はじめての緑地

円形花壇@服部緑地

今日はまたしても半日先の天気予報が当たらない気象庁が大外れで、実に久しぶりにすっきりした快晴の一日。
今日も昨日と同じようにバスで夙川まで行って、そこから神戸線の特急に乗って…という感じでこのあたりはいつも通りだったんですが、なんと2日連続同じスジに8002Fが入っていてテンションが上がる。
まぁそれだけなら別にどうってことはなかったんですが、


なんと電車に乗ったらそこにいたのはなんとあの市道先生!!
ちょうど最近話題がホットだっただけにこのタイミングで会うとはなんとも恐ろしい偶然、というか世の中には確率論では説明のつかない何かがきっとあるような気がした…。西北までの一駅だけだったけど久しぶりにお話ができて嬉しかったです。
しかし昔大回りについて検索サイトで調べてた時に見つけた、という理由で既にうちのブログを知っていたとは…。壁に耳あり障子にメアリーってのはホントですね。
ちなみに夏の和歌山線大回りは105系の簡易冷房があまりに効かなさすぎるのであまりお薦めできないかもです。


で、青い空に想いを馳せながら、というか別に特に何か考え事をしていたわけでもなくのんびりと青空を眺めつつ梅田へ行き、お昼は阪急一番街にあるあらうま堂へ。

たまゆらーめん
たまゆらーめん630円。塩味だけどベースがとんこつ白湯系スープなので意外とこってり。麺はやや太めでしっかり。
でもここのラーメンはやはり個人的に玄湯らーめんが最強だと思うのです。また今度来た時食べよっと。
ちなみにキムチだけでなくメンマまで取り放題ってのがなんとも嬉しいサービスで、さらにグルメサイトのクーポンを提示すると通常300円の餃子がなんと無料サービス!!クーポン見せるだけでそこまでしてもらっちゃって大丈夫なんでしょうか…!?
というわけで630円でラーメンと餃子まで食べてお腹いっぱいでした。


その後は少し時間があったのでヨドバシに足を伸ばして、昨日一瞬だけ復活して厄介なことになってしまったヘッドホンのリベンジ。
とはいえまた30分近くも修理コーナーに並ぶのはうんざりなので、思いきっていきなり3階のレジに行って、事情をレジの人に話せば多分結構ややこしいことにはなるけどなんとかしてくれるかもしれないと思って行ってみたわけですが、そこにいたのはラッキーなことになんと昨日と同じ店員さん。それなら話は早いわけで、わずか10分とかからずにすんなり新品に交換してもらえました。よかったよかった。


というわけで、まだ少しだけ時間が余ったので西中島南方で2本ほどだけ撮影。
大阪市交21603F@西中島南方
バリアフリーの観点からか近いうちに(とはいってもまだまだ相当先だけど)ホームドアを設置する予定があるそうで、そうなった時にはこんな低いアングルから撮ることは出来なくなってしまうんでしょうね。


そして夏期講習は今日で地理が終わって前半戦が終了。残りはしばらく休みがあったあと8月の上旬〜中旬にかけて東大英語と東大理系数学の2つがあるのみです。前半に一気に固めてたからあとはずいぶん楽になるなぁ…。
…ま、楽になるとはいっても今年はそこそこ気を引き締めて、家にいても遊ぶ日以外はちゃんと勉強しないとね。それでも遊ぶ日が多かったら意味がないとか突っ込まないw


で、今日の日記はここで終わると思ったあなたはマックスコーヒー並みに甘い。むしろここからが本番。


とにかく今日は久しぶりにスカッと晴れた気持ちの良い青空で、太平洋高気圧から来る南東からの暖かく湿った季節風による高温多湿、という本来あるべき日本の夏ではない気がするものの、個人的には一番ありがたい北海道の夏のような理想的にカラリと爽やかな天候だったので、せっかく前半戦終わったーという気分も相まって思いつきで服部緑地に足を伸ばしてみることに。
しかし毎日のように緑地公園まで通っていたにも関わらず、服部緑地に行ってみるのは実はこれが初めてだったりします。



…で、行ってみた感想。


なんで今まで一度も行ったことが無かったんだあああああ!!←



いやはやめっちゃ良いとこでした。やたら広いし森や自然もあるし景色も綺麗だし癒されるし。しかも一眼レフ携帯中の自分にはたまらない風景のオンパレード。
最近なんか台氏(仮称)がmixiでなかなか良い感じの写真をいっぱい撮ってきてるので、本家『日常のワンカット』のアルバムを公開してる身としてはさすがに負けてられません。



円形花壇(その1)
服部緑地の中央にある円形花壇。
緑の芝生の中に赤い花が鮮やかで、中央の円形の水面に空が映し出されている姿はまるで大きなレンズのよう。


円形花壇(その2)
多分このカメラでこれだけ広い庭園を晴れた日に写すのは初めてなんですが、色彩の豊かさや鮮やかさには今まで使っていたデジカメとの違いをひしひしと見せつけられます。
それにしてもヨーロッパのどっかの庭園にでも来たような感じさえしてしまうような、このままデスクトップの壁紙にもできそうなくらい美しい庭園でした。


そしてしばらく歩いて行くと今度は森の中。もともと日陰に入れば比較的過ごしやすい日だったんですが、森の中に入るとよりいっそう涼しくて夏であることを忘れてしまいそうです。ニイニイゼミの蝉時雨がこれまたなんとも涼しげで、あとはここにヒグラシがいれば完璧なんだけど。
ちなみにこの先には昔の日本家屋を保存してあるような場所もあったんですが、残念ながら閉園時間になってしまっていたので断念。また機会があれば来たいもんです。


紫陽花の森林浴
そして歩いていると森の中にぽつりと現れたずいぶんと背の高い紫陽花。
なんかこういう森の中の深緑の空気を吸ってるだけで身体が浄化されていくような感じがします。



服部緑地の蓮
歩いているうちに見つけた大きな池にはなんと一面に蓮の花が。
よく古典文学とかに出てくる極楽浄土のイメージってこんな感じなんでしょうかね。



蓮と青鷺と鴨
そしてこれがその極楽の住人たち。風通しの良い場所で夕涼みをしておられました。なんかこの感じ癒されるなぁ。



蓮畑とカモの親子
一面の蓮畑をバックに泳ぐカモの親子。
『花鳥風月』って言葉があるけど、花と鳥はもちろんのこと、心地よい夕風も出ていて空には半月が浮かんでいてまさに言葉の通りのような風景でした。


服部緑地の池にて
静かで心地の良い緑地の夏の夕暮れ。


蓮畑と空
水面に映りこんだ空の蒼にはどことなく深みや透明感があって美しいのです。



カモだって空を飛ぶ…?
そしてこれが最後の一枚。ちょっとしたお遊び。
空を反射した水面を泳ぐ鴨を撮って、その写真を逆さにするとなんか鴨が空を飛んでるような感じに…見えなくもない。多分。


鴨『飛べない鴨はただの鴨だ!!』


…と叫んでいるのが今にも聞こえてきそうです。え、聞こえない!?


そのあとは意外と遠かったけど阪急の曽根までぶらり歩いていき、日生エクスプレスの送り込みの8005Fの普通で梅田まで行ってから帰ってきました。いやーこんな良いとこならもっと早くに気付けばよかったと今更ながら思います。都市部にもこういう緑豊かな公園があるとなんか心の癒しになってつくづく良いもんだなぁ、と実感しました。