トラウマへの復讐

今日は駿台の授業は無かったので家にいたんですが、今履いている安物靴がもう底に穴が開いてるような状態でさすがにこのまま受験に向かおうものなら去年みたいにずっと雨だと目も当てられないことになるので、とりあえず新しい靴を買わないとなぁと思って夕方から靴を買いに出る。
もともとはフレンテ西宮に入っていたFOOT PARKへいつも通っていてそこのおっちゃんとはすっかり顔見知りになってしまっていたんですが、店長のおっちゃんが辞めてしまったうえにその半年後には全国のFOOT PARKの大半が一斉閉店することになったため靴難民状態。
仕方なくとりあえず近くにある靴屋…と思って、車でも行きやすい今津港あたりのABC MARTへ行ってみたんですが、いつもよく履いているダンロップの靴は取り扱っていないというオチ。もともと遺伝的なものもあってやたら幅が広く甲が高い足なのでスリムな足美人を前提に作ってあるような靴なんてまず入らないわけでして、だからこういう時になると困るんだよなぁ…(´・ω・`)
仕方なく一番履いてみてマシな感じだったニューバランスのスニーカーを1足買って帰ってきました。夙川のダイエーではダンロップは置いてたのに27cmまでしか取り扱ってないし(自分は28…orz)。。困ったなぁ。


ところで、今日はそろそろ機も熟した感があるので、いよいよあのトラウマを打破すべく去年21点しか取れなかった数学の問題に1年経った今再チャレンジを挑んでみることに。
なぜか今年の数学の入試問題は駿台でも全然扱った覚えがないので本当に1年ぶりに解くことになったんですが、完答は確率の1問だけだったものの他も小問1つ2つずつぐらいはコンスタントに合わせられるようになったのでおそらく50点ぐらいは取れた感じなんじゃないかなぁと。いやーやっぱり1年間数学ばかり熱心に取り組んできた甲斐がありました。とりあえず個人的には数学で50点取れれば勝ちだと思うのでこれでかなり自信がついたかも。



で、話題は変わるんですが今日はひとつ悲しいニュースが。

宇高航路:3月廃止 100年の歴史に幕

 四国運輸局は12日、国道フェリー高松市)と四国フェリー(同)が、高松市岡山県玉野市宇野港)間の航路を3月26日で廃止すると発表した。2社が同局に事業廃止届を提出、受理された。昨年3月に始まった高速道路料金の大幅割引による利用客減少が理由。同航路は現在、この2社しか運航しておらず、1910年6月に国が宇高連絡船を就航させて以来100年にわたる歴史に終わりを告げる。


http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100213k0000m040123000c.html

これは本当にショック…。旧国鉄時代から続いた伝統がまたひとつ消えてしまうのはなんとも悲しいです。
今年の春にふと思い立って初めて乗った宇高フェリー。
本州と四国を結ぶメインルートとしての役割は瀬戸大橋に譲って久しいんですが、島々が浮かぶ瀬戸内海を1時間かけて渡る船旅はいつもの旅では味わえないような新鮮さや爽快感、開放感があったもんです。
いつもはマリンライナーが基本だったんですが、この船旅も気に入ったからぜひまた今度いつか乗ろう、そう思っていたのにあの時が最初で最後になってしまうとは…。
夜でも休まず24時間運航していて、瀬戸大橋が度々強風で止まっても台風が直撃でもしない限り代替輸送を担ってくれて、過酷な仕事を強いられるトラック運転手にとっては仮眠もとれるしお風呂にも入れるオアシスのような存在。第一線は退いても、いざという時に役に立ってくれる心強い航路でした。
失って初めて分かるありがたさ。これから半年経って、1年経った頃に、これは取り返しのつかないことになってしまったなぁと実感する日が来そうな気がします。
高速が安くなったり無料になったりすることには確かにメリットもあるかもしれないけど、こうして長らく互いに力関係を保っていた交通のバランスがいよいよ崩れ始める瞬間を目の当たりにすることになるとは…意外でもなんでもなく、恐れていたことがとうとう起こってしまったなぁ、というのが今の正直な感想ですね。。