珍しく有意義な火曜日

薄暮の駒場60号館にて。

今日は火曜日で、本来ならば4コマ入ってて結構しんどい日…のはずなんですが、なんと2限の力学が休講。
そして3限はというと今まで切りたくて切りたくて仕方なかったけど中途半端に間に挟まってたから仕方なく出て毎週1時間半をドブに捨ててきた小澤師の数学II。こ れ は 切 る し か な い (゚∀゚)


というわけでなななんと今日は4限出勤だったわけですが、それなら家で優雅にまったり過ごせるかといえばとてもじゃないけどそんなことはなくて、英語Iの試験対策もやってなければベルカントの曲も覚えてないしALESSのプレゼンの準備も全然できてないし、さらになんとインフラのレポートが明後日提出だということが発覚したので相変わらずやること大杉。。
しかしどう考えても今日家を出る前に何かひとつは片付けないとヤバいぞと思ったので、9時半過ぎに起きて朝食や家事を済ませた後、11時過ぎから2時間強という時間でとにかく必死になってレポート書いてました。おかげでなんとか家を出る数分前に気合いでそれなりに納得のいくクオリティのものが完成。よっしゃ流石やれば出来る子!!←


そして4限は今回は清野師というネ申の数学IA演習の週だったので実に有意義でした。
いつも空調の効かない(どこもそうだけど)7号館で暑い暑い言いながら授業してるんですが今回はもちろん例の裏技で部屋は快適。そしたら『最近空調の集中管理を外す裏技を発見した学生がいて、一部の学生の間でそれがだんだん広まり始めてるみたいですねー』的な話を始めたんですがなんかものすごく呼ばれた気がした。てかもうそんなに広まってるんすかwwそりゃまぁTwitterとかで【駒場生必見】とか書いてツイートしてたらすぐ広まりそうなもんだけど。
まぁでもやっぱり教官の皆さんもあのどうしようもない空調には辟易としていた方が多いようで、フラ語の松浦師にも裏技を教えてあげたら素晴らしいを連発してました。そりゃまぁ聞いてる方も暑いんだから教えるほうはもっと暑いですわな。。まぁでもこれで今後はいつでも快適(・∀・)


さて、そんな感じで4・5限と受けたわけですが、10時前に起きたのにレポート書くのに追われてて昼食なんて何一つ口にしてないとなると当然お腹も相当減るわけですよ。
というわけで、この間誰かから美味しいらしいという噂を聞いた『千里眼」というラーメン屋に行ってみました。なんでも『美味しい二郎』だそうで、所謂二郎インスパイア系だけど本家二郎より美味しいらしく、しかもまだオープンしてわりと日が浅いから立地の悪さもあって行列も無いとか。こりゃ昼抜きですっからかんのお腹を満たすにはおあつらえ向きですな。


というわけで裏門から山手通りを西へ、すぐに左折してリサーチキャンパス(駒場IIキャンパス)のほうに向かっててくてくと10分ほど歩いて行くとおぉ確かにあった。なるほどこりゃどの駅からも遠いわ。。
さて中に入って食券を買って出来上がるのを待つ。無料トッピングは定番のヤサイマシ、ニンニク、アブラ、カラメの他に『辛揚げ』なる謎のブツを発見。てことで『ニンニク入れますか?』という質問には当然『ニンニク、辛揚げで』と答えてみる。


ラーメン(ニンニク+辛揚げ)@千里眼
そしてこれが出てきたラーメン。
麺は自家製ではなく浅草開化楼製の極太ちぢれ麺。さすがにかなりしっかりした麺で、量も300gなので食べ応えは抜群。
スープは二郎によくある透き通ったスープではなく乳化系のスープ。ややとろみがかかっていていい感じ。
野菜はもやしとキャベツの混合なんですが、これが非常にしゃきしゃきした歯ごたえがあってGood。
そしてブタは…入ってる量はそれほどでもないんですが、今まで何軒か回った二郎系の中ではピカイチ。使う部位と火の通り加減のおかげか柔らかくとろとろした口どけでこれは素晴らしい。
ちなみに気になる『辛揚げ』は…天かすに一味唐辛子をまぶしたものでした。すぐにふやけてしまうのが難点ですが、結構いいアクセントになってくれてて面白いキャラ。そして意外と辛い。
そんなわけで、なるほどこれは美味しい!というのが正直な感想。この1杯、このクオリティと量で680円はコストパフォーマンス最高ですね。駒場キャンパスからでさえ一足遠かった気がしなくもないけど、たまに猛烈にお腹が空いた時には行きたい店かも。ちなみに月曜定休。


さて、それから家に帰るわけですが、せっかくここまで来たならリサーチキャンパスなるものがどんなとこなのか行ってみたいという好奇心に駆られるわけでして、ついでに足を伸ばして行ってみました。
まぁ教養学部の学生が大量に集結しててサークルとかも大集合な駒場Iキャンパスとはえらい違いでとにかく静か。どちらかというと本郷キャンパスの工学部エリアにも通じるような雰囲気があって、古そうな建物もあればコンクリート打ちっ放しのデザインの新しくてきれいな研究棟までいろいろあって結構面白い空間。
ところでこの間天文部の知り合いに『駒IIの60号館がすごい』という話を聞いたのでそこにも行ってきました。


…何がすごいのかって?いやね、すごいんですよとにかく。。


もともとは風洞実験などの研究室が入っていた建物らしいんですが、生産技術研究所の創立60周年記念行事で大規模に改修されて生まれ変わることになったらしく、2年ほど前に中の研究機材とかを全て取っ払って今は工事待ちで完全に廃墟になってる状態。


駒場60号館(その1)


これが相当古いうえにツタがずいぶん絡み付いた適度なもじゃ物件で、窓ガラスも所々割れてるときたもんです。
こんな建物が生い茂る木々や草に囲まれた場所にたたずんでいるわけで、そこに薄暮の時間帯に立ち寄るなんてもはや肝試し以外の何物でもない…(((( ;゚Д゚)))


駒場60号館(その2)


いやなんというかもう、、本気で鳥肌が立ちました。今にも何か出てきそうというか。。少なくとも外で眺めてる分では廃墟病院を再利用したとかいう富士急ハイランドの名物お化け屋敷よりも数十倍は恐ろしいですよこれは。もはやこの雰囲気だと『この建物は戦時中に何やら怪しい技術の人体実験とかに使われて…』みたいな変な都市伝説が流れてもおかしくないぐらい。まぁ生産技術研究所が60周年という時点でそういうことは絶対にあり得ないんだけども…w


そんなわけで、廃墟とかそういう類が好きな人は一度見に行っても面白いかもしれません(!?)。




さて、ところで明日はベルカントゼミのイタリア歌曲のテスト…しかし全然『Ombra mai fu』の暗譜が出来ない\(^o^)/
やっぱりアレですね、他の楽器と違って歌詞(しかもイタリア語!)がある分情報量が多いし、ピアノと違って手を動かして覚えるってのが出来ないからなんでしょうか。。自分にとって歌の一番難しい部分は実は『歌詞を覚える』ということだったり。あーしかし大丈夫なんかいな。。