ボーダー急降下

沖縄そば

どうもこうして浪人生として世間からはある種隔絶された世界に身を置いているとなかなか身近なことの情報が入ってこなかったりして(逆に考えると浪人時代に突如人生の悟りを開く人がしばしばいるのもおそらくこうした環境の影響があってこそなのだろう)すっかり忘れていたんですが、我々61回生のひとつ下の学年にあたる62回生は昨日が卒業式だったようで。一日遅れになるけどおめでとうです。
…それにしても自分より下の学年までもがもう灘校を卒業するという事実が未だに信じられません。つまりあの卒業式から早くも1年が経ってしまったということになるわけですが、果たしてこの1年間に思い出と呼べるほど強く心の中に残った出来事はどれくらいあったのだろうか…なんて自問自答を始めたらいよいよきりが無くなりそうなので自重。


さて、今日も、いや今日“は”ちゃんと駿台の授業があったので昼前に家を出る。小雨が降っていて、歩くのには別に困るような雨ではなかったけど今履いている靴が安物で履き始めて1ヶ月しか経たないうちに底に穴が開いてたりするもんだから濡れた道など歩いた日には床上浸水になるわけで。。
で、今日の昼食はいろいろ考えた挙げ句久々に第3ビルの『レストラン OKINAWA』へ。最近は第3ビル止まりになることが多いなぁ…。昔は専ら第2ビルが多かったんだけど。
相変わらず広めの店内には賑やかでゆったりした空気が流れていて、ここが都会のど真ん中であるなんてことを忘れさせるほど。自分まで時間にルーズな沖縄人気質になってしまいそうな空気で、料理を注文して出てくるまで15分かかったのもさほど気にならなかったんですが…実はこれが後で効いてくるわけです。。



この間は『ゆし豆腐定食』を食べたんですが、今日は『沖縄そば定食』に。
沖縄そば』という食べ物は今ではゴーヤーチャンプルーとかと並ぶ全国的に有名な沖縄料理のひとつになっているんですが、実はまたカップ麺でしかそれを食べたことが無かったのでいつかは本物のを一度食べてみようと思っていたわけでちょうどいい機会。


沖縄そば定食(その2)
麺自体は太い麺なんですがラーメン屋のつけ麺のようなしっかりとしたコシがあるという感じではなく、わりと粉っぽさの目立つ食感。ふむふむ。
スープは…見た目からするとラーメンのように見えるんですが(というか実際ルーツはラーメンと同じだったりするわけだけど)、実際に味わってみるとうどんだしのほうが近い。ただ、沖縄そばのダシは鰹と豚という組み合わせになっているというのが特徴なわけでしていわゆるうどんだしともまた違うところがなんとも沖縄らしいところです。比較的薄味だけどダシが効いていてなかなか美味。
定食ということでもちろん沖縄そば以外のものもついてきて、それがごはんと漬物、そして小鉢。
しかしこの小鉢、小鉢という名前が相応しくないほどたくさんのおからが盛られていて食べ応えは十分。しかもごはんとおからはお替わり自由。ここのおからは結構気に入ってたりするんですが、これでも十分量は多いしなにより時間が無かったのでお替わりはしなかったけど。


さて、そんなわけで初めて本物の沖縄そばも食べたんですが、時間のほうはかなりキツい状態。本来乗る予定だった地下鉄の電車は乗れず、その1本後は千里中央行きは本数が少ないので8分後。それでもとにかく駅までが遠いので食べ食べの状態でダッシュする羽目になって疲れました。結局駿台にはチャイムが鳴った直後に教室に入れたので一応間に合った…のかな?
やっぱり昼食がゆっくり食べられる朝の授業のほうが個人的にはありがたいもんですね。。
ちなみに今日の授業は東大プレ化学。ここにきて星本師という初めての講師に当たるんですが、噂には聞いてたけどなかなか良さげ。独特の雰囲気を持ってる感じでした。





ところで話は変わるんですが、東大の足切りラインが発表されたようで一部で話題になってますね。

(900点満点) 最高点 最低点*1 最低点
昨年比
平均点 平均点
昨年比
文I 880 613 -91 753.29 -19.63
文II 870 696 -26 760.98 -12.99
文III 869 717 -12 765.67 -10.74
理I 876 705 +11 774.31 -15.04
理II 889 649 -67 749.63 -26.30
理II 881 676 -27 790.27 -7.18


理Iだけボーダーが去年より上がるというまさかの結果になってるんですが、これはやっぱり隔年の変動現象やらセンターリサーチでの理IIへの流出が少なかった(去年のこともあったし)ことが原因でしょうか。
それにしても理II文I足切りラインの低さは異常ですね。近年でここまでラインが下がったのは正直見たことない…。。さらにそんな中で平均点が去年と比べてたった7点しか下がってないあたりは流石理III連中…!
とはいえ、去年にしたってぶっちゃけ足切りラインが下がっても足切りラインギリギリで受かってる人は皆無なわけで、結局のところ上位層にそれほど大きな変化はないんだしそこを相手に戦わないといけないのが現状なので、足切りラインというもの自体はそれほど気にする必要はないんじゃないかな、というのが個人的な感想。ただこの結果に救われた後輩とかもいたようなのでそのあたりはまぁ一安心かな、と。とにかく東大は二次勝負なのでこれだけではなんとも言えませんなヽ(´ー`)ノ

*1:いわゆる足切りボーダーライン