百聞は一見に如かず

今日から数日間は夏期講習が無いということで一日中家にいたわけですが、こんな時ぐらいしか見る時がないだろうと思っていつしかの金曜ロードショーでやっていたのを録画していた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見てみることに。


たまにマニアックなネタを連発していることもあってか自分が相当アニメ関連に詳しいと思っている人も周りにはいるみたいなんですが、実は単にそういうネタを持ってくるのが面白いだけで本当のところは大して見てなかったりするんですよね。おかげでネット経由でネタやら知識はいろいろ入ってくるし主題歌とかは知ってるけど本編は見たことない…といった作品が山ほどあるわけで、エヴァもそのうちのひとつだったり。
しかしまぁ90年代にアニメ界に大革命を起こし社会現象にもなった伝説的なアニメというわけでさすがに一度も見ずじまいというわけにはいかないし、『ヱヴァ』と『エヴァ』は全く違うとはいえまだ1作目は旧世紀版に忠実らしいので雰囲気は分かるはず…。


と思って初めてエヴァの世界を体験したんですが、確かにあれはなかなか凄い。
とても夕方にやるアニメとは思えないほど重苦しくて陰鬱な展開なんだけど、そういう言葉では計り知れない何かがあるというか…とにかくとてつもない作品であることがよく分かりました。特に最後のヤシマ作戦のシーンの緊張感や迫力は鳥肌モノですね。まさに百聞は一見に如かずとはこのこと。
周りの見に行った人が言っていた『DD51が何重連にもなってシキを引っ張って行くシーン』ももちろんバッチリチェックしましたがw
しかしまぁなんというか、たいていこういう地球を救う系の作品とかだと視聴者に『自分もあんな物語のヒーローになれたらなぁ』なんて願望を持たせるような作りになっていることが多いんですが、この作品ほど実際に体験してみたくないヒーローは初めてですね。とりあえず主人公というものはいろいろ大変そう。。


しかしまぁこうなってくると今劇場版公開中の『ヱヴァ:破』も是非見てみたいもんですね。しかしいったいどこでやってるんだか…それに一人で観に行くのもアレだしなぁ…、と思いつつやっぱり気になってしまうのでありました。