古代米

古代米ごはん

今日も特にこれといったことはなく、高2も修学旅行で出払ってていないのでちょっと寂しい部室です。てか、どうも最近授業がどれも消化試合的な内容ばかりに感じられるのは気のせいでしょうか。いや、その感覚は近頃のうちの学年の出席率に如実に表れてる気もしますが。


ところで、うちのクラスの担任で化学の教師のかまちゃん師(仮称)は自宅で趣味?の農業もやってるというのは有名な話なんですが、この間の授業で何かのきっかけで古代米の話になって、うちで古代米作ったから欲しい奴おったらやるぞ〜とのことだったので、早速頼んで貰ってみました。
で、その古代米(黒米)を今日食べてみよう!と思ったので、いつもは美味しい真っ白なコシヒカリを炊いてるんですが、教わった通りに1合につき小さじ1杯ほどの割合で混ぜて炊いてみる。
…こ、これは…。
まず驚いたのは水に浸けた瞬間から色素が流れ出していくこと。炊いたら色がつくというのはまだ分かりますが、まるでシャーレの中でコロニーを形成する細菌のごとく黒米のあたりの水だけ色がついていたこと。
そして炊きあがったのを見てみるとこれまた驚き。こりゃ確かに黒い…。写真ではホワイトバランスとかの関係上いまひとつうまく写ってないんですが、イメージ的にはヨウ素デンプン反応でアミロースとアミロペクチンがうまく混ざってる状態ぐらいの感じの色。
食べてみても確かにかまちゃん師(仮称)の言う通り微妙に味も違うし、玄米だということもあって食感も良くて美味しかった。アントシアニンやミネラル類なども豊富に含んでるので健康にもいいし、自家製黒米をご飯に混ぜて炊いて素材そのもののごはんの味を愉しんでみるのもなかなかロハスな気分でよろしいもんです。