広義のリア充

平井川にて

最近『広義のリア充』という言葉を周りに広めようと頑張ってます。いや別に頑張ってるわけでもないか。単に使ってるだけだし。
まぁリア充なんて言うと大学で言うところのテニサー(笑)の連中みたいなのとか街中で手をつないで歩いてるカップルとかそういう人々を指すことが多いわけですが、これを『狭義のリア充』と定義します。『リア充爆発しろ』のリア充は大抵の場合こっちを指します。
しかし『リア充』という言葉自体はもともと『リアルが充実している』状態を略したものなわけで、たとえ文化系サークルだろうが彼女や彼氏がいなかろうが現実での生活が充実してれば文字通りの『リア充』。これを『広義のリア充』と定義します。


そんなわけで、自分の場合は自分でもビックリするほどの『広義のリア充』な生活を送っている今日この頃。


今日は朝からCollinsメンバーで集まってうちの自宅で打ち合わせ。一人ちょっと遅れるというメールが来たのでそれに合わせて家を出て待ち合わせの駅まで歩いて行ったら結局自分が最後でした。いやーなんかもう最近首都圏の鉄道に乗り慣れると5分遅れが平常になっちゃいまして、と皮肉を言ってごまかしてみる。どうでもいいけど自分が来る前に駅前を自転車で通り過ぎて行ったおばちゃんを自分と間違えてたようで。これはひどい


そして何を打ち合わせしてたかというと主に今後やる曲。『A Whole New World』はもう決定としても、やっぱりいろんな曲をやってみたいしストックがあるに越したことはないのでいろいろ案を出してまぁ正式決定はしてないけどまぁ方向性はある程度決まった…かな?まぁ結局どの色にも染まらずジャンル関係無くいろいろやってみる=方向性を定めないというのが方向性だったりするわけですがw
で、さらにまっしー氏(仮称)がミスチルの『PADDLE』を個人的にアレンジしてみたのを持ってきた時点でグループ内に編曲のできるメンバーが2人もいることが判明。周りでは曲の候補があっても楽譜探しに苦労したりしてるのをよく見かける中で、自分たちの好きな曲ができるってのは大きいですね。そんなわけでCollinsは自給自足可能な地産地消バンドになるかもしれません…って意味不明だけど。


で、昼からはインフラゼミがあったのでそれに合わせて早めに切り上げて…のはずが間際になって通販で注文してたモザイクランプが届いたので結局ギリギリになって、メンバーとお昼を食べに行くこともできずにコンビニでおにぎりを2つだけ買って電車に飛び乗る。そのまま分倍河原から南武線、そして立川で青梅線、さらに拝島では五日市線に乗り換えてようやく集合場所である東秋留駅に到着。遠かった…。
なぜこんなところに集合したかというと今日のテーマが『川』だったからで、多摩川の支流にあたる平井川という川に沿って4kmほど歩いて河川改修の変遷とかについていろいろ学ぶのが目的。
というわけでまずは駅から1kmほど歩いてようやく川に到着。


平井川にて(その1)
ここはかつてもっと水面が近くにあったのが、水が流れているところだけ掘り下げて洪水を防ぐ工事によって今の状態に。しかしその分だけ外側の浸食が大きくなっているので流れの外側にあたる左岸だけコンクリートで固められてます。


今日は梅雨のまっただ中なのに天気予報が直前に変わって雨は降らず、しかも途中で時折強い日差しまで降り注ぐ天気。湿度はめちゃくちゃ高いし気温も30℃ぐらいまで上がるし日焼け止め塗ってきてないから思いっきり焼けるし…今日は熱帯雨林散策では無かったはずなんだけどなぁ(´・ω・`)


平井川にて(その2)
ここは飛び石のようなものも設置されてたんですが、昨日までの雨で少し増水してたようでちょっと渡りにくそう。


平井川にて(その3)
この部分がこれだけたくさんの小さな段差が連続しているのは、遡上してくる魚が通れるようにするため。実際鮎とかもこのあたりを上ってくるし他にも魚はかなり多い川らしくて釣り人の姿もちらほら。
奥から順に段差の具合が少しずつ違うのは魚の大きさによって上りやすいものが異なることに配慮して…とのことなんですが、しかしそれにしては途中まで緩やかに上ってきた後の最後のラスボスがひどすぎる件…w


