ハヤシライスを作ってみた。

ハヤシライス

今日は母親が祖母と一緒に買い物に行っていて、ハヤシライスでも作っといてーとのことだったので、久々に料理に挑戦。えぇ、久々に。
というわけでハヤシライスを作ることになったわけですが、今回用意したものは以下の通り。
【★:必須、◎:あるほうが良い、○:どっちでも】
*材料系*
★牛バラ肉:400g
★玉ねぎ:3個
★ごはん:お好みに応じて
◎マッシュルーム:2缶(小)
*調味料系*
★ハインツのデミグラスソース:1缶
★ブイヨン:2粒
★サラダ油:適量
◎食塩:適量
◎胡椒:適量
◎赤ワイン:適量
★トマトケチャップ:お玉1杯程度
◎醤油:隠し味程度
オイスターソース:適量
○インスタントコーヒー:隠し味程度
○鶏ガラスープ:隠し味程度
甜麺醤:隠し味程度
○中濃ソース:隠し味程度
◎みりん:適量
ローリエ:1枚
これでうちの家族分ですが、普通の家庭なら5〜6人分といったところでしょうか。


まずは玉ねぎを3個食べやすい大きさにカット。切り方によって食感や味の出方に違いがあるんですが、玉ねぎの食感も溶かした玉ねぎの甘味も捨てがたいということで、半分に切ってから小さいもの2つは繊維に垂直に細かく、大きいもの1つは繊維の向きに沿って放射状にカット。
そして熱したフライパンにサラダ油をなじませてから、あらかじめ塩こしょうで軽く下味をつけておいた牛バラ肉を入れて炒める。この油は多分牛脂やラードみたいな動物性の油脂でも美味しいはず。お肉はやはり牛肉なわけですが、旨味とかのことも考えると脂の多めなバラ肉あたりがオススメ。もうちょっとお肉は少なくてもOKですが、これぐらい入ってたほうがボリュームもあって美味しいかも。
というわけで炒めるわけですが、その時に赤ワインを入れると牛肉がひと味変わり、より本格的な味になります。
そしてだいたい火が通った頃に玉ねぎを加えてさらに炒める。
ハヤシライス(その1)
玉ねぎがしんなりしてきた頃に、缶のハインツのデミグラスソースを入れ、さらにその缶2杯分ぐらいの水を加える。このデミがポイント。これを入れるだけで、市販のハヤシライスのルウとは一線を画した洋食屋のハヤシライスに。デミもいろいろ種類はありますがやはりハインツが知る限りでは一番。
そしてブイヨン2粒とお玉一杯分くらいのトマトケチャップ、さらにマッシュルームを加え煮込む。トマトケチャップはトマトの甘味や酸味といった味が溶け込んでいるのでかなり優秀な調味料です。ホールトマトとかでも良いかもしれませんが。
で、ここからは隠し味。
実はトマト味によく合うのは意外にも醤油。さらに、カレーと同じくコーヒーを少量加えると味に深みが出ます。
そして旨味といえばオイスターソース。鶏ガラスープもほんの少しだけ加え、さらにこちらも野菜の旨味が凝縮された優秀な調味料である中濃ソースを少量加える。
あと、デミグラスソースと味噌(特に八丁味噌)というのはかなり相性が良いんですが、残念ながら家に八丁味噌はなかったんですが、冷蔵庫をあさっていると甜麺醤を発見。甘味があってなかなか良さそうだったのでこれも少し加える。
落ち着いてきた頃に最後にまろやかさを引き出すみりんと香りづけのローリエを加えてもう少し煮込み、これで完成!
ハヤシライス(その2)
あとは盛りつけるだけ、これで洋食屋さんも顔負けの絶品ハヤシライスの出来上がり。
ハヤシライス(その3)
味のほうは、普段よりもやや甘めでまろやかですが、深いコクもあって美味でございました。
人間、案外やってみれば何でもできるもんですな。