音楽とは耳ではなく身体で聴くものである。

実は昨日成績が発表されたというのに完全にそのことについて書くのを忘れてました…。。
まぁとりあえず結果から言えばちゃんと進級はできました。そりゃ進級ぐらい出来て当然やろって話ですが、実際他の大学とかと比較して見てみると東大というところは相当容易く留年してしまう大学であることは間違い無さそうなので、この二文字が持つ意味は大きいのです。
ちなみに細かいところを見ていくと、前ばらしでホラを吹きまくられたハズレフラ語は今回はちゃんと単位は取れましたが、なにしろあんな状況だったので平均点合格には至らず来学期に1学期の分の他クラ決定。まぁフラ語自体には興味はあるので良い教官の授業ならむしろ自分から受け直してもいいぐらいに思っているし、さすがに今となっては1学期にやる内容ぐらいなら単位は十分取れるはずなのでそれほど大きな問題は無さそう。
そして数学はどうしようもないアロハ鬼が不可ったのは今更驚くこともないけど、IAが不可だったのはちと不覚。計算ミスでもしたかなぁ…。まぁ期末をちゃんと解き直せば追試はなんとかなるようにするみたいなことを言ってたから追試で単位は十分狙えるでしょう。多分。
その他は実験が長引いて最後のテストに間に合わなかった欠席扱いのベルカントを除いて一応全部単位はきました。かなり手応えがあった英IIが優じゃなくて良だったのがちと残念だったり情報認知科学で優もらえたりと多少予想外の部分はあったけど、大体平均すれば1学期とほぼ同等か少し上ぐらいかな、と。真面目に取り組んだのが裏目に出た1学期の反省を生かして2学期は不要な授業は切って睡眠時間に回したりして省力化に努めてたんですがそれが正解だったっぽいです。最初の2回しか出てない構造化学でも良だったし、やっぱり大学の授業なんて効率良くやった者勝ちというのを実感しました。


あとライブの話をすれば、日曜ぐらいに出演バンド発表との話だったのに不意をついて今朝メーリスが回ってきたわけですが、結果から言うと2バンドとも残念ながらダメでした。よって冬に引き続いて春も外野決定です\(^o^)/
まぁ敗因としてはやっぱりハモりの精度がまだ十分とは言えないことやリードとコーラスのバランスの問題でしょうかね。音源一本勝負となるとさすがに勝てん…orz
実際に目の前で歌った時に与えるインパクトの大きさを考えればそれでも十分戦える自信はあっただけに、地震のごたごたのおかげで一度も生で披露する機会なく終わってしまったのだけはどうにも不完全燃焼感が否めないんですが、、なにしろ相手はThe Earthなので恨み節をだらだら連発してたところでどうしようもないし潔く諦める他ないでしょうな。
…とはいえ自分のようなアウトプット至上主義人間は発表の場を得られないと致命的なモチベーションの低下につながることもまた自覚しているので、ぜひ近いうちに箱ライブの一つでもやりたいな、とは思ってます。別にサークルライブが全てだなんてことは決してないし、ね。対バン大募集。


そしてようやく今日の出来事の話。
この間祖母の家に物を届けに行った時に音楽会のチケットを貰ったので今日は午後からそれを聴きに西北の兵庫県立芸術文化センターへ行ってきました。何度行ってもなかなかに素敵な建築です。
ここを拠点に活動する兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)の定期演奏会で、今回はいつものようなクラシックとは一線を画する現代の日本の作曲家による作品4つというプログラム。
かの有名なゴジラのテーマに始まる伊福部昭の『SF交響ファンタジー第1番』、ジャズピアニストとして有名な山下洋輔の作品で今回が管弦楽版での初演となる『プレイゾーン組曲』、さらには武満徹の『鳥は星形の庭に降りる』、松下功の『和太鼓協奏曲「飛天遊」』。
SF交響ファンタジーはなかなかにおどろおどろしい迫力を持っていて、残りの3作品はどれも現代音楽っぷり全開でなかなかに難解な曲ばかりだったんですが、プレイゾーン組曲と飛天遊では林英哲による大迫力の和太鼓演奏がオーケストラとコラボするという激アツ展開でした。というかもはや完全に和太鼓無双www
アンコールでは一転して静かめのお囃子太鼓を披露してくれて、これもまたなかなかのもの。
こんなコラボを生で聴いたのは初めてだったんですが、取り立てて和風でもないような曲なのに和太鼓が中央で全て持っていっちゃってる感がハンパなかったというか衝撃的でした。こんなに肉体派の演奏会は初めて…!w
しかしまぁオーケストラなんて久しぶりに生で聴いたけれども、やっぱり音楽というのは生で聴くもんだなぁと再度実感。いくら何万もするヘッドホンを買ったとしても低音がお腹の底に響いてくることはないし、やはり生の音楽が生み出す視覚的効果というのも大きい。自分も少しでも多くの人に『生の』音楽を届けられるようになりたいものです。


そして久々に食べた551の豚まんはやはり旨かった。(^q^)