ターニングポイント

スーパームーン

今日は午後からフレンテ西宮まで服を買いに行ったり、そのあとJRの西宮駅みどりの窓口へ行ってもともと乗る予定だった今日の夜のながらの指定券を放流してきたり。まぁ手数料で320円も取られるからわざわざ行ったところで200円も返ってこないんだけど、それで一人でも多くの人が乗れるわけだし一応流しといたほうがいいよね、やっぱり。
そして春ライブのフライヤーのデザインがだいぶ仕上がってきたのでぼちぼち発注に出したいなぁと思いつつ、ライブの正確な開演時刻とかがよく分からなかったり地震や停電云々での大学の対応が二転三転してるおかげでライブ自体がそもそもちゃんと開催できるのかすらまだ断言できないのでまだ二の足を踏んでる状況だったりしなくもない。しかしもうそろそろ出さないと時期が時期だしなぁ…。


ところで、『動物化するポストモダン』の著者である東浩紀氏がニューヨークタイムズ紙に寄稿した文章が非常に気になった。
http://blog.livedoor.jp/magnolia1977/archives/52018307.html
↑ここのサイトでその文章の日本語訳が公開されているんだけど、確かにこの地震の前と後で日本人自体の『キャラ』がだいぶ変わった印象を受けるし、なんといっても日本人というものに対する彼ら自身の評価が大きく変わったのは間違いないんじゃないかなぁ、と。実際、20年間にわたって先の見えない停滞ムードが続いて日本という国自体に頭打ち感が出てきて、GDPは中国に抜かれいよいよ人口まで減り始めた…といった沈んだ空気に包まれていた時に今回の地震が追い討ちをかけてきた格好になったのだけれども、でも実は今回の大災害は日本を立ち直らせるきっかけにもなり得るのではないかなぁ、という気さえする。
別に恐ろしい自然災害を喜ぶ気は全く無いし災害は起こらないに越したことはないけど、このような災害が起こってしまった以上はそれを糧にしていくべきだろうし、転んでもただでは起きない精神が重要なのではないかな、と。
最近はあまりに平和ボケしすぎて忘れがちだったけど、日本人という民族の一番の長所のひとつが『立ち直りが早い』ことのような気がする。実際あれだけ完膚なきまでに打ちのめされた第二次世界大戦が終わってからわずか数十年の間に復興どころか爆発的成長を遂げたというような実績があるわけで、今回の地震で多くのものが失われた今こそ、ここを新たなスタート地点にして日本復活の狼煙を上げるための大きなターニングポイントなのではないかと思うのである。


そういえば全然関係無いけど、今日の未明は19年ぶりに月が地球に大接近する『スーパームーン』だったそうで、楕円軌道の最も遠いところにいる時よりも大きさにして14%大きく、明るさではなんと30%も明るいというすごい満月なんだとか。


スーパームーン
そんな話を聞いたから午前2時過ぎに外に出て写真をズームで撮ってみたんですが、なるほどたしかにひときわ明るい月でした。美しや。