夏期講習終了

夜のプールサイド

今日の東大理系数学4日目を最後に、とうとう自分のこの夏の夏期講習は全て終了。
全部で7講座取ってたんですがわりと7月中に固まってたということもあって8月に入ってからはわりと余裕をもって復習とかもこなせたし、物理もちゃんと予習できたし数学に関しては全問復習完了。余計な教科が入ってこない分だけ苦手科目に集中して勉強できたし、前期の3ヶ月に比べるとずいぶん有意義な学習が出来たんじゃないかな、と。まぁ前期もそれなりには頑張ったんだけどね。
で、明日からはその総仕上げとして東大実戦が2日間。
国語の採点が駿台クオリティ発揮されたらまぁそこは無視するとして、数学は今度こそは少しはまともに出来るといいですな。まぁ結果を急ぎすぎても仕方ないんだけど早いうちからそこそこの結果が出せていれば変に焦ったりしなくて済むし。
化学に関しては有機がやっぱりまだ感覚が戻ってきてないのが心配ですが現役時代のことを考えればどうってことはない。あとは英語で時間配分をどうするか…このあたりはやっぱり実戦感覚の問題だからどうなるかは分からないけれども。


ところで大阪といえば日本屈指の熱帯都市と言われている都市のひとつで、例年夏ともなれば1ヶ月以上は続く熱帯夜や真夏日に、下手すると連日35℃以上の猛暑日が続くなんてこともしばしば。
しかし今年はやっぱりエルニーニョによる冷夏が来てるからなのか、例年に比べるとだいぶ過ごしやすいような気がします。梅雨も長引いたし夏らしい気候の日は数えるほどしか無かったような…。
で、挙げ句の果てには8月もまだ盆休みだというのに太平洋高気圧を差し置いてオホーツク海の高気圧が張り出してきて、見上げれば雲一つない澄み渡った青空。気温こそ30℃を越えたといっても家の中で風を浴びていればずいぶん涼しかったんですがそれもそのはず。温度湿度計を見たら普段はだいたい65%ぐらいなのに今日は50%を切っているという地中海沿岸もビックリのカラリとした暑さ。これぐらいなら過ごしやすくて大変よろしいんですが、、でもこれって絶対普段の大阪の夏じゃないよね。梅田や中之島のビル群より美瑛の丘や富良野のラベンダー畑のほうが似合いそうな気候。


で、つまりそれは普段は片手で数えても指が余るくらいしか見えない夏の夜空の星がくっきりはっきり見えるということでして。
帰り道でふと空を見上げてみるとまるで冬の空のように透き通った星空が広がっていました。


というわけで、思わず途中寄り道して近くの公園で写真を何枚か。


夏の星空
かなり光害が激しいはずの阪神間でもISOをちょいと上げて軽くバルブすればご覧のような満天の星空。夏の星座を目視確認できたのは初めてかもしれません。あーこういう写真を撮ってると10mmぐらいの広角レンズが欲しくなるのは仕方ないですね。


夜の公園にて(その1)
池の水面に映る光に、頭上に広がる星空。なんか幻想的。
実はD90を買ってからこれだけの長時間露光の設定でバルブ撮影するのは初めてだったりするんですが(なにしろISOを上げれば夜でも普通に手持ちでフラッシュ無しのスナップ写真が撮れるくらいなので)、実際に撮ってみるとこれはなかなか良いですね。前のデジカメとはノイズののりが全くといっていいほど違うあたりは流石。


夜のプールサイド
連日地元の子どもたちで賑わい、最近はアニメファンにも注目の的な北夙川市民プールも夜になればすっかり静寂の中。こういう夜のプールの雰囲気ってのも一種独特な感じがあって好きですね。
ちなみにF値を上げたらゴーストが写り込んじゃったんですが、個人的にはこのいかにもレンズっぽい光の像も悪くないと思ってるので敢えてそのまま。


夜の公園にて(その2)
そして反対側、池のほうを向いてもう1枚。
吹き抜ける風はもう秋の予感を運んできたようでした。