全貌が見えてきた

今日は放課後参議で集まって審議。
まずひとつはいろいろ問題にされている評議員の人数。さすがに今の各クラス3名では多すぎるという意見が多いし実際嫌々やっている人は出席しないことが大半なので、もっと弾力性をもたせて最低2人〜希望者があれば最大4人、という感じにしようかな、と。まぁとりあえず全体数は間違いなく今までよりも減りそうですが、問題は実質的な議論の内容なわけで、個人的には人数よりも最近議会を開いてもほとんど何も意見や発言がないことのほうがよほど心配だったりします。
もうひとつは例のモンペア問題で、生徒側からも一応代表としての機関なんだから生徒から広く意見を集めて要望書みたいな形で教師側に提出したいと考えていたわけですが、たださすがに評議会は基本的に『何か議題を提起する機関』ではなく『持ち込まれた議題を審議する』機関だからそれは厳しいかもしれないという結論に。
まぁ、持ち込まれた議題を審議すればいい、ということはすなわちその議題を何人かで持ち込めばいいので、個人を代表とした名義でまた評議会に持ち込めればな、と。


で、昨日の記事にはいろいろと貴重なコメントを頂けて非常に参考になりました。
なんか発生から何日か経ってこちらもだんだんと状況が把握できたのか全貌が少しずつ見えてきました。
理不尽なクレームが出てきたことに関しては既にさんざん言っているので今回は飛ばすとして、実はその後の教師側の対応も非常にまずかったということが判明。
本来ならばもう少しじっくりしっかりと検討すべきであるものを、とある教師がそのままの勢いで押し切られてハイと答えてしまったがためにこんな大事になってしまったようで。その力はまさにモンスター。
で、そういった対応の悪さについて何か職員内での事後の話し合いがあったのかということが気になって放課後に聞いてみたんですが、職員の間では『こういうクレームも来るから原稿のチェックなどはもうちょっとしっかりやらないといけない』という方向性の議論しかなされていないようで。
…しかし、これって現時点で考えられる『最悪のシナリオ』のレールを着実に進んでいますよね。よく考えると。
この話を聞いた限りでは今のところ教師サイドは『保護者からのクレーム』は絶対的なものだと考えているようにしか思えないんですが、つまりそれは2日前から指摘していたモンスターペアレントのつけあがりを助長し、さらには度重なる理不尽な要求のたびに教師側がチェックを厳しくする→生徒の自由な創作が阻害されるという最悪のパターンにはまってしまうことを意味するわけで。
まぁ今回の件に関してはもはやこれだけ事が進んだ段階で撤回というわけにもいかないのでせいぜいうやむやに終わらせる程度しかできませんが、やはりこの件で大きなしわ寄せを食らっている生徒側からの意見として、たとえばクレームが来た時にそれが理にかなった対処すべきものかどうかをしっかりと職員会議なり何なりで議論して欲しいといった意見を出すべきなんじゃないかなと思います。意思表明として。