また酉かっ!!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000067-mai-soci

<JR伯備線>特急にはねられ保線員3人死亡

 24日午後1時20分ごろ、鳥取県江府町武庫のJR伯備線根雨(ねう)―武庫間で、岡山発出雲市行き下り特急電車「スーパーやくも9号」=荒木和久運転士(24)、6両編成=が保線作業中の作業員数人をはね、他の作業員も逃げる際にけがをした。▽林勝一郎さん(47)=同県米子市目久美町▽田子賢治さん(49)=同市錦町2▽上田伸也さん(21)=同市祇園町2=の3人が死亡、2人が軽傷を負った。運転士や乗客103人にけがはなかった。県警黒坂署は業務上過失致死傷容疑で、現場の安全対策に問題がなかったかなどについて調べている。
 調べやJR西日本米子支社によると、荒木運転士が線路内の人影を約300メートル手前で確認し、汽笛を鳴らして非常ブレーキを掛けたが間に合わなかったらしい。
 現場の7人は米子保線区所属で、列車が通過する際の振動で浮いた砕石を固定する作業中だった。特急は当時、約15分遅れで運行。7人はこの特急が通過したと思っていたらしい。現場は単線区間で、見張り役2人のうち1人は反対側に約400メートル離れたカーブに立ち、逆の方向を見て後続の貨物列車を注意していたという。
 7人は事故の数分前に作業を始めた。同支社はその直前、運転指令が現場責任者に特急電車が遅れていることを伝えたと説明している。しかし、他の作業員は同支社に対して「(逆方向の)米子方向から列車が来ると指示された」と話しているという。同支社は現場責任者が興奮状態で入院して事情を聴いていないため、詳しい状況は分からない、としている。
 特急は時速約100キロで走行。当時は雪が降っていた。この事故で特急など4本が運休、事故車両は約2時間後に運転を再開した。現場は岡山県境に近い山間部で、国道181号と日野川と並行するように走り、見通しの良いところ。【山下貴史、酒造唯、松本杏】
 JR西日本では、運転本数や列車速度などを参考に、線区ごとの作業員の事故防止のマニュアル「触車事故防止要領」を支社ごとに定めている。今回事故が起きた最高速度が時速110キロの単線区間の場合、1000メートルまで接近した列車が目視で確認可能で、作業現場に近い場所に見張り員1人以上が配置されることになっている。しかし現場は単線区間のため、列車の来る方向を間違えると事故が起きる可能性がある。
 87年の分割民営化後、社員が同種事故で死亡したケースは4件(計4人)あるという。
 JR西日本管内では02年11月、大阪市淀川区東海道線で、人身事故の救護活動をしていた救急隊員2人が時速約100キロの特急にはねられ死傷する事故があった。この時も、現場と運転指令との連絡が不徹底だった。その後、同社は、事故時の現地責任者の配置などマニュアル整備や無線式の列車接近警報装置の設置を進めたが、今回、列車を止めない平時の保線作業中の死亡事故が起きてしまった。
 同社は、運転指令とどのようなやり取りがあったのか確認作業を急ぐ。【本多健】

またJR西日本がやらかしましたよ。
前にも救急隊員がはねられるとかいうあり得ない事故があったわけですが、どうも酉はこの手の事故が多いですね。もうちょっとこういうことの管理を徹底してもらいたいものです。