高校最後の授業日

本日のパスタ

朝7時に起床。支度を済ませて7:37に家を出て、歩いて徒歩1〜2分のバス停からバスに乗る。
阪急で行ったり夙川までバスだったりといろんなパターンがあったものの、少なくとも高校に入ってからはこれが最も多かった朝のパターン。
わずか750mで標高100m以上を登る急坂を、いつもの阪急バスがエンジンをフル回転させて駆け上がる。
苦楽園・六麓荘の高級住宅地を通る狭い道を通り、芦屋浜から大阪湾、泉南方面まで見渡せる景色を眺めながらバスは順調に坂を下って気がつけば芦屋駅


芦屋駅では8:05発の普通を待つ。すぐ横をかにカニはまかぜキハ181系が『やばい煙』を出しながら通り過ぎていく。7両編成なのに全体で数人しか乗っていないのもいつもの光景。
いつも乗っていた普通電車は、いつしかのダイヤ改正321系207系に運用が変わって以来、4両目は中間運転台があって座席が少ない為に滅多に座れることは無くなった。今日も一応並んだものの席は全て埋まっていたから、すぐにそこから降りてホームの反対側へ向かう。
程なくして8:07発の播州赤穂行きの外側線快速がやって来る。223系の12連。
芦屋駅のポイントを抜けてから一気に加速を始めて、あとは六甲山をバックにひた走る。いつもどちらが先に着くか分からないさっきの普通を今日は摂津本山で華麗にぶち抜き住吉に到着。
住吉の改札を出て、隣の長い連絡通路をひたすら歩く。相変わらず灘校生が横一列に弾幕を作りながら歩いている。これを全く気にせずに反対側からクリアしようと思うとイージーモードよりは難しいかもしれない。
東灘区役所の前を通り、住吉川の橋を渡り、いつものように門をくぐる。
そのまま文化部長屋に入って鉄研に行ったら、たくさんの後輩たちが今日も楽しそうに会話をしている。
こんな当たり前のルーチンワークも、今日が最後。


そう、今日はとうとう最後の授業だったんですよね。


1時間目のダルビッシュ(仮称)の物理はなぜかこんな時期に情報ルームに集まってExcelを使ってコンデンサーの放電曲線の計算。まったく何がやりたいんだか。
でも普段Officeなんて持ってすらいないMac使いの自分にはWindowsのことはさっぱりヽ(´ー`)ノ
最後の最後まで相変わらず、そして相変わらずの人数でした。まぁそんなもんか。。


2時間目のベトナム(仮称)の英語も最後。授業はやっぱり相変わらずだったけど、この人こそ我らが61回生の愛すべきマスコットキャラだったわけで、そういう意味では功績は誰よりも大きい…かもしれない!?


で、3時間目は体育。
昨日の時点で思いっきり雨の予報が出ていて、これは最後の体育なのに雨で流れて終わりか!?と思ってたのに、まさかの曇で決行。さすがこういう時の天気には強い61回生。文化祭に遠足に、今まで数々の雨予報を吹き飛ばしてきただけのことはあります。
いつものようにどちらかというとFW側でうろちょろしていたら、丁度いいタイミングにボールが回ってきた。
そこですかさず相手のDFを交わしてゴールに向かって一直線にシュート!!




そしてまさかの決勝ゴールってマジですかそれ!?いやマジですよ!やっちゃったよ!!












…と、これほどカッコ良く決めたみたいに書いておけば、まさか実際はたまたま転がってきたボールを蹴ったら運良く相手のディフェンスが目を離したスキにゴールに向かって転がっていっただけだったとは思うまい…w
見たかこれぞマスゴミの力!!
しかしまぁ、大学でも体育はあるとはいえサッカーなんて選択しなければやる機会はないわけで、もしかしたらこれが人生最後のサッカーになってしまうかも…??


そしてそして、正真正銘の高校最後の授業は塩爺(仮称)の数学。
ラストということもあって、演習の解説を思う存分やりたいってことで結局20分延長して、最後はまさかのタイミングで唐突かつ壮大に終わって、どこからか空気を読まずに礼のかけ声が聞こえてきたような気もしなくもないけどその後塩爺の提案で全員で三本締め。


そんな感じで最後はきっちりと盛大に〆て、とうとう高校の授業は今日1/30の12:50をもって全て終了。今までありがとうございました!


思えば中1の最初の頃、いったいどんな授業をするのだろうかとわくわくしながら始まった授業はなんとあのあんべ師(仮称)の幾何だったわけで、その時は本気でこの先やっていけるかどうか心配になったんだっけ。
そしてその心配は2時間目がタバティー師(仮称)の日本史だったおかげで見事に解消されたんですよね。


あれから6年、か…。長かったような短かったような…。。
もう明日からは授業を受けるために朝早起きして学校に行くこともなくなるけど、やっぱりなんか寂しいなぁ…。
そんなことを、あだだ氏(仮称)と2人でジョリパでパスタを食べながら呑気に話しつつもふと思ってしまったのでありました。