任期満了

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今日は木曜日ということでホームルームがあって、そこで生徒会や図書委員会といったところがいろいろと発行するプリントがまとめて配布されるというのがうちの学校のシステム。
自分も、昨日書記のS氏に手伝ってもらって昼休みに評議会広報『PROGRESS』の印刷をしたわけですが、これでとうとう自分が1年間続けてきた評議長としての仕事はひっそりと終わりを迎えました。
まぁ思えばいろいろありました。なんか評議会に入って、いろいろと学校を変えていきたいという気があったので参議官になり、今の高2で他に評議にまともに関わってる人がいないからお願いということで次期評議長を依頼されたのが、この仕事のきっかけでもありある意味運の尽きだったのかもしれません。
以後、副議長の経験もなしにいきなり議長をやったのでいろいろと不慣れで大変だったんですが、間もなく生徒会選挙が話題に出始める頃に。
自分も別に生徒会長で、といったこだわりとかはそれほど無かったものの、本当なら何か生徒会役員になって学校にどんどん貢献していく気満々だったんですが、いくらなんでも引き継ぎ手のいない評議会を見捨てて生徒会に鞍替えすることもできず、結局生徒会選挙は『出る側』ではなく『管理する側』へ。
以後、やたら忙しいのにちっともリターンのない選管の事務職地獄が待ち受けているわけですが、まぁホントにあれは疲れました。生徒会長がまさかあの人になるとはね。
そして選管の仕事が終わればあとは普通に評議会だけ。生徒会役員の皆さんはチームワーク良く(とも限らないものの)、たくさんの委員を従えて学校行事を先導していって灘校生やOB、そして他校といったさまざまな方面に人脈を作っていった一方で、自分は衰退著しい評議会を仕切る日々。でむちゃん氏(仮称)やセアリス氏(仮称)をはじめとして何人かの人と親密な交流を持てたという意味では良かったんですが、特に外の方面に人脈が出来ることもなく。
2学期に入れば、三権分立の『三権』のうち評議会だけが部屋を持っていないのもアレだったので評議会室作りに躍起。そして苦労して(?)ようやく手に入れた評議会室をきちんと整備して議会向けの部屋に模様替えしたのも束の間、3学期には元通りはおろか家庭科の授業のために議会なんてレベルじゃないような部屋にされてしまう。一応1学期に通せなかった生徒会規約改正案の全校投票だけはなんとか通せたけど。。


というわけで、なんだかんだで正直言ってしまうと『かけた労力に比べてリターンは限りなく少ない』一年間でした。
でもまぁ後悔はしてないつもり。生徒会役員になってたからといって必ずしもバラ色の人生を送れていたわけでもなさそうですし(今の彼みたいな生徒会長を見てると、ね。自称最強の中間管理職。)、どの仕事だってやってみた人にしか分からない苦労がたくさんあるんでしょうし。
文系人間だと周囲にさんざん言われつつもなぜか理系に進むことになった自分にとってはこうやって議会を仕切るなんてことは多分後にも先にもないことなんでしょうし、これはこれである意味良い経験になったとは思ってます。少なくとも、自分にはやはり地味な事務仕事を着々とこなすよりもみんなの前で派手にパーっと何か目立つ仕事をするほうが間違いなく向いている、ということも今更ながら改めて実感できましたし。
そういうわけでまぁいろいろあった一年間。それにしてもあっという間だったなぁ…。
この仕事が終わったことについて、何かこれといった実感もないし達成感もなく、生徒会のように役員全員でパーっと盛り上がりに行くこともありませんでしたし未だに労いの言葉ひとつ頂いてませんが、とりあえず気がつけば一年が経っていたという現実が今目の前で大きく存在感を放っている気がします。
まぁ、気が向いたら労いの言葉でもかけてやってもらえると喜びます。