突撃!下宿の晩ごはん

自家製たこ焼き

今日は朝から数学、化学、そして英語。
米村師も今回が最後の授業だったわけですが、さすがと言うべきかいつものペースを微塵も崩すことなくいつも通り授業が終わりました。なるほどそれでこそ米村師らしいというか。
続いての所化学は授業ではなく化学の選択分野のところの講義だったんですが、こちらも相変わらずいつも通りでした。なお米村師の『いつも通り』と彼の『いつも通り』では表す意味が正反対であることに注意されたい。
結局15分延長で食堂に行ってもほとんどまともなメニューが残ってないという流れも最後までやはり宇宙の真理でした。。
午後からは英語の元木師の和文英訳だったんですが、やはりセンター試験という正直いらない試験のために、特に記述分野では著しい学力低下という弊害が発生しているわけで、久々に自分で英語を書いてみてもあちこちにボロが出まくりでこれは1ヶ月でリハビリしないと。。


こうして駿台のSSクラスとしての1年間の授業はとうとう全部終わりました。
最初は夕方5時半までずっと授業を受けたりすること自体が慣れてなかったし、メンバーも灘校生がかなりいたとはいえ初対面の人も多かったり、受験を意識した勉強ということ自体が高校時代にはあまりなされていなかったこともあって最初は馴染めない部分も多かったし退屈でたまらなかったりもしたんですが、
なんだかんだで友達や知り合いも増えたし、少なくとも今年大学に行くとなった時に講義に追いつけなくて悲惨な目に遭ったりしない程度の学力は十分身についたはずだし、これはこれでそれなりに意味のある1年にはなったのかな、という気がします。早く入ろうが1年遅れで入ろうが楽しい大学生活は平等に4年間あるわけだしね。留年しない限りは←ここ重要
とはいえやはり最終的には結果論なわけでして、結局この1年を過ごしたほぼ唯一の目標である『東大に入る』という目的が達成されてはじめて前述のような価値をもつことになるので、こればかりはまだなんとも言えないところですなヽ(´ー`)ノ
…それより水ポチャで消えた携帯のアドレス帳がまた駿台メンバーは半分以上再取得できてないんですが、、これはデータ復旧業者に頑張ってもらうしかないかも。。





で、今日はそれだけでは終わらない…というよりメインはここから。
センター明けの月曜日あたりにみんなでカラオケ行って飲めや歌えやで大騒ぎしてた人も多かったみたいなんですが、自分は当日に家族で夕食を食べに行ったぐらいでこれといって何もしていなかったのでちょっと気分転換がまだいまひとつ出来てなかったんですが、今日は台氏(仮称)の下宿にちょっとだけお邪魔することに決定。


というわけで、うめだ阪急でスイーツの類を仕入れ(2人で食べるにはどれも中途半端な大きさなので結構苦労したけど)、京都線に乗ろうと思ったら7320Fの河原町行き特急が目の前で発車したので次のやつを待つことに。そして5分ほど経ってやってきたのは9300系…というのは6300系がとうとう消滅した今となっては当たり前のことなんですが、それがよりによってついこの間走り始めたばかりの9309Fでした。しかしなぜか新車独特の臭いがまったくしなかったのは何故。
そうして最新編成の『特急(=特に急がない)』に乗って45分ほどで終点河原町到着。
ここから市バスに乗って…とのことだったんですが停留所がどうも多すぎてよく分かりません。普段河原町からバスに乗ることはなくて基本的にここは降りるだけなので今まで苦労したことはなかったんですがいざ乗ろうと思うとややこしいなぁ…。
やっとのことで停留所を発見し、ちょうど目的の3系統のバスがやってきたので乗車。京都のバス=混んでるというイメージとは裏腹に結構ガラガラでした。
そして相変わらず交通事情の悪い京都市内ということで結局30分以上かかったもののようやく目的地に到着。


さて、そんなわけで台氏(仮称)の下宿にお邪魔。今まで東京の鉄研OBの下宿に何軒か行ったことはあったので大学生の下宿ってこんな感じなのかーという漠然としたイメージが既に形成されつつあったんですが、その概念とは裏腹にそこまで広くはないもののずいぶん立派な物件でした。『学生の下宿』というよりは『独身貴族の部屋』的な。新築オートロック付きでインテリアも凝ってるとか凄いんですけど。こりゃ自分が物件選びをする時のハードル上がりまくりですね。


とりあえず今日は鍋orたこ焼きにしようということだったんですが、鍋は個人的には結構よくやってるしアカペラの練習に行かないといけないという時間までそこまで余裕がなかったので手っ取り早そうなたこ焼きに決定。そんなわけでまずは買い出しに。
自分は知らない街をただひたすらぶらぶら歩いたりすることが好きなタチなんですが、街というのは行く街行く街によって全然雰囲気や性格が違うもので、たとえば関東の鉄研OBの下宿に行った時の街の雰囲気なんてのは同じ住宅街のはずなのにアウェイ感満載の雰囲気だったわけで、ところがこの街は街路樹の並木道やら少し緩やかな坂が入り交じる閑静な住宅街、所々見つかる良さげなケーキ屋やパン屋…といった感じが地元の阪神間の雰囲気とかなりよく似ている…というかむしろ住み慣れた街の延長線上のような感じで、全くといっていいほどアウェイ感のないところでした。最寄り駅が元田中と聞いていたので『…???』って感じだったんですが実際は全然違う場所でした。単に最寄り駅なだけで。こりゃいいなぁ。


