ファイナルウィーク突入

つけそば(大盛り)

今日からは駿台の授業もいよいよ最後の1週間。気を引き締めていきましょう。
というわけで今日は東大プレ理系数学。事前に渡された6問の演習問題を2時間半かけて解いてきて、それを今日の授業で解説するという感じだったんですが、
まぁしかし今こういう講座を受けてみて思うんですが、予習段階であんまり出来てなくてもなんだかんだであるひとつの事実に気づかなかったりするだけで、どの問題もたいていは『解けない問題』ではないよなぁ、と。
もちろん本番では問題が解けないことには意味はないんですが、少なくとも途中までは行けてるわけだし、去年の今頃は全部のうちの半分ぐらいが辛うじて『解けるかもしれない問題』だったことを考えれば当時の自分からは想像もできなかったほどの大きな進歩なのかもしれません。


で、終わった後は昼食…なんですが、困ったことに日曜日はあの行きつけの界隈がどこもかしこもお休みなので、違うところで新しい店を開拓してみようと昨日ネットをいろいろ漁っていたら、江坂に意外と良さげなラーメン屋さんがあることを発見したのでそこに行ってみる。
江坂の駅から北向きに歩いて5分ほど行ったところにある『麺屋 えぐち』という小さなラーメン屋なんですが、これがなんと食べログのラーメン店ランキングで大阪府下第7位にランクインしてるとなればそりゃ気になります。しかしいざ行ってみるとこれがたった8席しかない小さなお店なのでもちろん店の前には行列ができるしもちろん開店も遅く、結局単語帳を眺めつつ店の前で50分、中に入ってさらに15分待つ羽目に。もともとあの『カドヤ食堂』(行ったこともない自分ですら知っているぐらいだからかなりの有名店ですよ)で修行をしていたということもあってか新しい店なのにかなりの人気っぷりで、ぶっちゃけ言ってしまえば『たかがラーメン屋』ごときに1時間以上も待ってる時点で『たかがラスク』ごときに2時間半も行列に並ぶ人のことを笑えないよなぁと思った今日この頃。
というわけでようやく1時間以上経ってお目当ての麺にありつけました。『中華そば』と『つけそば』が両方あったんですが、注文を聞きに来たお店の人にどちらがお薦めか尋ねたらつけそばとのことだったので、つけそば大盛り(300g・850円)をオーダー。


つけそば(その1)


つけそば(その2)
麺はつけ麺によくあるしっかりと太い麺。コシはあるもののそこまで固茹でということもなく食べやすい固さ。麺だけ食べると小麦の香りがします。


つけそば(その3)
そしてこれがつけだれのスープ。最近多い濁った豚骨系ではなく、醤油ベースに魚介系と獣系をバランスよく持ってきた感じの塩味や酸味のバランスのとれた、ダシのよく効いた味。さらにここに一味がスパイスとして加えられていて程よいアクセント。
チャーシューはこれまた最近多いとろりとした脂身…ではなくしっかりとお肉感のあるチャーシュー。
さらに注目すべきはメンマで、かなり形は不揃いなんですが味、食感ともに今まで食べてきたメンマの中でピカイチのレベル。これはすごい。
つけ麺だからスープはもちろんのこと、具材のチャーシューやメンマも結構濃い目にしっかりと味がついているんですが、変なしつこさはないので意外と飽きない味。スープ割りにするとこれがまたいい感じに香りが立って、なるほどこれが大阪府下7位の実力か…。
ただでさえ小さいお店にやたら行列ができていて、しかもラーメン屋特有の江戸っ子もビックリな元気で勢いのある雰囲気ではなく温かみのある落ち着いた雰囲気なのでここでラーメンを食べようと思うとかなり時間に余裕を見ておく必要がありそうですが、それでも訪問の価値はありますね。美味しゅうございました。


全然関係ないけど、後輩となかなか深い議論を交わしているとつくづくこういうのって素晴らしいよなぁと思わされますね。もちろん大学に入ってリア充的生活を送ったり内輪で飲み会でも開いてどんちゃん騒ぎをするのも楽しいんだろうけど、東大に入ったらやはりそれだけの頭の持ち主がいっぱいいるわけだからこれぐらい有意義に自分と他の人の意見をぶつけあって議論したりできるんでしょうかね。もっともこんなことをやるのは専ら理系ではなく文系の連中なんだろうけれども。…やっぱり自分って頭の中は文系なのかもなぁ。。