音楽の物理

今日は11月18日。
EF65という機関車(カマ)の中には真っ赤な塗装で側面に大きく『EF65』と書かれた車両があって、それがEF65-1118号機なのだけれども、撮り鉄の間ではなぜだか『ゲッパ』と呼ばれている。


かつてEF58という機関車が活躍していて、それがだんだんと古くなっていくにつれて徐々に数を減らしていったのであるが、
その残党のひとつだったのがEF58-160号機。
しかしお召し列車を牽引していたことでも有名なロイヤルエンジン・61号機などとは違って、他のEF58と比べても飛び抜けて痛んでいたり汚れていたりしていたそのカマは、いつしか『ゲロマル』という不名誉な愛称を付けられてしまった。
それ以来、一部のファンの間では『1』を『ゲ』と読むようになり、先述の機関車は『1118号機』だから『ゲゲゲッパ』、転じて『ゲッパ』と呼ばれるようになった。


…というのはどうでもいい鉄ちゃんの豆知識。知っておいても多分その手の人以外は何の得にもならないでしょうな。w


ところで今日は夜に弟が塾の理科でやっている問題が分からないと騒いでいたんですが、その分野が『モノコード』。なんか大正琴みたいにして張られた一本の弦を弾いた時に出る音の高低を調べる問題。
まぁ太いほうが音が低いとか弦が長いほうが低いとかそのあたりはまぁいいとして、うちの弟はあろうことか弦を強く弾くと音が高くなるというとんちんかんな間違いをやらかしていたので唖然。確かにまぁピアノなんて鍵盤鳴らしたら音出るから普段弦のことなんて考えてないしなぁ。。



…こりゃもう実際にやってみるのが一番だろうというわけで、颯爽と取り出したるは自分の部屋に何年も眠り続けていたクラシックギター。たしかにこれなら弦の長さも太さも違うし、チューニングで弦の張りを変えていけば音の高さも変わる。もちろん強く弾いても音の高さは同じ。こういうのはやっぱり自分でやってみて確かめてみれば忘れないもんですね。音楽と物理というのは実は結構関わりがあったりなんかするもんです。
どうでもいいけど、試しに弟にチューニングをやらせてみたらどうやらうちの弟も絶対音感を持っているらしいということが判明。そりゃまぁお腹の中にいた時からピアノ聴いてたんだし当然っちゃ当然なんだけどね。