風が吹けばIKEAが儲かる

ここに引っ越してきてはや半月と数日。最近どうも部屋が散らかってきて、整理しようにも全然片付かない日々が続いていたんですがいったい何が原因かというと収納なんですよねこれが。
で、棚が欲しい棚が欲しいと思い続けてきて近所の無印やらいろいろ見て回ったんですが、欲しいモノと値段の釣り合いが取れたものがなく、それで友達に相談したらIKEAなんてどうよとのことだったのでこの間情報教育棟で軽く検索をかけてみたらなかなか良さげなものがありそうだったので、今日は一日空いてるし思い切って行ってみることに。
ちょうど『東京のインフラストラクチャー』の本を譲ってくれるとのことで会う予定だった鉄研の先輩すんぶ氏(仮称)も一緒に付いてきてくれることになったので、とりあえず朝軽く家事を済ませてついでに天気が良かったから布団も干したりした後に京王で渋谷→東横線に乗り換えて田園調布へ。
今回行くIKEA港北は駅で言えば横浜線の小机から結構な距離、車なら第三京浜の港北ICからすぐの場所にあって、新横浜や田園調布からなんと無料のシャトルバスが運行中なわけでして、今日はそれに乗って行く形に。ちなみに田園調布からのバスは途中第三京浜を通るので定員以上乗れないこともあり、特別に増発していたにも関わらず積み残し発生で見切り発車したりするような状況だったんですがなんとか補助席に座れて予定通りIKEAに到着。


…デカい。なんという広さ…!!


