ハトにエサ政権をやらないでください

今週はなぜだかどうもテンションのいまひとつ上がらない一週間だったんですが、こうやってまた金曜日がきて今週も終わりを迎えるわけです。
こんな単調な繰り返しももう来週が最後。そう思うとやはり早いもんですね。


ところで最近事業仕分けなるものがずいぶん話題になってるようで、
まぁ今までずっとスルーされていた部分にメスを入れて無駄をとことん無くしていこうという試み自体は素晴らしいんですが、専門家でも何でも無いような人が明らかに筋違いの意見を押しつけてるだけのような光景を見るたびに果たしてこれで良いのかなぁなんて思うことも多々あるわけで、
たとえば科学などの技術開発に対する費用なんかもバッサリやられそうで学界ではいま相当大変な騒ぎになってるみたいなんですが、人海戦術では中国に勝てるはずがなく天然資源もろくに出てこない日本の一番のウリである高度な技術力を捨てるということはつまり国際競争から退くことを意味しているわけで。車産業とキャラクタービジネスだけで世界をリードしようったってそうはいきませんがなww


しかしそれらはまだテレビで報道されていていろいろと意見が交わされているだけまだマシで、実はメディアではほとんど取り上げられていないものの裏ではまだ恐ろしいことがいろいろと行われているようで…。


漢方薬を保険適用外に…もちろん本気で実行されれば日本からは大半の漢方薬が姿を消して、辛うじて中国とかからの輸入品が今の3倍以上の値段でわずかに取り扱われるだけ、なんてことになるわけですが、これはネタか何かで言ってるんでしょうかね?マニフェストでは漢方薬を推奨してるのに言ってることとやってることが明らかに矛盾してるような…。

ツムラ・芳井社長】漢方薬の“保険外し”に反発‐「事業仕分け」の結論を一蹴

 ツムラの芳井順一社長は12日、都内で開いた中間決算説明会で、内閣府行政刷新会議が実施した「事業仕分け」を受け、漢方薬等の市販品類似薬を保険適用外とする方向性で結論が下されたことに関し、「漢方医学の現状を知らない人たちの議論。なぜこういうことになるのか分からない」と強く反発。民主党マニフェストで、漢方医学を取り上げている矛盾を指摘し、「明らかにマニフェストと違う方針であり、漢方医学を知らない人だけの議論で、保険適用外の話が進められるはずがない」と一蹴した。

 ツムラは、医療用漢方製剤に特化した事業展開を進めているが、11日の事業仕分けでは、漢方薬等の「保険外し」が俎上に上がった。芳井氏は「保険削除されたらツムラは間違いなく倒産する」と危機感を露わにし、「漢方薬と日本の伝統医学が消えてなくなることにもなる」と強調。主力の大建中湯が全国 80大学で採用されている現状を挙げ、「患者さんの治療に大きな支障が出る」と訴えた。

 さらに、民主党マニフェスト漢方医学を取り上げている矛盾を指摘し、「(民主党には)漢方医療小委員会が設置されているにもかかわらず、なぜ保険適用外の話になるのか分からない」と、苛立ちを見せた。

 その上で、事業仕分けの結果、市販品類似薬を保険適用外とする方向性を打ち出した結論に対し、「漢方医学を知らない人たちだけで議論して、進むはずがない」と反発。「マニフェストの方針とは違うので、保険適用外の話はなくなると楽観視している」と述べる一方、「もしそうならなかった場合には、民主党行政刷新会議メンバー、厚生労働省にアプローチをかけ、なぜ漢方薬が保険適用になっているのか、しっかり説明したい」との考えを表明した。


http://www.yakuji.co.jp/entry17252.html


まぁ献金問題も本当なら相当追及していかないといけないような問題なんでしょうが、とりあえずそこには目をつぶるとしても…ねぇ。
いつしかの小泉氏は『自民党をぶっ壊す』という発言で話題になっていましたが、今度ばかりは自民党はおろか日本をまるごとぶっ壊されそうな勢いですね。せめて取り返しのつかないことにならなければいいけど…。。