ご隠居生活

今日は母親と弟は高槻中に用事ということで高槻のほうまで外出。制服採寸やら何やらのための登校日ということだそうですが、今日それをやる真の目的は池附の試験日と意図的にバッティングさせることで入学予定者の流出防止を狙ってるからだというのが専らの噂。ちなみに帰ってきてから聞いた話によると、どうやら今年は入試科目を4科から3科に減らしたおかげで倍率もだいぶ上がり、例年と比べて優秀な生徒が集まっているとかなんとか。もしかするとこの学年が高槻中高にとっての期待の新星となり得るのかもしれませんが、生徒に本人が無理だと分かって避けてたにも関わらず調査書の宛名書きを勝手に京都大学宛にするという強引な手を使って京医を無理矢理受けさせ挙げ句の果てに浪人させる羽目になるような(実話。この話を聞いた時には他人事ながらさすがに戦慄が走ったのは言うまでもない)どこぞの学校みたいな変な二番手根性に由来する必死感がまるで無いところがあの学校の良いところな気がします。学校の校風や方針は灘をかなり参考にしてるらしいんですが、なるほどさもありなん。


そんなわけで自分は今日は一人でお留守番。とはいっても特に外に出てやることもないので、家にこもってマイペースに二次対策の勉強でも始めることにしてみました。
しかしまぁなんというか、1年もこういう感じでわくわくするような人生の娯楽から遠ざかった、どことなく世間とは隔絶された隠居生活のような暮らしを続けていると、逆に受験が終わった後の開放感たっぷりの生活というものがリアリティを帯びてこないというのがなんともアレな話ですね。ちなみに1年半から2年ほど前の自分には多分苦にもすることなく家で勉強できる自分というものはきっと想像がつかなかったことだったのでしょう。
つまり、1年後の自分はもしかすると今の自分には想像もつかないような暮らしを送っているかもしれない…と思うとそれはそれで楽しみな話なのかもしれませんね。