とある科学の超磁石砲

ガウス加速器

今日は月曜日。まだ履修の計画を立てている途中なんですが、2限に面白そうな科目がいくつかあって、音楽論に行こうか惑星地球科学で点を稼ごうかが結構悩ましいところではあるのですがどちらに行こう…?まぁとりあえず8時半に起きて2限に行ってみよう。


…と思ってちゃんと睡眠時間も計算した上で寝た、わけですが。
6時半ぐらいに余震が来て中途半端な時間に起こされ、もちろん眠いので二度寝した結果8時半に起きられず気がついたら11時…\(^o^)/
どうせ午後暇なことを考えると今学期もぶっちゃけ月曜午前空けてもいいような気がえすが、してきたwww


さて、授業もそうだけど自分にはやらねばならない仕事があるわけでして、それがパンフの発注。
いろいろな手段を考えた結果なんだかんだで神保町にある印刷会社に直接出向いて支払いの手続きをしたほうが良いという結論に落ち着いたので、都営新宿線直通の急行に乗って神保町へ。地震以降の節電ダイヤでは日中の急行は相模原線内と都営新宿線内では各駅停車になり、しかも運用そのものが変わってるおかげでもともと10両編成しか来ないはずの昼間の急行に8連の都営車が入りまくってるという状態になってて今日乗った車両もまさにそれでした。いやまぁ都営のチョッパ車が急行とか入ってるとそれはそれで萌えるのでいいんだけどホームで待ってたらなんか短いのが来てホーム端には止まらなかったという事態が発生するのはちと面倒だったりしなくもない。


で、神保町に到着してからは印刷会社に行ってお支払い。ここでならクレジットも使えるので立て替えるお金が無くて困るということもないし、振り込みとかにするとなんだかんだでいちいちややこしいのでこっちのほうが楽でよろしいです。


そしてせっかく神保町に来たからにはやはりこの街のB級グルメを開拓していくほかないでしょう(・∀・)


とんかつ定食
というわけでやってきたのは『とんかつ いもや』というとんかつ屋さん。メインのメニューはとんかつとひれかつの2種類だけという潔さ。
写真はとんかつ定食750円。揚げたてサクサクでお肉もジューシー、750円とは思えないほどボリューミーで美味しいとんかつ。もちろんゆっくり食べていられるような雰囲気のお店ではないけど、ランチとして楽しむにはなかなかのクオリティでした。


そのあとは急いで駒場に向かって、取るかどうかは微妙だけどせっかくなので4限の『環境・エネルギー問題解決へのビジョン』なる主題科目の講義に出てみて、さらに5限は『心を動かす表現法』というまたしても主題科目。
この科目を開講しているのがあのドラマ『ガリレオ』の実験の監修を手がけ、『世界一受けたい授業』とかにも何度も出演している滝川洋二先生。ガリレオ工房というNPO法人で科学の楽しさを伝える活動をしていて、米村でんじろう氏がやってるような科学マジックはまさにこういうところから派生したものだそうで。
その滝川先生がこの間の地震の後の原発問題のおかげで今科学の面白さを伝えようなんて言ってられる状況じゃなくなってこれからの人生の方向性自体を考え直さないといけないかもしれないとか言って死んだ魚のような目をして現れた時にはさすがに本気で心配になりましたが、授業を進めている間に少しずついつもの感じを取り戻してきて少し安心しました。。
この授業ではいくつかちょっとした実演も交えながら、実際のパフォーマンスも含めて自分たちも参加しながら考えていくゼミ形式で、今回実演があったのはネオジウム磁石と鉄球の組み合わせによるガウス加速、光を集めてニトロセルロース濾紙を燃やす実験、そして共振の音波によってものを動かす実験。
ガウス加速というものは自分は初めて知ったんですが、原理自体は実に簡単なのに実際に目で見てみるとこれが感動もの。磁石の力だけで鉄球があれだけのスピードで飛び出すとか凄いわこれ。。
で、音波でものを動かす実験では発泡スチロールか何かの小さな粒を不安定な場所に一生懸命置こうとしてる最中になんか震度3〜4ぐらいの大きな余震がきた…w
いやもう今日はやたら余震が多かったけど、震災から1ヶ月を記念して盛大にぶっ放すとかやめてくださいよThe Earth…(´・ω・`)
↑ちなみに実験は残念ながらうまくいきませんでした。
そしてどうでもいいけど、自己紹介とここに興味を持った理由を一人ずつ言っていった後でなんとうちの父親の存在を知っている人が同じ授業を受けていることが発覚して盛大に吹いたwww本持ってるとか何故wwwww


さらに5限後にもサイエンス系のCASTというサークルが新歓のためのサイエンスカフェを開くから来てくれとのことだったので、天文部の部会が始まる前に少しだけ行ってみました。生協食堂の3階に上がったの初めてだわ…。


そのあとは天文部の新歓部会。サークルオリに来てくれた人数も例年より明らかに多かった天文部ですが、新歓部会もなかなかの人数でした。実際自分も新歓に関しては相当頑張ってて、涙ぐましい努力やポジティブキャンペーンのおかげで(かどうかは知らないけど)下クラのたくさんの子がLaVoceや天文部の新歓に来てくれて、特に数少ない下クラ女子が2人もLaVoceに(さらにそのうち1人は天文部にも)興味を示してくれたのは嬉しかった。いやー我ながらこれは結構ファインプレーだと思う(^ω^)
そして部会が終わった後は駒下のレストランでアフターとしてのお食事会も。これだけ人数がいたら我々はいったいいくら払う羽目になるのだろう…と思ってたらどうやら新入生に奢る分は新歓関連費用で部の予算から出るみたいだったのでちょっと助かりました。よかったよかった。
とりあえず今日お食事会に来てくれた新入生の大半には一通り絡んだけど、北海道や東北・北陸がほとんどいなかったのはちょっと意外。まぁ経験上北陸出身は東大にはそれなりにいるけど東北出身って案外見ないよなぁ…。なぜなんだろう。。


それにしても最近天文部の空気がやたら居心地良く感じられるのは、あのコミュニティは純粋に趣味を共有しようとする集団であって競争社会特有の一切の殺伐とした利害関係が存在しないからだと気づいた。互いにリスペクトし合える関係が理想だけどやはり常にライバル関係が存在する集団だと実際にはなかなか難しいんだよねこれが。
尤もそういう切磋琢磨する関係こそが人間の成長を促すという考え方もあるのだけれども…ただなんだかんだで中高時代に入り浸ってた鉄研が前者のような同族集団の塊だったことを考えれば、やはり自分にはそっちの空間のほうが向いてるのかもしれないなぁ、とふと思った次第。


ところで全然関係無いけど天文部の他己紹介リア充とか書いたの誰よwww