地震・雷・火事・ライブ

UNION箱ライブにて

今日は昼から火2の『災害と情報』のゼミの見学会ということで墨田区にある本所防災館に行ってきました。消防署の隣に作られてるこの施設は防災に関するいろんな体験ができるというなかなか興味深い施設だそうで。そんなわけで電車を乗り継ぎ錦糸町からさらに15分ほど歩いて会場に到着。


ここでまずは軽く説明を受けた後に階段で4階まで上がって首都直下型大地震を描いた20分ほどの映画を鑑賞。それにしても内装がやたら90年代ぐらいの近未来チックな感じなのが面白い…w
しかしまぁこういう役所が作ったビデオってのは得てして伝えたいことがあまりに露骨に出過ぎていてひたすら安っぽくて突っ込みどころ満載なことが多いんですがこの防災シアターはひと味もふた味も違った。設備的にも小規模な映画館に劣らないしCG映像もやたらリアルに作り込まれてて、下手したらそんじょそこらの首都壊滅系テレビドラマよりよっぽどクオリティ高いんじゃないかというレベルでした。こりゃすげぇ。しかも座席が微妙に振動する…w


で、続いて向かったのは都市型水害の体験コーナー。とはいっても別に水浸しになるわけではなく、ゲリラ豪雨とか川の洪水とかで水が流れ込んできた時に、わずか数十センチ水がたまっただけでこれだけドアが開けにくくなるのかという体験ができました。


都市型洪水体験(その1)
水深10〜40cmを想定してどれぐらいドアが開けにくいかを体験することができて、これが意外なほど重い。男性が30cm、女性は20cmぐらいが目安らしくて40cmを開けることができたのは超大柄の外国人しか見たことが無いとここに長年務める係の人が言っていたんですが、自分も30cmまでは軽く開けられたけど40cmはなんとか開けかけたところで時間切れになってしまいました。残念。


都市型洪水体験(その2)
そして車に乗ってて冠水したパターンも。こっちは10cmでも既にかなり重いです。


そのあとは今度は地震体験コーナー。


地震体験装置
部屋のセットごと持ち上がって揺れます。起震車と原理自体は同じなんですが、起震車は横と上下の2方向にしか揺れないのに対してこっちは縦横と上下の全方向に可動なのでかなり複雑な揺れも再現できるとのこと。
今回は人工的な震度7の非常に大きな揺れと、阪神淡路大震災の時の地震計のデータから再現した震度7の揺れの2種類を実際に体験してみたんですが阪神淡路大震災のほうが揺れが複雑で突然ドンと揺れたりしてなかなかスリルがありました。やはりなんだかんだでこの間の東日本大震災以来だいぶ地震に対して耐性がついてしまった感はありますが…。


消火体験
そして別館に移動して今度は実際の消火器(ただし中身は水)を使った消火体験。5人で力を合わせて出火元に消火器の中身をかければセンサーに連動して画面の火が消えるという仕組み。


暴風雨体験
最後は風速30m/sの暴風雨が体験できるコーナー。びしょぬれになりますがカッパを貸してくれるので自分の服とかが濡れる心配はほぼナシ。


本所防災館
そんなわけでどれをとってもなかなかお金をかけまくった感のある良い施設でした。これが無料でいろいろ体験できるとかなかなかのもの。


それから急いで渋谷へ向かってさらに徒歩で駒場へ行き、17時までCollins練習のあと学館で印刷とかなんとかをしてから強烈に甘いものが欲しくなったのでマクドでシェイクとチキンを補給し、それから池尻のROCKER ROOMというライブハウスで(てかドラムレスのアコースティック用のライブハウスなのに名前がROCKER ROOMとは面白い…w)
そこでいつしかの10UNIONが主催をしている各大学アカペラサークルの合同箱ライブを見学。ほぼ全員2年目ってことで平和な感じだと思いきやとても2年とは思えない実力や安定感を備えたバンドが出てきて驚きました。これが…2年目…!?


そんなこんなでなかなかいい刺激になりました。しかし火事と震度7と風速30mの暴風雨と都市型洪水を一気に体験したあとに急いで練習行ってライブ聴きに行くってのはさすがに体力的にきついな…(^ω^;)いやまぁ楽しかったんだけど。ちょっと今日は歩きすぎたかな…?


ラーメン@侍
アカペラ関係無いけど久々に来た侍のラーメン。
明日は朝早いので今日は早めに寝ることにします。