのでそのへんは強いですね。


TASCAM MIDISTUDIO 688
ところでこの部室になぜかTASCAMのMIDISTUDIO 688というやたら立派なマルチトラックレコーダーが眠ってた件。後で調べてみたら20年少々前に発売された当初は定価35万円(!)して、MTRファン垂涎の往年の名機だとかなんとか…なぜこんなシロモノが天文部に…(((( ;゚Д゚)))


さて話は少し戻り、引き継ぎ後はソフトメンバーでプラネのストーリーをどういうものにするかなどの打ち合わせをして、それが終わってから自分は本来ならさっさと帰る予定だったんですが、16号館の望遠鏡ツアーを今年もやっててそれに行きたいというメンバーがいたので自分もその場の流れで一緒に行くことに。


16号館というと教養学部基礎科学科をはじめとして研究室がいろいろ入っている建物で、敷地の北側にあり高さもそれなりにあるのでそこの屋上からの眺めはなかなかのもの。


駒場16号館より新宿方面を望む(その1)
遥か向こうに新宿の高層ビルの夜景が見えるのはなかなかに素敵。


駒場16号館より新宿方面を望む(その2)
ちょっとだけズーム。


先に望遠鏡のある天文台に入ってた人たちは月やらいろいろ見てたみたいで、自分も遅れて入ってみたら土星が輪っかも含めてくっきり見えました。やはりこれは何度見ても良い。


夜空の天窓
リング状星雲を狙って望遠鏡を動かす人々を横目に自分は他の人とダベりつつまったりしてたんですが、東は東で彼方に東京タワーが見えたりしてなかなかに綺麗。


駒場16号館より新宿方面を回折格子越しに望む
ところで今日はちょうど回折格子という面白いものを持ってたのでそれを使って夜景を見てみるとこんな感じ。シートの大きさ的な都合でトリミング済み。屈折の都合でスペクトルごとに分解されるんですがRGBに分解されて見える感じ。


回折格子で月を見る
さて光を発するといえば月。ということで回折格子が再び登場するわけですが、月の光というのはあくまえで太陽の反射光
なので全ての光がまんべんなく含まれてて、もちろんスペクトルもきれいに分布していていい感じ。


月
そして最後はせっかくだから自前のレンズの望遠で撮った月の写真を。満月一歩手前のこの時期のほうが陰影のつき方が立体的に見えるので逆に素敵だなーと思ったりもします。


そんなわけでやってること自体は去年とほとんど同じだったんですが、結局21時過ぎに離脱するまでいろいろ写真を撮ったりして楽しんでました。去年よりも空気が澄んでてきれいなのはよかったですね。


…さて問題は明日までにイタリア歌曲を暗譜しないといけないわけですが…。