その場のノリでおけいはん

京阪1929F特急色普通@西三荘

今日は中間考査2日目。科目はF師とA師合同の数学と地理、そして化学。
数学はF師は予告通りのベクトルの問題+もう1題。A師のほうも2題でしたが微妙な出来。というよりいまひとつ。
地理は地理海師(仮称)のほうはラテンアメリカオセアニアだったものの、マメヲ師(仮称)のほうは都市や交通などの分野。都市工に惹かれた自分としては頑張らないといけない分野なんですが、昨日塾から帰るのが遅くて大して勉強できていないうえに世界地理になるとまだまだ弱いわけで、いきなりその街の説明があったうえで選択肢として世界の都市の名前を列挙されても正直分かりません。行ったことあるとこは全部覚えてるけど実際に行った海外の都市なんて片手の指の本数にも満たないぐらい。まぁ都市の性質だとか交通の特色などの抽象分野はだいたいいけたものの、結果はなかなか悲惨なことになってそうな気も。
そして3時間目の化学は60分だったものの、担任のかまちゃん師(仮称)はいつものように『簡単やったやろー』と言うものの実際はやっぱり時間が足りない。無機の分類は簡単だけど時間がかかるし、結局今回もトリアージの要領で面倒な計算問題とかには黒いタグを貼りまくりました。有機は分かったのに最後時間が足りなくなったのが残念。


で、テストが終わった後少し鉄研に寄ってみると鉄研の61回生が4人集結。
またペットボトル換金で貯めたお金をつぎ込んで京阪通学を始めたid:sachikazerick氏が今日は明後日引退する1900系の運用表を持ってきてて、id:cho-me3氏と2人でそれを撮りに行くとのことだったので自分もなんかその場のノリで参加することに。まぁ塾の授業は最悪ルーズリーフさえあればなんとかなるし。
というわけでまずはJRで京橋まで出てから京阪へ。


中之島線開業まであと3日@京橋
中之島線開業は今度の日曜日ということで、現行ダイヤも今日を入れてあと3日だけ。


さて、運用は分かっているということであとは携帯を使って撮れそうな場所を調べたところ、どうやら西三荘あたりが良さそうだったのでまずは急行→普通と乗り継いで西三荘へ。急行は気持ちよく内側の線路をかっ飛ばしていったんですが、途中ほとんど全ての駅に撮り鉄がいたのには驚いた。というか今日一日で京阪沿線で見た鉄ちゃんの数が平日にも関わらず異常に多かったんですが、やっぱりこれも京阪クオリティの土壌があってこそなのかも。


京阪6014F急行@西三荘
まずやって来たのは6000系6014F。確かにこりゃうまい具合にカーブしてていい感じですな。


京阪8003F特急@西三荘
そして京阪といえば京阪特急。特急料金も取らない、乗車時間もわずか1時間足らずの無料特急にテレビやらダブルデッカーやら無駄に豪華な装備をつけるのが京阪クオリティ。未だに何を思ってこんなことをしたのかがさっぱり分かりません。いやむしろ大歓迎ですが。


京阪2451F普通@西三荘
複々線の外側を走る普通や区急も同一ホームからバッチリ。


京阪6008F新塗色区急@西三荘
反対側には話題の新塗色の車両もやってきました。通勤車両は結構この色が増えてきた模様。長年続いた色が変わってしまうのは少し寂しいけど、なかなか洗練された色使いには好感が持てます。


京阪2219F急行@西三荘
この2200系1900系にこそ及ばないもののデビューは1964年ということで来年で45年とかなりのご長寿。でも今日も元気に大爆走中。


で、撮ってる間にはせっかく8000系の新塗色や旧3000系の8531Fも来たんですが、前者は見事に外側に被られ、後者はタイミング悪く架線柱の影になって残念な結果に。まぁ、両方ともまだまだ撮れる機会はあるので気にしない。


京阪旧塗色3編成@西三荘
旧塗色の3本並び。今では当たり前の光景ですが、あと1〜2年もすればこの当たり前の光景が貴重な過去に。


京阪2454F急行@西三荘
実はダイヤ改正で早朝・深夜の一部時間帯にわずかに残る以外はほとんど無くなってしまう急行。これを昼間に撮れるのもあとわずか。


京阪2604F普通@西三荘
2604F。この編成、再び7連化してどうのこうの…という話だったのにいざ来てみたらどう見ても5連。一体何がどうなってるのやら…。


京阪8005F特急@西三荘
再び8000系。しかしこの編成のテールライト、最初の8000系が赤かったのに対してなぜか白。もしかして交換された…?


