ひまじん★らいふ
今日は久々に何も予定の入っていない一日。いやまぁ単に予定の入ってない日なら今まで結構あったんですが実際そういう日の大半は試験勉強に費やされていたので本当に気楽に過ごせる日はかなり久しぶり。
さて、なんか思い立ってCollinsメンバーに夕飯食べにくる人を募ってみたものの皆さん忙しいようで誰も来なさそうで、かといって家にずっと引きこもってるのもどうも非生産的というかすごく一日勿体ない気がしたのでついカッとなって家を飛び出して向かった先は多摩動物公園。とはいっても動物園に行きたかったわけではなくお目当ては動物園線の6000系。
特急に乗って高幡不動で降りると１番線にはその6000系の姿が。よかったちゃんと走ってた。
というわけでその6000系に乗って多摩動物公園へ。動物園線は初めて乗ったけど山際の結構な勾配をぐいぐい登っていく単線の路線。何気にこれで京王は全線完乗です。
いよいよ京王6000系最後の１編成になってしまった6722F。もともとはラッシュ時対策用に導入された５ドア車で、しかし結局５ドア車がそれ以上本格的に導入されることはなく残りの５ドア編成は４ドアに改造されていくなかでこの編成だけは５ドア車のまま残り動物園線専用の『TAMA ZOO TRAIN』として隠居生活を送ることになったある意味不遇の異端車。しかし４ドア改造車が早々に廃車にされた一方でその異端車が結局一番最後まで残ったというのもまたなかなか皮肉な話です。
反対側の先頭にはこの間の競馬場線で見たのと同じタイプのヘッドマークが装着されていました。
せっかくなので高幡不動まで行って戻ってきた時の入線シーンの写真も狙ってみる。途中曇っていたのに電車が来る間際になって突然晴れたりしたので、何枚か撮ったのにこの写真以外は露光が死亡でした…orz
種別や行先表示器を変更するための指令器。なるほどこういう行き先が入ってたのか…。
そして再びこの車両に乗って高幡不動に戻ります。もうあと１ヶ月足らずで完全に引退となる6000系に乗るのも…きっとこれが最後になりそうな気がします。
これが『TAMA ZOO TRAIN』として動物園の動物たちのラッピングが施された車両の側面。こうして見ると戸袋窓無しの５ドア車ってやっぱり独特の雰囲気出してるなぁ…。
この編成には平成３年製の車両とかも入ってたりして、7000系の大半よりも新しいどころか8000系の初期車とわずか１年しか変わらない時期に製造されたにも関わらずわずか20年で引退を迎えることになってしまったのも味気ないステンレス車だらけの中に唯一残る鋼製車だったからなのかもしれません。これでいよいよ京王線は銀色の電車オンリーに。
そんなわけでまだ激パにならないうちに6000系の最期を見届けてきたわけですが、調布まで戻った頃にはお腹が減ったので天神通りにある今川焼きの店でひとつ買って食べたら美味しかったりしつつ買い物しながら家まで帰ってきて、今日は他にやることもなかったのでそれなら料理作るぞ！という流れに。
さて、今日の料理は…ビーフシチュー！
今まで作ってきた中でも一二を争うレベルで手のこんだ料理ですが趣味で作ってみるなら悪くない。本当はもしCollinsメンバーの誰かが来られそうならもっと早くから作ってディナーパーティーにしようと思ってたけどまぁいいや。
もちろん市販のビーフシチューのルーは使わず、飴色玉ねぎを作った後に赤ワイン漬けにしてあった牛肉とカットした野菜を炒めてから赤ワインで煮てデミグラスソースとブイヨンと各種調味料を加え、あとはなんとなく敢えてバターソテーしてみたブロッコリーを最後のほうに加えたりといった実験的なこともいろいろしてみたりしつつ、さらにじっくりコトコト煮込んでる間の時間を利用してサラダマカロニを茹でてレタスとツナ缶と合わせてマスタードソースのマカロニサラダを作ってみたり。もちろんこのメニューに合うようにパン屋さんで美味しいパンも買ってきてあったのでこれで立派なディナーの完成！！
いやーここまで来ると完全に自己満足以外の何物でもないけど、これだけ気合いを入れて美味しいものが出来上がった時の喜びってのはなかなかのもんですね。もしかしたらビーフシチューらしいビーフシチューを食べたのはいつぞやの北斗星の食堂車で青函トンネルを通りながらビーフシチューを頂いた時以来かもしれません。
ぶっちゃけビーフシチューとサラダとパンとワインの食材費だけで合わせて1500円以上かかってたりするけど、食べに行ったら1500円どころじゃ済まないだろうしビーフシチューは４人前ぐらい出来たからまだ明日以降もじっくり楽しめそうです。美味しゅうございました。
なんか一日気分がいまいち晴れないなーと思ってる日でも料理を作ってたらそんな気分も吹っ飛んでしまう。素晴らしいことです。
