充実した午前午後

371系特急あさぎり@遊園カーブ

最近は天気のいまいちな日も多かったんですが今日はようやくいい天気、そしてダイヤ改正が明後日に迫ってるということで頑張って早起きして自転車を漕ぎ、はるばる向ヶ丘遊園近くの小田急線のカーブまで行ってきました。


メトロ6000系&小田急EXE@遊園カーブ
千代田線の6000系小田急EXE。もしかすると6000系も近いうちに姿を消してしまうことになるかもしれません。


小田急1064F@遊園カーブ
後ろに3000形がくっついてる小田急1000形1064F。1000形のインバータ音はなかなかいい感じ。
このポイントはこのようにいい感じのアウトカーブで狙える小田急では有名な撮影地のひとつなんですが、ダイヤ改正2日前なので激パかと思いきや撮り鉄はせいぜい10人程度で案外まったりムードでした。


そして今回のお目当てが登場。


371系特急あさぎり@遊園カーブ
特急あさぎりの沼津乗り入れ廃止と同時にあさぎり運用から引退する371系。これからは新宿〜御殿場間をMSEのみで運転することになるので小田急線内をJR車が走るシーンも間もなく見納めです。


371系&小田急3000形@遊園カーブ
もともと1編成しか存在しなかった希少種の車両で、東京に来てからもこの間RSEあさぎりに乗ってすれ違うまで一度もお目にかかったことはなかったんですが、最後にこうして走行シーンを収めることができたのはよかったです。


で、本来ならこれ目当てで来たのでこれだけ撮れれば十分だったんですが、撮影地で出会った同業者さん曰くこのあとHiSEも来るということだったのでせっかくだから待ってみることに。


メトロ6021F@遊園カーブ
東京メトロ6000系6021F。普通は地下鉄の車両なんて文字通り日陰者なんですが、この車両に関しては常磐線やら小田急線やらに乗り入れてるために地下よりも地上を走ってるイメージが強い気がします。


小田急3252F@遊園カーブ
小田急3000形3252F。3000形といえば本当に何の特徴もないただの箱ってイメージ…。ちなみにこの車両はワイドドア車なので少し雰囲気が違います。


小田急8053F@遊園カーブ
5000形がまもなく全車引退ということでいよいよ通勤型の塗装車というレアな存在になるであろう8000形。銀色の箱よりも撮り甲斐がありますね。


小田急1081F@遊園カーブ
1000形のこんどは混結ではなく単独編成。わりとゴツいデザインだけど地味に頑張ってる車両だと思う。


小田急HiSE@遊園カーブ
そして本日の目玉第二弾。RSE同様ハイデッカー構造ゆえに今回先輩であるLSEよりも先に引退することになってしまったロマンスカーHiSE。EXEが従来のロマンスカーとは異なる『通勤用特急車』といった位置づけの車両になってしまったためにVSEの登場までは小田急の顔として大活躍していた印象があります。やはり展望席付きのこのスタイルこそがロマンスカーのイメージ。これも引退前に撮れてよかったなぁ。


小田急2051F@遊園カーブ
1000形に似ているようで実は違う2000形2051F。しかし小田急って6ドアのようなドア数ではなくワイドドアで勝負しようというところがなかなか面白い。


小田急4063F@遊園カーブ
気がついたら最近急激に増殖中の小田急4000形4063F。E233系ベースだしデザインも比較的秀逸なのでバランスのとれたいい車ではあるんですが標準仕様なのでいかんせん増えてくると没個性。


371系@多摩川橋梁(その1)
さて、撮影地で知り合った同業者さんとせっかくなら一緒にということで自転車で多摩川のほとりまで行き、そこで371系を撮影。



371系@多摩川橋梁(その2)
白地に青ラインという100系新幹線を想起させるようなデザインはなるほどあの時期の東海ならでは。



371系@多摩川橋梁(その3)
せっかくのいい天気なので縦アングルで多摩川や青空とバッチリ絡めてみました。こうして撮るとなかなかスケール感があって良いもんです。


371系@多摩川橋梁(その4)
そして小田急線内ではRSEと371系だけにありまもなく見納めとなるダブルデッカー。窓を横ではなく敢えて縦に処理するあたりにセンスを感じます。


371系@多摩川橋梁(その5)
遅れていたのか何かでやたらとノロノロ走っていったおかげでだいぶゆっくりといろんな構図で撮ることができました。こうやって371系多摩川を渡る写真もまもなく過去帳入りに。


小田急8000形@多摩川橋梁(その1)
さて、371系が行ったあとも電車は次から次へと来るんですがやはりこういう塗装車のほうが確実に映えます。


メトロ16000系@多摩川橋梁(その1)
そうこうしていると今度は千代田線の新車である16000系も登場。この車両乗ったことはまだないけど走行音が独特。


メトロ16000系@多摩川橋梁(その2)
しかしメトロの最近の車両ってどれもいい感じに凝っていて好感が持てますな。座席さえもう少しよければなお良し。


小田急HiSE@多摩川橋梁(その1)
そしてHiSEの折り返しもやってきました。真っ青な空に真っ青な水面、そこに紅のラインを纏った車両が走ってくることでいよいよ画竜点睛。このコントラストがなんとも素晴らしい。


小田急HiSE@多摩川橋梁(その2)
展望席&2階の運転席、そしてハイデッカーの座席というこの車両の特徴的な構造が分かる先頭車の側面


小田急HiSE@多摩川橋梁(その3)
LSEが全て復刻塗装になったためにこの白+赤+あずき色のロマンスカーももう終わり。ですが長野電鉄ではまだ元気に第二の人生を歩んでいる車両でもあるのでいつかまた乗りに行きたいものです。


そんなわけで、最初はどうするか迷ってたものの思いきって行ってみたおかげで思っていた以上の収穫が得られたし、現地で出会った人とも仲良くなれるという久々に撮り鉄ライフを満喫できたのでとても楽しかったです。


さて一旦国領のイトーヨーカドーとかで買い物をしつつ家に戻って昼食をとり、軽く昼寝してからはTSKのライブ衣装やら小道具やらの買い出し。耳を疑うような理由で遅れたメンバーもいたような気もするけどそこは敢えてスルーで、渋谷やら新宿やらあちこち回ってようやくいい感じにステージングができそうな衣装が一部を除いて一通り揃う。あとは実地でどう魅せるかですね…これから詰めていかなければ。