そして近くのスーパーでいろいろと食材を買ってきてさっそく調理開始。
まず卵を溶いてだしと塩を入れ、その上から薄力粉を少しずつ入れてよく混ぜる。
ここで生地のもとを一晩寝かせるといいとのことだったのでここで3分クッキング宜しく冷蔵庫から颯爽と昨日用意したものを…なわけがなくて寝かせずそのまま焼くことに。
次に熱したたこ焼き器…は今回はホットプレート付属のたこ焼きプレートで、そこに刷毛がないのでキッチンペーパーでサラダ油を塗る。
たこ焼きができるまで(その1)




次に大きな容器がなかったのでとりあえず計量カップを使って生地を一気に流し込み、そこに1cm角に切ったタコを投入。これを忘れると『たこ焼き』が『焼き』になっちゃいます。




たこ焼きができるまで(その2)
さらにきざみ葱と紅生姜をまんべんなく散らし、




たこ焼きができるまで(その3)
端のほうがだんだんと固まってきたら竹串で回します。




たこ焼きができるまで(その4)
さらに焼き色をつけるためにサラダ油を表面に塗ったりしながら回しつつ、これで焼けました。ダシと紅生姜の合わさった香りがなんとも食欲をそそりますな。
たこ焼きなんて自分は15年近く前に一度家で作ったことがあるだけで完全に初心者だったので、特に自分が担当した部分は若干形が悪かったりしないこともないけど美味しく焼けてれば(゚ε゚)キニシナイ!!




たこ焼き(完成品)
最後にお皿に盛り付けてソースとマヨネーズ、青のり、鰹節をまぶして完成!!
お皿がやたら良いおかげなのかは知らないけど、たこ焼きのくせに生意気な!と思わず言いたくなるほど無駄に漂うこの高級感は一体何。やっぱり器の力は偉大なり。


そしてあとは食べるだけ。めちゃくちゃ美味しく焼けてたので大満足です。
ネットで出したレシピでは48個分に相当する量を作ったので20個用のたこ焼き器では全3回公演になる予定だったんですが、2回目はわずか10個ぐらい作っただけ=つまり計30個ほどで使い切ってしまいました。まぁたこ焼き器の穴の大きさとかにもよるんでしょうね。
ちなみに2回目は1回目に入れ忘れてたチーズや天かすをプラスして『さらにおいしくなりました(当社比)』。ついでに台氏(仮称)がごはんも炊いといてくれたので、関西人のポリシーらしい(ほんまかいな)『粉モン=おかず説』を実践するべくごはんと共にいただきました。粉をおかずにごはんを食べるって正直どうよ?と思っていてもこれが意外といけるから困る。
そんなわけでたこ焼きが全てスタッフが美味しくいただきました☆



(1/22)豆大福
そして、いつしかの鞍馬の紅葉を見に行った日に行列が長くて買えなかった出町柳の『ふたば』の豆大福やらきんつばやらを食べて、


ローザ ロッサ
シーキューブ仕入れて持っていった『ローザ ロッサ』というケーキを食後に紅茶とともにいただきました。このケーキとこの器とか組み合わせ的に完璧すぎるんですけど!


そんなわけで結局30分ほど遅刻させる羽目になってしまって台氏(仮称)にはずいぶんとお手数をおかけしましたという感じなんですが、しかしまぁ3時間ほどの間で買い出し行ってたこ焼き作ってひたすら食べたというだけなのにかなり非日常的な気分で良い気分転換ができました。感謝。


そんなわけで、台氏(仮称)と別れてバスを待つ間には京都の底冷えするような北風を浴びてしみじみと…物思いに浸る暇もないどころか目の前をバスが通り過ぎていったので結局手を振りながら必死に次のバス停までダッシュして運転手さんが気を利かせて待っていてくれたところをなんとか飛び乗り、河原町に着いたら着いたで20分に1本しかない通特がちょうど2分後にあったのでそれに乗り、ガラガラだったらそう悪くない9300系トップナンバーの通特で梅田→快急乗り換え…といった具合で2時間弱で帰宅。山に沈んでゆく上弦の月が綺麗でした。


そんなわけでようやくセンターが終わった後の『節目』的な気分転換も終わったし、駿台の5日間もセンターボケ解消にはいい役割を果たしてくれたはずなので、いよいよあと1ヶ月頑張っていかないといけませんね。とりあえず何をすべきで何を切るべきかを慎重に考えていくことにいたしましょう。