駒場で観劇

今日は金曜日なわけですが、最近どうも火水木がヘビーすぎて金曜日がもはや休日のような認識になってることに気がつきました。
まぁ実際授業は3限と5限しか無いし、しかも3限の熱力学に至ってはボロい7号館の4階、授業は残念クオリティだし出席も取らないうえに教科書準拠でかつスライドもアップされてて、出ても4限の間が暇という何一つ出席に結びつく要素が無い状態なので、寝不足ということもあったし今週も切らせていただきました(^ω^)


というわけで昼は12時前まで寝てて、朝食のあとは適当に部屋に掃除機かけたりしたりいろいろと。今週は土日がずいぶん忙しそうなのでこの金曜日という第3の休日は実に貴重な時間ですね。


もちろん5限のシミュレーション最前線にはちゃんと出席。今日は自動車工学への応用の話だったんですが、最近は確かに最前線というに相応しい講義が多くて、今回も某T社の月間5万台を売り上げるベストセラーHVのギアのオイル巻き上げの画像とか、教授の会社の取引先に許可もらって見せられる範囲ギリギリのところまでいろいろ見せてくれるので実に興味深いです。一般講義は取ってもカウントされる単位数が限られてるけど、この手の一般講義こそが駒場の醍醐味のような気がします。


で、その後は生協で夕食をとってから『駒場小空間』というコミプラの奥のほうにある小劇場へ。実は高校の同級生であるikutake氏(仮称)から今回が役者として出るのが最後だからぜひ見に来てほしいというメールが来たからという理由だったんですが、どんな演劇なのか密かに気になっていたのでちょうどいい機会。
Theatre MERCURYという演劇サークルによる『ホテル・カリフォルニア 〜私戯曲 県立厚木高校物語〜』という題の演劇で、70年代頃の地方都市の進学校に通う高校生の青春と受験の存在への葛藤を描いた物語。演劇サークルってどれぐらいのものなんだろうと思ってたら、予想していたより遥かに本格的というかクオリティが高くて驚きました。というか最初に上演時間120分と聞いた時にまず驚いたんですが。
最後のエンディングがハッピーエンドとは言えないし、そうかといってバッドエンドとも一概には言えないようななんとも言えない寂しさが残る後味だったのがちとアレだったんですが、劇自体はかなりいい感じでした。しかしこれを現実に東大生が演じると何とも言えないリアリティを感じるというかなんというか…w
そして肝心のikutake氏(仮称)はビックリするほどのハマリ役でした。というかあれは彼の素のキャラをそのまま増幅させただk(ry
しかし灘の体操服ズボン&体育館シューズという衣装で登場した時には本気で吹きそうになったのはここだけの話w


しかしまぁ最近は学内コンサートといい演劇といい、お金は全然かかってないのに実に文化的なキャンパスライフですね。
いろんな方面からの刺激があって、日々の暮らしに常に変化が欲しい自分にとっては実に素晴らしい限りです。