日ハム日本一&新庄引退

日本シリーズ第4戦、とうとう北海道日本ハムファイターズが大方のプロの意見をひっくり返して見事日本一に。
選手会長・金子のスクイズにはビックリしました。
ヒルマン監督。いい人です。シンジラレナーイ!今年の流行語になりそうな予感。


そして、新庄。本人の言った通りに、見事に最初で最後の日本一に。今日は本当に最後の試合でした。
最後の打席では、新庄が泣いていた。あんな新庄を見るのは、初めてです。
結果は空振り三振。三振ではあったものの、最後までフルスイングの、新庄らしい潔い終わり方になったのではないでしょうか。
そして9回表、左中間に飛んだウイニングボールをひちょりが捕球、この瞬間に日本一が決定、そしてそのままひちょりと新庄の熱い抱擁。


本当に、新庄は素晴らしい選手でした。
プロ野球選手としては当然必要である野球の上手さ、これはもちろんのこと、周りの者に対する心遣いもあり、
奇抜なパフォーマンスで観客を虜にし、野球以外のことでもこれだけファンを喜ばせてくれる新庄は、本当の意味での『プロ』であったと思います。
その新庄のおかげで、そういったパフォーマンスのあるプロ野球をするようになったファイターズですが、来年からはひちょりがポスト新庄として、決して新庄のマネではなくオリジナルのパフォーマンスでファンを盛り上げてくれることを期待しています。


自分は今阪神ファンをしていますが、幼い頃は『プロ野球』=見たいテレビ番組の放送時間を送らせる悪者でした。
その『悪者』だった野球に興味をもつようになったのはおそらく小学校低学年の頃。周りの影響もありましたが、そういった影響で見るようになった『プロ野球』、そして『阪神』で自分を虜にしたのが新庄でした。
だから、新庄がいたからこそこうして今の自分がいる。もしも新庄がいなかったら…こうして阪神、そしてプロ野球を応援する今の自分はいなかったかもしれません。
彼は引退しても、おそらく今以上にお茶の間で見かける機会は増えるでしょうし、明日の記者会見で今後の人生プランについて話すとのことなので非常に楽しみではありますが、野球をしている新庄の姿は、自分の永遠の憧れの存在です。


新庄、今までお疲れさま。日本一おめでとう!そして、ありがとう…!!