盆休み真っ盛り。

盂蘭盆会万灯供養にて

世間はもうお盆もそろそろ終わりでいよいよUターンラッシュも始まろうとする頃ですが、昨日ようやく関西に戻ってきた自分にとってはようやくお盆が来たという感じなわけでございまして。


今日の朝は少しゆっくり寝て、実家に戻ってきたというわけで今度母親のピアノの発表会で弾かないといけない曲を練習してみたりいろいろと。しかし普段東京では練習できないから久々に弾くと相当ヤバい…カンパネラ音外してるなんてレベルじゃないやんこれ/(^o^)\


昼からは、手土産の葡萄を家に忘れて来て取りに帰ったり、近くのケーキ屋さんでケーキを買ったりフレンテ西宮で靴やらなんやらを買ったりと寄り道をしつつも夕方前に大阪は阿倍野の伯母宅へ。


猫。
バウリンガルなんか無くても考えてることが手に取るように分かる犬はもちろんのこと、部屋の中では相変わらずぬこが我が物顔で闊歩しておりました。
この猫は洋ネコの血をひいているようで相当もふもふしてるんですが、育ちが良すぎるので通称メタボ。何か他のちゃんとした名前もあったんだけど忘れた。w


さて、仏壇参りもしてケーキも食べたので、数年前のお盆と同じように地下鉄で天王寺のほうまで行き一心寺というお寺へ。


仁王門@一心寺
由緒正しいお寺なんですが、住職が建築家もやっているとかでここの入り口は鉄とコンクリートで作られたなんとも現代的な仁王門。ちゃんと立派な石彫りの仁王像も置かれているんですが、このお寺というイメージに似合わないモダンアートっぷりはなかなか素敵ですね。トラディショナルな世界にも時にはこういう新しい風が必要なんだなぁと思わされます。


そして一心寺を参った後は続けて四天王寺へ。


万灯籠@四天王寺
万灯籠がなんともお盆らしい雰囲気を醸し出します。


六時堂
亀の池の正面にある六時堂。戦火を免れた立派なお堂。


そして、この四天王寺のお盆と言えばなんといってもこれ。
盂蘭盆会万灯供養@四天王寺(その1)
盂蘭盆会万灯供養法要』という名の法要で、1万本ほどにも及ぶ霊名の記されたろうそくに火がともされます。


盂蘭盆会万灯供養@四天王寺(その2)
あたり一面にゆらめくろうそくの火がなんとも幻想的。


盂蘭盆会万灯供養@四天王寺(その3)
そしてお坊さんたちがお経を唱えながらそこを練り歩くんですがまぁそれはいいとして、しかしその後ろからぞろぞろついてくる一般人の数がなんか多すぎて面白かった。何この光景…w


そして四天王寺参りの後は伯母たちと共に天王寺の居酒屋で夕食。
自分は昔からいわゆる『居酒屋メニュー』的なものが好きだったので、こうして伯母やまだ生きていた祖母に居酒屋に連れて行ってもらうのを毎回楽しみにしてたんですが、そんな自分もとうとう二十歳になって、今回初めて『本来の正しい利用法』で居酒屋を満喫しました。なるほどお酒がプラスされると居酒屋というものはより魅力的になるもんですね。


そんなわけで夜まで楽しく過ごし、家に帰った頃にはもうそろそろ日付をまたごうかという時間になっていたんですがようやくお盆らしい一日になったのでした。
ちなみに伯母が運営しているホールで今余っているというのでRODEのNT5なるコンデンサーマイクを貸してもらいました。これは有効に活用できそう(・∀・)!!