とりあえずまずは2階のフロアがモデルルームのような感じになっていて、その中で気に入ったアイテムを見つけたらメモをとって後で下で自分で全部揃えるというシステムなんですが、このモデルルームがまた凄いし広いしとにかく長い。人が多かったのはアレだけど、あちこち見ながら歩いているだけでもなんか楽しすぎるんですけどここ。
結局棚は当初から目星をつけていた大きなテレビ台付きのシェルフを買うことに決め、結局1時間半ほどうろついた後にようやく2階フロアは終了。
もうここで13時半頃になってしまっていたので、とりあえずはこの2階にあるIKEAレストランで昼食をとることに。メニューもIKEAの発祥の地であるスウェーデンを前面に押し出した構成になっていて、レイアウトもどことなく日本離れしていて外国のショッピングモールみたいな雰囲気でした。
結局ずいぶんお腹が空いていたこともあっていろいろと食べまくり、ほどよい休憩にもなったことだしお買い物再開。今度は1階に降りてこのフロアで買いたいものを片っ端から集めてレジに持って行く作業。これもまたずいぶんと広くて長いコースなんですが、まず最初にあったコーナーは家で使える小物系がズラリ。
一つあたりの量や数は0がひとつぐらい多いくらいの単位なんですが逆に値段は0が一個少ないのかと思うぐらい安くてビックリで木製ハンガー8個組が449円とかフードキーパー(いわゆるタッパー)が17個セットで499円とかいうのを見たら思わず買ってしまうのも無理はないww←買いました
さらにとりあえずさしあたり必要なものとしてボール紙で出来たマガジンファイル5個組299円を購入。将来的には棚に入れるも良し、どうせ299円だし紙製だから不要になったら捨てるも良しでとりあえず散らかってる本を整理できるならこの値段は安い。
しかし小物だけならまだしも、最後に控えていたのは倉庫のように大物商品が端から端まで並べられたエリア。いよいよここでラスボスが降臨。
基本的にすべてが個人任せということで、最初に展示スペースでメモっておいた棚の場所へ行ってそこから目当ての商品を取り出してレジに持って行く…というシステム自体は何ら珍しいものではないんですが、言葉に書くだけなら普通だけど実際にやってみるとこれはなかなか恐ろしいものでして、、
今回買った棚の重量、なんと92kg…!!そこに入れるために買い足すインナーの分も含めると見た目以上の体重の重さに定評のある自分の体重さえも軽くオーバーしてしまうほどの超重量。もちろん普通の人はさすがにそれほどの重さのものを持てるわけがないので3つのフラグメントに分かれてる感じなんですが、それでも一つ30kg以上というとんでもなく重くて大きなやつを大きなカートに載せるだけでもまずは一苦労。というかどう考えても一人じゃ無理なレベルで、もし当初の予定通り自分一人で来ていたらここまで来て今頃絶望感に打ちひしがれていること間違いなし。すんぶ氏(仮称)が来てくれていて本気で助かりました。。
そんなわけでなんとか商品を集めてレジに持って行き、お金は今回は大学の入学祝いから充てて精算。さらに配送の手続きなんですが、とにかくこの重さになるとやはり値段が相当なもので、横浜市から調布市という距離なのに軽く6〜7000円はかかってしまうあたりはまぁ重量を考えたらしょうがないんだけどそれでも高い…。
基本的に重さの区分は20kg単位で分かれているんですが、それが1ランク重くなるごとに配送料金は1000円アップなので意外とバカにならない。92kgのシェルフにインナーをギリギリ100kgを超えるようだったらインナーだけは手で持って帰ることにする予定だったんですが、計測したらなななんごまさかの99.6km…!!これには主w図声が出てしまうほどだったんですがさすがの店員さんもビックリでした。
で、レジを出たあたりにあるのがビストロのショップ。ここではあの長い順路の買い物を終えた人々に向けて軽食が売られているんですが、どう考えても値段がおかしい。ホットドッグ100円とかソフトクリーム50円とか何なんすかこれは…!!
さっきかなり食べたということもあってお腹はそれほど空いてなかったんですが、せっかくだしということでノリでホットドッグをソフトクリームも食べ、これでめでたくお買い物終了!なんというか久々に大買い物をした気がします。値段的にという以上にむしろ質量的に。
あとスウェーデンの食品を扱った売り場があるのでそこで少しだけ買い物したりしつつもバス停へ行き、しばらく待ってからバスに乗って新横浜まで出て、そこからは横浜線で橋本→相模原線と乗り継いで調布まで帰ってきました。JRの元から高い運賃や京王相模原線の加算運賃のせいもあって帰りは片道800円というかなりアレなことになっちゃってるんですが、それでもかなり大きな荷物(持って帰るための袋1つにも細かいお金が必要なあたりはなんともアレですが)を持って帰ってることを考えると乗り換えが少なく席も確保しやすいこのルートはどう考えても帰り道としては一番楽なんだから仕方が無い。
そして調布に着いた頃にはすっかり夜もいい時間になっちゃってたので、駅前にあった今セール中の松屋でなんとなく夕食をとって、すんぶ氏(仮称)も一緒にうちの下宿へ。いろいろダベったりしつつも買ってきたファイルやら箱やらを2人で組み立ててみたりしてなんか楽しかったです。しかしこんなのはまだまだ生温い世界で、いよいよ来週届く本棚は多分これの比じゃないくらい大変な作業になることが予想され、組み立てるだけでも半日ぐらいかかりそう。久々の鉄研総動員法発令なるか…!?




…ところで、密かにかなり気になっていた東大入試の後期試験の成績開示がついに来たようなので結果発表!!じゃじゃじゃーん!!


総合科目I(英語論述ほか):42/100
総合科目II(数学系):53/100
総合科目III(小論文系):56/100
合計:151/300


最高点:185/300
合格者最低点:135/300
合格者平均点:149.62/300


後期に関しては全くデータがないので正直どんな点数が返ってくるのかが全く予想できなかったんですが、いざ蓋を開けてみると余裕の合格どころか合格者平均すら超えててビックリ仰天してひっくり返りそうになりましたw
英語に関してはまぁ妥当なラインだと思うんですが、あれだけ感覚的に溶きまくってた数学が半分以上取れてたのが驚き。他の人に後期受けた話をするとよくあんな問題解けるなぁと言われるんですが、やっぱり個人的には純粋な数学数学した問題よりもこういういろんな分野と絡めた問題のほうが合ってたのかもしれません。
さらには論述も56点…!!4問のうち1問が世界史の論述で、そこがほとんど白紙の状態で出した=ほとんど点がないということを考えると最初から80点満点でスタートしてるようなものなので、56点ということは残りの論述問題では実に7割もの点数が貰えていたということになります。それにしても初めて受けた小論文系の試験でこれだけの点数が取れたのは他ならぬこのブログで磨いた物書きスキルの賜物だと言えるのではないでしょうか。
いやはや、人生何がどういうことに繋がっていくかはつくづく分からないものですね。