平井川にて(その4)
大部分はコンクリートで固められて場合によってはその上が分譲地と化している崖線部分も手つかずのところが一部に残ってました。このあたりからはあちこちからわき水が出てきて、それが川に集まっていくおかげで川の流量も増えるんだとか。


で、さっきの段差の部分以外はここまでは1990年に整備されたものだったんですが、今度それより上流川は91年に『多自然型川づくり』の通達が出た後に整備された部分なのでその違いは一目瞭然。


平井川にて(その5)
川岸はコンクリートではなく自然の石を積み上げて固められていたりして、これを『多自然型ではなく不自然型だ』と揶揄する声もあちこちで上がったらしいんですが少なくともこの川においてはその親水機能も存分に役立っていて、河原でバーベキューを楽しんだり川に飛び込んで遊んだりといろんな人がいました。


平井川にて(その6)
この写真の左側にある謎の凹みは『わんど』というものらしく、流れが滞っているので小さい魚とかのたまり場になれると思って作ったらしいんですが、まぁ言うまでもなく作ってしばらく経った頃には堆積作用によって完全に砂地になってしまいました。しかしこれ考えて作った人頭弱いなぁ…。


そして多自然型川づくりのエリアを抜けて、かなり昔に軽く手は入れたもののそれ以来改修のされていないエリアに至っては自然はたくさんだけど川沿いに歩くことすらできないような状態で、これが果たして人と自然の両方にとって良いと言えるのかと聞かれればなんとも微妙…。


平井川にて(その7)
これがその部分。確かに自然のままだけど逆に川に中に入ることすらままならない…。




そんなわけで、手がつけられた時期によって驚くほどの差があるとかいうことも理解したし、他にもいろんなためにるなる話が多くていい勉強になりました。疲れたけど。そしてなんと今日の担当の人がうちの高校の15年ぐらい上のOBだったという…歩きながら地元トークしてたり教頭の名前が出てきたりw




そしてそれがやっと終わって、福生駅までバスに乗って行って解散。しかしそこからさらに青梅線や中央線を戻り、西国分寺武蔵野線に乗り換え北朝霞朝霞台東武東上線、そしてさらに副都心線まで乗ってようやく地下鉄赤塚に到着。片道運賃850円/(^o^)\
この駅からすぐのところにあるSONANTAというライブハウスでLa Voce12期の人たちのライブが開催されててそれのために来たんですが…17:30開始なのに結局会場に着いたら18:10頃でした。最初から見たかったなぁ…。
しかしそれでもやっぱり12期の皆さんは凄い。いつもよく歌声を聴かせてくれる人から実はニコ動でブイブイ言わせてる人までいろんな人がいて、中には鳥肌が立つほどクオリティの高いものもあれば『ポケモンメドレー』と称してポケモンのBGMを再現してみたり『マクロスメドレー』でマクロスFの曲のメドレーを歌う人もいたり(客席にサイリウムまで用意するとはなかなか…w)かなり多彩でした。
La Voceに入った目的のひとつに『井の中の蛙からの脱却』というのが挙げられるんですが、そういう意味でもかなりいい刺激になったんじゃないかな、と。よっしゃまずはLa VoceイチのVocalistになってやんよ(`・ω・´)


結局ライブは21時頃まで続き、その後は23時からオールの打ち上げがあるらしくそれにも誘われたけど今回は明日のアレンジ講習会もあるしさすがに自重。その代わり14期メンバー7人で隣のバーミヤンに行って楽しく晩餐を共にしていたら、しばらくした頃に次から次からLa Voceの先輩たちもぞろぞろやってきて気がつけば半分貸し切りのような状態に…まぁ自然に考えればそうなりますわなw


家に帰ってきた頃にはもう日付も変わりそうな時間になってしまってたんですが、とにかくスケジュールが詰まりまくってて相当忙しかったけどまさに『広義のリア充』と呼ぶに相応しい充実した1日でした。いやー身体がもう1つぐらい欲しい(^ω^)