リアルに充電器

…略してリア充。んなアホな。


とりあえず昨日はほぼダウン寸前だったということで今日は有無を言わさず午前は切らないとヤバいと感じたので朝は9時過ぎまでゆっくりと寝る。せいぜい6〜7時間程度の睡眠だけどそれでもだいぶ回復した気がします。
で、一通り家事を済ませた後昼から出勤で大学へ。駒東の駅でid:sachikazerick氏に遭遇。東大の学内には駒場の学生だけでも軽く5000〜6000人はいるはずなんですが、それでも適当にキャンパス内を歩いてるだけでも数分に一度の割合で知り合い(灘校生や駿台の友達、同クラの子etc.)に出くわすあたりはもはや仕様。おかげでアウェイ感など最初からこれっぽっちもないというのはありがたい話。
午後一発目の3限は熱力学。逆評定では鬼扱いだったけど真面目にやればちゃんと成績はつけてくれる人のようだったので一安心。
そして4限。空きコマを作るくらいなら単位稼ぎで何か授業を突っ込むべきだというのはもはや言うまでもない話なんですが、困ったことに金4は総合科目が数も少なく内容も不毛。それでも辛うじてフランス語テクスト分析の講義を受けようとする人が何人かいたのでついて行ってみることに。


…だがしかし。
どうやら自分は来てはいけないところに来てしまったようだ\(^o^)/

周りは大半が2年。当然2年の人はフラ語は去年基礎の部分を習っているわけで、一番基本の文法はわかっているという前提の上で話が進む。かたや我々1年は水曜のフラ語のガイダンスがあっただけでまだ授業すら始まっておらずフラ語のフの字も分からない状態。しまったバルバロイに囲まれた/(^o^)\
お試し授業だけ受けてみて、授業自体はかなり良かったと思えるし初心者でもなんとか雰囲気でついていけたものの、問題は次回以降はテキストの文章を和訳して持ってこないといけなかったり当てられたら読んだりしないといけなかったりすることで、これはどう考えても1年には無理やろ常考www
そんなわけで金曜の4限は残念な空きコマになりそうです。実に不毛。
で、5限は惑星地球科学IIの授業が題材的には面白そうだったんだけどどうも授業自体が微妙(厳しいというよりはむしろゆるすぎる)っぽあったので、友達につられて数理・情報一般のシミュレーション最前線という講義を取ってみることに。
現代の我々の暮らしの周りではさまざまなシミュレーションが生かされていて、そのシミュレーションは高度な技術が集約されたコンピュータシステムが支えているというのはもはや説明する必要もないような事実なんですが、とりあえずまずは最初にスパコンの紹介があって、オムニバス形式の授業だったんだけど今日の教官はどうやらそのスパコンのソフトウェア部分の開発に携わっている人のようで、蓮舫氏に事業仕分けスパコン開発を切られて大騒ぎになったとかそういった話も含めて、今開発中の次世代スパコンの話も少し。しかしその噂のスパコンがまさか六甲アイランドにあるとは知らなかった…。
『シミュレーション』の授業だからもちろんそういった話題でいくのかと思いきや、その話題自体に入る前にまずはもっと根本的な部分の解説があって、今日は逐次計算と並列計算に触れつつ、ハードウェアがいくら良くても並列作業が可能な部分の割合が低いゴミプログラムだと意味がないということを学び、さらにはコンピュータの基本的な構造と演算のプロセスについても解説。プログラムを多少なりともかじったことのある人間としてはなかなか興味深い話で、しかもある程度の初心者でも分かるように噛み砕いた解説をしてくれたのでなかなかいい勉強になりました。


さて、そんなわけで授業が終わった後、今度は天文部が学生会館で水星の観測会も含めた新入生歓迎の親睦会的なものを開いているらしく、それに呼ばれていたので行ってみることに。
残念ながら空が曇っていたのでせっかくの望遠鏡があっても空を見ることはできなかったんですが、そこに参加していた新入生や今度天文部に入ろうと考えている2年生、さらには高専からの編入生の人たちと仲良くなれました。しかし久々に相当オタク度の高い会話をしたなぁ…。
天文部の集まりだというのにぶっちゃけ天文のての字も出てこないような会話ばかりだったんですが、21時にその会が終わった後も下北沢のラーメン屋に一緒に行ってさらにダベったりできて楽しかったです。ただ東大にまさに世間一般の東大のイメージであるかのような幻想を抱いていた編入生の方はなんかもう絶望させてしまってすいませんww東大ってぶっちゃけこんなとこですww


それにしても、改めて考えてみると会話の内容とか自体は相当濃ゆいしどこもチャラくはないんだけど、ある意味今なんかすごくリア充な生活をしてるよなぁ…とふと思った次第。大学に入ったらきっとそういう生活を送れるようになるんだろうなぁ、という漠然としたイメージは予てから抱いていたんですが、実際に今自分がそういう暮らしを送るようになっていることには未だに不思議な気分になってしまう今日この頃なのでありました。そしてこの日記を書いてるのは朝の4時半…うん、なんというか実に大学生っぽいね。良くも悪くも。