ブログのリスクと責任感

いきなり個人的な話になってアレですが(そもそも普段から個人的な話しか書いてないような気もするけど)、とある尊敬する知り合いの方から温かい励ましのメッセージを頂きました。嬉しいです。
まぁ、、人間何かと忙しい時には余計なことまでいろいろ考えてる余裕がないもんですが、最近はそういう意味での時間の余裕というのは去年までと比べて格段に増えたので、どうもいろいろ考えたり思い悩むことも多いんですよね。別に五月病というほどのものでもないんですが。
どんな人間であれ、現状の自分に満足してしまったら終わりだと思っているし、そういう意味では常に『変わりたい!』という向上心を持ち続けることは大事ですが、今後はそういう気持ちも持ちつつも、あんまり深く悩みすぎずに自分のペースで歩んでいこうかな、と。案外それが一番なのかも。


で、先週の土日は何かと忙しかったので久々に1日フリーでのんびりしてた日。しかしこれだけ真面目に家で勉強した休日も久しぶりかも?それはそれでそれなりに充実した1日だったかも。どっかの球団の試合の残念さ加減は置いといて。どうでもいいけど普段は冷たい飲み物といえばアイスティーを飲むことが多いんですが、アイスコーヒーもたまにはいいなと感じた日でした。これで家にバニラアイスの1つでもあれば良かったんだけど…抹茶味の棒アイスをコーヒーに突っ込むわけにもいかないし。。


ところでまぁこんな単調な日常を送っていても外の世の中というのは相変わらず目まぐるしく動いていて、最近も大臣が突然やんぴとか言い出したりどっかの北の国がまた色々と楽しいことになりつつあったり、はたまた日本がサッカーW杯の決勝トーナメント進出を決めたり…といろいろあったわけですが、ネット上でもひとつ大きな事件があったようで。
まぁこんな時期になって書いても今更感が漂うだけなので特に深く書くつもりはないんです、が。


やっぱり人間、悪いこと(法律的な問題でも道徳的な問題でも)をひとつもしない人なんていないわけですが、そういった『悪い行い=悪事』にもごめんなさいで済む問題とそうはいかない問題があるんじゃないかな、と。
たとえば昔どっかのアイドルが昔未成年なのに酒で酔っぱらって暴れてたとかでグループを脱退する羽目になったことがあったけど、例えば酒やタバコってのは一応日本では20歳になってからということにはなってるものの、そういうのはあくまで道徳的に見れば別に個人個人の問題だし、そのアイドルの場合はああいう立場にいたからこそ騒動になったけど、周りを見る限りでは大学生(つまりは18歳ぐらいから)の中では飲み会なんて当たり前だし、多くの人は自分もそういう経験をしてきただろうからさすがにここまでやるのは可哀想だよなぁ、という目で見てた人も多いんじゃないかな、と。(だからといって未成年の飲酒や喫煙を促す気は毛頭ないけど)


ただ、同じ悪事でも明らかに他人に取り返しのつかないほどの迷惑がかかったり、ましてや人の一生をメチャクチャにしてしまうような悪事というのもあるもので。
例えば子連れにも関わらず目につけた男を自分のステータスを武器にしてまんまと食い物にしてしまう悪女に、どちらかというと誘惑された側だとはいえ人妻を寝取ってしまった若者。
卓越した才能を持ってこの時代ならではともいえるようなやり方でサクセスストーリーを歩みつつあった、自分と生まれた日が2週間も変わらないような若者がこんな騒動を起こしてしまうことへの失望感ってのは…やっぱり大きいよね。
まだ当事者たちはそれほど深くは考えていないかもしれないけど、サクセスストーリーのはずが今確実に都落ちへ一直線なこの現状に至るまでの道のりは、なるほど事実は小説より奇なりとはよく言ったものだなぁと思ってしまうほどです。


この事件を見ててもう一つ思ったのは、こういったブログやmixiなどの発言の影響力の大きさ。自分はこうやって普段からまったりとプライベートなことでもさほど気にせずに書きまくってて、時には周囲にちょっとした顰蹙を買ったりもしているわけですが、今のところそれほど大きな社会的問題などにもぶち当たることなくやって来られてます。
しかしいつしかのテラ豚丼とかゴキブリ揚げとかにしてもそうだけど、そういう人がひとたび何か大きな問題のあることをしてしまうと、本人はふざけていただけのつもりでも大きな騒動へと発展してしまうというリスクを抱えているわけで。
だから、それなら悪いことをしても書かずに隠せばいいじゃないかと思うのではなく、むしろこうやってプライベート筒抜けのような日記を書いているというのをひとつの責任感として受け止めて、だからこそ悪いことはしないぞという心構えを持つことこそが大事なんじゃないかなぁ、と自戒の意味も込めて書くことにします。


自分は基本的に本や漫画というもの自体自分からは滅多に読まないし、ましては少年雑誌の類なんてのは今まで生きてきて一度買ったかどうかのレベルですが…最も気の毒な目に遭ってしまった漫画家さんとそのお子さん、陰ながら応援してます。