草津線大回り

甲賀駅と桜

今日は親が用事で昼頃に外に出かけるということもあって、さてお昼をどうしようかと考えた挙げ句せっかく天気もいいので外に出てみることに。
そして気がついたら梅田に到着。気がつくまでにずいぶん移動してる気がするけど(゚ε゚)キニシナイ!!
というわけでまずは昼食タイムです。今日は久しぶりに大阪駅前第1ビル地下1階にある『カフェ バブルズ』へ。
この間行った時に100円割引クーポンを貰っていたのでさっそくそれを使って、今日はローストビーフハヤシ(700円)とカマンベールコロッケ1皿(120円)をオーダー。コロッケとかのサイドメニューを注文したらもれなく100円のスープが付いてくるのでなかなかお得。


ローストビーフハヤシ
甘味の効いたハヤシライスもなかなか美味なのはもちろんですが、今回も柔らかくてジューシーなローストビーフがてんこ盛り。やはりこのお値段でこれってのは相当安いと思うわけです。カマンベールコロッケも揚げたてサクサクトローリで美味しゅうございました。


さて、そのまますぐ隣(?)にある北新地駅へ。買うきっぷは170円の片道切符。北新地から大阪までの切符を買う変人はそうそういないですよね多分。
そこから東西線環状線大和路線であっという間に奈良県へ。しかし久しぶりに来てみたら奈良駅が噂通り見事に味気ない高架駅になってたのには驚きました。まぁ仮設駅も味気ないという意味では大差無かったという話もありますが。
そして加茂に着いたものの、予定(まぁ予定なんてあったような無かったようなという感じでしたが)よりも一本前の大和路快速で来てしまったのでここで25分待ち。まぁいつもギリギリで乗り換えてて笠置か大河原まで立ってる気がするのでたまにはこんなのもアリでしょう。
で、予定より数分遅れて、満員の乗客を乗せてやってきた単行のキハ120系。この車両の良い評判をあまり聞かないのは、編成が短いうえに車体がかなりミニサイズなのでローカル線なのにやたら混雑する羽目になることが多いからというのも理由のひとつなんでしょうね。
ところでこの関西本線のキハ120系には2種類あって、オールロングの0番台が8両、セミクロスの300番台が6両在籍してるわけですが、自分が今まで何回もこの路線に乗っているのにまだ0番台にしか当たったことがないという悲劇。しかしなんと今日はまさかの300番台降臨でちょっとテンション上がりました。この車両、バス型クーラーしか搭載していない=冷房の効きがすこぶる悪いので、夏場に行こうもんなら基本的にカーテン全閉になってることが多いのでロングシートだと外の景色なんて見えないんですよね。


そしてその単行の車両はトコトコと軽快な音を立てながら山を越え川を越え野を越え里を越え、
伊賀上野付近にて
忍者の里・伊賀上野に到着。写真の下に見えてる線路や踏切は近鉄から分離された伊賀鉄道のもの。


さらにしばらく里を進んで行くと大阪近郊区間の最果て、柘植駅に到着。
キハ120系関西線色@柘植
反対側からやって来たキハ120系は2連でした。


で、自分たちを待ち構えていた草津線の電車はというと、
113系湘南色@柘植
かつてはあちこち飽きるほど走っていたのに気がつけば希少種になってしまった113系のカボチャ。この路線の113系もいつまで走るのやら…?


しかし自分のお目当ての列車はもうひとつ別のものがあったのでそっちを採用することにして、途中の甲賀駅でホームに降り立つ。
甲賀駅の桜
今日はあちこちで夏日を記録したらしいんですが、それにつられてか甲賀駅にある桜の木もそろそろ花が咲き始める頃のようでした。


しばらくして、さっきの列車と甲南駅で行き違いしたと思わしき対向列車がやってきました。
113系湘南色+カフェオレ色@甲賀
中間モハがカフェオレ40Nで、両先頭車は未更新のクハ。この編成が自分が次乗ることになるであろう編成です。


これが発車した後はしばらくの時間は、夕景でも眺めながら音楽を聴いたりしてまったりしていたんですが、こういう特に何があるわけでもない初めての駅でひたすらボーっとしてるのもこれはこれでなかなか幸せなもんですね。
113系カフェオレ色40N@甲賀
しばらくして対向ホームに入ってきた113系。これは40Nにバッチリ更新されてるのでまだまだ元気に走りそうです。


甲賀駅にて
なんかどこか懐かしい風景。
そしていよいよ自分のお目当ての列車である、柘植発京都行きの普通に乗り込む。カボチャのほうが雰囲気は良かったのかもしれないけど、モーターの音を聞くにはやはりモハということで、中間の40Nのカフェオレのほうへ。
そろそろ青々とした苗が植えられつつある田んぼを茜色に照らし出す夕陽というのはなんともノスタルジックな光景です。
しかし、以前天皇陛下が貴生川まで来られた時に使った車両が281系で、その時に貴生川以北は徹底的に保線されたから乗り心地が改善されてる…という話を耳にしたはずだったのに全くその気配は感じられませんでした。相変わらずのジャンピングトレイン。
草津を出た後はいよいよ天下の東海道本線へ。現在曲がりなりにも東海道本線を走ってる113系というのは福知山線直通の大阪〜尼崎間と、湖西線直通の京都〜山科、そして草津線直通の京都〜草津だけなんですよね。
5000番台だったので思いっきり飛ばすかと期待したほどの飛ばしっぷりではなかったものの、本線を疾走する113系というのはなかなか気持ちの良いものでした。


最後は、京都から新快速で大阪まで立ちっぱなし〜梅田のSOUND1stでゴスのアルバム購入〜そのまま帰宅、という流れでした。
てかよく考えたら草津線大回り自体がかなり久しぶりだった気がしますが楽しかったです。