帰ってきた束の間の日常

今日から金曜日までの5日間はいわゆる年明け授業ということで、つまりは1週間だけ元のクラスごとに集まって特別授業的なものがあるわけです。
で、それぞれの教科が基本的に2時間ずつで化学以外は全て演習+解説という講義なんですが、今日だけはセンター試験の自己採点報告会が4時間目にあったので2時間目からスタート。


というわけで朝はいつもより1時間だけゆっくり寝てから駿台に行き、最初は落合師の数学。
センター試験というものはある意味では画期的なシステムではあるんですが(とはいってもかなり昔からあるけど)、東大や京大といった最難関レベルの国公立を最初から志望校に決めている人にとってはこれほど面倒なものも無いわけで、センター対策ばかりやっているとどうもセンター試験特有の形式の易しい問題を時間内にいかに効率よく得点するかという点ばかりに重きが置かれるために勉強すればするほど二次試験の学力が落ちていくというなんとも困った症状を発症するわけでして、これがいわゆる『センターボケ』と呼ばれるもの。この1週間はセンターボケの頭をリハビリするという意味もあるのかもしれません。
午後からは石川師匠の最後の授業(とはいっても実は直前講習で1回完結の講座を取っているので自分はもう一度だけあるんですが)で、終わった後で彼のなかなか身につまされるような身の上話とかいろいろな話とかどうしても伝えたそうだったメッセージとかを話してくれました。やっぱりうだうだ迷ってる暇があったら一心に突き進むのが一番良い選択肢なのかもしれません。


で、今日はまぁ久々にいつものクラスメンバーが集まったということで賑やかでした。
センターで勢いをつけて上機嫌な人、ほっとしてる人、国語で派手にコケて完全にお通夜モードの人、久々に集まったメンバーで早速カラオケに行こうとしているグループ…とまぁいろいろだった気もしますが。
しかしまぁなかなか本番前のムードがずっと続いていると逆にこんな平凡な日々が懐かしくなってくるあたりは人間というものはどうにもわがままな生き物ですねまったく。


そういえば今日集計したデータはまた木曜日あたりには発表されるらしいんですが、やはり皆の感想を聞いている限りは相当難しかったようで、意外なほど800点超えが少ない印象。
ちなみに参考までに、手元に入ってきた情報によると我らが灘校の今年の高3平均は758/900だそうで、去年がたしか780点前後だったはず(うろ覚えなので間違ってるかもしれませんが…)だということを考えれば純粋に20点ぐらい下がってるわけですか。各予備校の平均点予想も10〜30点下がってるので妥当な線だとは思いますが、しかし-20点とはこりゃ相当な難化だなぁ…。
まぁ出願に関しては自分は何の迷いも無いので全然問題は無いんですが、センターが振るわなかったから出願校を変更しないといけないかも…と悩んでる人もとにかく今年は強気で行ったもん勝ちのような気がします。うん。