じゅけんひょうを てにいれた!

梅田駅ビッグマン前広場付近にて

今日は今シーズン最悪の天候で、寒気が下りてきてやたら寒いのに雪ではなく降りしきる大雨、さらには冷たい風が強く吹きつけてくるもんだから外を歩いただけで気分が萎えてきます。。
とはいっても家を出ないわけにもいかないので、やはり昨日と同じ時間に家を出て駿台へ。


まずはとりあえず今日のランチ。やはり祝日になると休みになるお店もあるわけでどうしても選択肢は減ってしまうんですが、今日は以前から気になっていた第3ビルの『竹生庵』に行ってみました。
やたらうどん激戦区になってるこの界隈ですが、辛うじてラーメン屋は一部あるものの蕎麦屋なんてほとんど聞かないわけですが、そんな中珍しく蕎麦をやっているこのお店。
カウンターだけの飾り気のない店内では職人気質という言葉がよく似合いそうな店主と愛想の良い奥さんが2人が切り盛りしていて、厨房ではずっと蕎麦を挽く石臼が回っている…うむ、これはホンモノの香り。
ざるそばも気になったんですが、今回はお昼限定ということで『そば茶飯セット』をオーダーしてみることに。


そば茶飯セット(その1)
蕎麦は温・冷どちらもOKとのことですがせっかくなので今日は冷たいほうにしてみました。
ぶっかけそばで上にはネギと胡麻、そして辛味大根。
ここの蕎麦はなんといってもこだわりの太打ち十割蕎麦で、日によって蕎麦の産地が違うらしく今日は三重県いなべ市の蕎麦を使っているとか。
まず食べてみて驚いたのはその食感、噛みごたえ。
単に『ひたすら固い』というのではなく、食べた時にちょうど良いくらいのしっかりとした固さがあって、これを関西ではなかなかお目にかかれない甘味のないキリッとしたそばつゆ(ただしやや薄味)と辛味大根とともに食べるととにかく旨い。十割というだけあって蕎麦の香りもしっかりと立っていて、このクオリティはなかなかのもの。


そば茶飯セット(その2)
さらにこちらはそば茶飯。読んで字の如く『蕎麦茶』で炊いたご飯なんですが、これが蕎麦の麺以上にとにかく素晴らしい蕎麦茶の香りで…なるほどこういうご飯の炊き方もあるのかぁ。


そば茶飯セット(その3)
そして全景。先ほどのぶっかけ蕎麦やそば茶飯のほか、ちりめんじゃこと大根おろしの入った小鉢、とろろ、目の前で焼いてくれたそばがき、さらに蕎麦味噌とたくあん。
この蕎麦味噌はそば茶飯やそばがきにつけて食べると美味しいですよと教えてもらったんですが、このお味噌の甘味は確かによく合う。そばがきは言うまでもなくそばの香りを楽しむにはもってこいのメニューだし、柑橘系の酸味のアクセントが効いたちりめんじゃことそば茶飯の相性も良い。
さらには茶飯にとろろをかけてみても美味しかったんですが、蕎麦を半分ぐらい食べたところでそっちに残り半分のとろろを入れてみると美味しいとろろそばの出来上がりでこれまた違った味が楽しめます。
最後に食べ終わった頃に店主さんが黙って蕎麦湯を差し出してくれたので、これで残ったかけつゆを割って味わってみる。蕎麦湯で割ることで塩味は薄まってもダシの香りは薄まるどころかむしろより引き立てられて、ゆったりとこれを飲むのがまた至福のひととき。
とにかくどれをとっても蕎麦づくし。平均したランチの相場がやたら安いこの界隈の中では結構お値段が張るほうなんですが、1000円という価格を決して裏切ることの無いホンモノの蕎麦の感動にありつける良いお店でした。


さて、今日はちょうどいい時間に駿台に着けて、東大プレ化学の2日目=最終日。
今日は理論・無機の続きと有機分野を20分ほど延長してまで解説してくれたんですが、なんだかんだでやっぱり計算力が全くダメな自分にとっては有機でいかに短時間に点を稼げるかというのがカギになりそうです。


ところで帰りに梅田駅で面白いものを発見。


梅田駅ルミポール
よくドラマの広告とかが入ってる梅田駅のルミポールが阪急100周年仕様に。実は1ヶ月ほど前にも一度やってたんだけど。


で、面白いものというのはこれのことではなく、むしろこっち。
梅田駅パネル展示(その1)
宝塚線で運行されている『ミュージアム号』での展示内容をゆっくり見られるようにと、阪急の歴史や駅・車両などを紹介するパネルが展示されていました。


梅田駅パネル展示(その2)
ちなみに最新型である9000系ももちろん車両紹介のところに載っていたんですが、


梅田駅パネル展示(その3)
種別に注目。能勢電には乗り入れていないこの編成にもちゃんと『特急日生エクスプレス』の表示が入っていて、これもLEDでちゃんと表示できるんですね。なんと細かい…。





そうそうタイトルにしてたのに今まで書き忘れてたんですが、今日東大の二次試験の受験票が届きました。
基本的に受験番号は五十音順になるので、会場も去年と同じ建物の隣の部屋で今回も30人規模の小さな教室のようで、とりあえず大きな教室だとリスニングが反響で聞き取りづらいという噂があるのでこれはラッキー。足切りなんてのは今年は全く気にしていませんでしたが、やっぱりこうして受験票が届くといろいろと実感が沸いてくるもんですね。