尼崎脱線事故から1年

207系@摂津本山

気がついたらあのJR福知山線脱線事故からもう1年。
学校で、友達に『なんかすごい事故があったらしい』という話を聞いて、
5時間目の地学の授業(パソコン室)で授業そっちのけでニュース見てたのが思い出されます。


JR史上最悪の事故で、世間の鉄道業界に対する考え方もずいぶん変わりましたし、JRも多少は変わりました。
もしあの事故がなければ、
207系321系はあんな陰気な色に塗り替えられてしまうこともなく、
321系のデビューはもっと大々的に行われていたでしょうし、
福知山線117系が一気に運用を離脱してしまうこともなかったでしょうし、
春のダイヤ改正で須磨以西の日中の普通が半減してしまうこともなかったでしょう。
ですが、スピード重視安全軽視の社風はあのままだったでしょうし、
いろいろと問題になった日勤教育も当然のように行われていたでしょうし…。
まぁ、考えてもきりがないという話もありますが。


JR西日本には、目先の利益ばかりにとらわれて安全を軽視したり重要な設備投資をケチったりすることなく、しっかりと運営していってもらいたいものです。