オープン☆ラボ

液体酸素磁性実験

今日は朝から掃除やらなんやらをした後、5限頃の時間に合わせて家を出る。
とはいえ今日は5限の授業はなく、代わりに教養学部オープンラボというのが開かれていてそこに見学に行くこと、ということになっているのです。なかなか面白い企画ですな。


そんなわけでいかにも研究棟な香り漂う16号館に行きいろいろ見学して回ることに。


液体酸素
さてこれは何かといいますと液体窒素ではなく液体酸素。無色透明な液体窒素とは違ってこちらはうっすらと水色を帯びているのが特徴。そしてこの液体酸素には実に面白い性質があって、


液体酸素磁性実験
なーんと液体が磁石にくっつくんですねこれが。実は液体酸素というのは常磁性体でありまして、ネオジウム磁石を近づけるとそれに反応する。実際に見てみるとなんとも不思議。


超伝導体浮上実験
他にも低温の実験として有名なのは超伝導体の浮上実験。これはこの物体が空中にふわふわ浮いてて、動かすと磁石のレールの上を動いていくんですよね。これは建設計画が今どんどん進められてる中央リニア新幹線のそれと同じような仕組み。



超臨界二酸化炭素
視覚的に面白いものといえば別の研究室で展示されてたこんなのも。二酸化炭素は常温常圧化で気体なのは常識、さらにはドライアイスみたいな固体の状態や圧力をかけると液体にもなるんですが、7.4MPaという非常に高い圧力をかけると30℃ちょっとの温度で超臨界状態という固体でも液体でも気体でもない何やら凄そうな状態になるらしく、それがこれ。
なんかドロドロしてるんだか何なんだかよく分からないけど気体と液体の特徴を兼ね備えてるらしいからやっぱり凄いんだろうな。


ちなみに他にもミジンコの動く姿を顕微鏡で見せてもらえたり、プランクトンの生態系を小さな空間に再現したものがたくさん置かれている部屋を見せてもらったり、なにやらすごい機械を作り上げて物質の性質を調べてたり、新たに開発された分子のかごの研究成果を見せてもらったり…とにかく今の最先端の研究内容を聞いて見て回ることができたので実に面白かったです。ガチ理系な研究って自分でやるのは多分性に合わないけど、こういういろんな研究内容をあれこれかじるのは大好きです。知的好奇心ってやつでしょうか。


ちなみにそのあとはCollinsメンバーで仲良く練習して、明日が合宿なので早めに切り上げて帰りましたとさ。いよいよこのバンドオンリーになってしまったわけですが、スタバン時代も含めると14期で最も長いバンドだし、メンバー的に見ても新人ライブの時のメンバーでそのまま残ってるバンドはうちを含めてもうたったの3つだけ。大事にしていきたいバンドです。ホントに。