そうこうしている間にも撮り鉄は増え続け、なぜか中1のマキシム氏(仮称)にまで遭遇して、いよいよ大本命の1900系のお出ましです。


京阪1929F特急色普通@西三荘
おぉ〜これが実物か…。しかもリバイバルで特急色に塗り戻された1929F。今まで写真だけは何度も見てたけど実際に見てみるとまた感じ方も違うものです。
とりあえずこれに乗り込んでまた大阪方面へ。
もうデビューからざっと半世紀以上が経過し、当初は2ドアクロスの特急車両として誕生したこの車両も格下げされた今となっては3ドアの通勤車両。しかし、50年以上前の車両とは思えない走りっぷりや乗り心地の良さはさすが元特急車というだけのことはあります。これが引退するのもつくづく勿体ないなぁ…。


京阪1900系さよならヘッドマーク
もう3日後に迫った中之島線開業に伴ってとうとう引退することになったこの1900系。本当なら残念なことに乗れずに終わってしまうはずが、ひょんな機会から最初で最後の乗車や撮影をすることができて嬉しいです。


というわけで、終点の天満橋まで。実は天満橋行きもあと3日で消滅というわけで、この名車1900系とともに過去帳入りとなってしまいます。


京阪1900系製造銘板
これがその製造銘板。なんと昭和31年の文字が。車内の細かいところの設計も趣向が凝らされているあたりに古き良き時代を感じ取れます。


京阪1929F中間車@天満橋
そして、前面こそつるっと改造されていたものの中間車には昔のレトロな車両の名残が…。


で、この天満橋止まりで使っていたホームは3日後からは中之島線へ向かう線路になるわけです。
天満橋駅より中之島線方面


ここでid:cho-me3氏とは別れたものの、まだ塾までは時間があったので京都に帰るid:sachikazerick氏と乗ることになった特急はなんと新塗色。
京阪特急といえば黄色と赤でしたが、一応この新塗色もその流れは引き継ぎつつ、さらに間に金帯を仕込んだことによってさらにエレガントに。金色という色は使いすぎると下品になってしまうものですが、これはお手本的な上手い使い方かもしれません。
さらにこの8000系の新塗色車両は塗り替えと同時にシートの張り替えも行われていて、以前は素っ気ない色使いだったシートが黒地に模様が入ったモケット+赤い枕カバーという高級感のあるものに。さすがはエレガントサルーン
ダブルデッカーの1階席でゆったりとくつろぎ、枚方市で降りて向かった先は交野線
最近はワンマン運転が始まってしまって4連の10000系ばかりが走ってるみたいですが、この路線は途中からずいぶんのどかな風景になってきていい感じ。山麓っぽいところの終点・私市にはわりとすぐに到着。これで京阪の普通鉄道線はめでたく完乗。


京阪10004F@私市
難読駅名として知られていて、多分何も知らない人は『しいち』とでも呼んでしまいそうなこの『私市』。利便性的にも悪くないし、こういうのんびりとしたところに住んでるほうが都心に住むより精神衛生上良いかもしれませんね。


結局そのまま枚方市へ戻りid:sachikazerick氏と別れ、京阪時刻表を買おうとしたものの売り切れていたのでしょうがなくホームに上がった飛び乗った特急はなんと旧3000系。こんなところで初乗車となるとは。
そしてうとうとしつつもまったりと京阪クオリティを楽しみ、淀屋橋アンスリーで平積みにされていた700円の京阪時刻表をようやくGetして、その後は地下鉄で梅田まで。
今日は祖母が白内障の手術ということで親が家にいなかったということもあったのでひょんなことから付いていくことになったんですが、久しぶりに良い息抜きになったしようやく数日間続いた鬱状態から少し解放されたような気がします。


というわけでようやく気分も上向いてきたので、これまた前に教えてもらった第3ビル地下2階の『うどん棒』というお店で讃岐うどんを食す。値段はここにしては比較的高めだったけど、なんだかんだで昼食を食べそびれてたし味はかなり美味しかったので満足。
そして最後は化学の授業だ〜と思いながら意気揚々と河合塾へ向かったわけですが、







今日授業休みかい!!


というわけで、仕方なく梅田から久々の特急仕業についた9000系に乗って帰ってきました。まさか最後にこんなオチが待ってるとはねぇ…。。