久々の乗り鉄

さて、今日はセンターの自己採点というものがあったために学校に11時集合。センターがなんとか終わったという穏やかな心情の反映か何か知りませんが、驚くほど春のような天気。
ちなみにうちの学校の中学入試も17、18の2日間で行われてたわけで、今日がその合格発表。というわけで行きがけについでに体育館に寄ってみる。
自分が受けた時は、ぶっちゃけほぼ受かった確信はあったんですが、次の日は早速行く気もない洛南とかいう中学の入試に行っていたために合格発表の瞬間に立ち会うことはなく、その入試が終わった後にいとこの家に電話をして先に結果を見に行っていた親からの伝言を受け取るという形だったので実際に自分の番号をこの目で確かめたのは午後になってからの話だったんですが、それでもなかなかこの空気が懐かしいです。
で、小学校時代にお世話になっていた浜学園の先生(今は学園長らしい)を発見したので久々にご挨拶。まぁ向こうもお取り込み中な感じだったので軽く挨拶しただけだったんですが相変わらず特に何も変わってなさそうな感じでした。


で、見ず知らずの他人の合格発表はともかくうちの学年のセンターの自己採点のために集まってたわけなのでとりあえず視聴覚室へ。
自己採点をまだやってない人は今日その場で自己採点して、昨日既に終わってる人はあとは駿台やらベネッセやら河合やら代ゼミやらのセンターリサーチの用紙に得点やら何やらを書き込んだ後に、隣のPC教室で個人のデータの打ち込み。
そしてその打ち込まれた個人データはその場で集計され、こういう時になるとここぞとばかりに張り切る我が校の情報オールスターズが今日も無駄に大活躍して集計結果をスクリーンに映し出すという連携プレイ。こういう過剰なまでのクオリティが相変わらずなかなか素敵です。
そんなわけでだいたいのうちの学校の集計結果が出たんですが、194人分の集計が終わった段階で判明したことをいくつか挙げるならば、
・化学の平均点が物理の平均点より高い!:今回は正誤完答問題が無く比較的素直な出題だったおかげ?
・例年半分以上の人が満点を取ると言われる物理の満点が159人中わずかに19人:発電機問題とか電荷問題にやられた人多し?
・数IIBの難化っぷりが酷すぎる:『灘校生なら両方満点でナンボ』のはずの数学なのに、数IIBの満点がたったの14人(参考までにIAは満点112人)。校内平均85ちょいってどう考えても低過ぎ。てか灘校生の多くが数学で時間が足りないってよっぽどですよこれは。まぁ69点だった自分が言えることではないですが。
とまぁこんな感じ。全体としてどうなのかは去年の結果とかを知らないのでなんとも言えませんが、それでも今年は国英も結構難しかったみたいですね。
周りを見ていても、いつも通りよく出来てる人から大失敗して凹んでしまってる人まで悲喜こもごも。個人的にはみんな笑顔で合格できるのが一番なんですが、現実問題としてそれはやっぱりさすがに無理なんでしょうねー。。特に京医なんて志願者多過ぎて、もしこれで全員受かったら他の学校から誰が行くんだ状態になりかねませんし。
ただ、足切りの心配がある人も今年は何が起こるか分からないと信じて今は進んでいくしかない…のかもしれませんね。恐ろしや。


そんなわけでセンターの自己採点&入力も終了し、あとは事務室に行って調査書の申し込み用紙を買って記入してから教師のところに持っていった時点で今日やることは終了。
なんですが、そのまま帰るのもアレだし、せっかく鬱陶しいセンターも終わったので1日ぐらい気分転換するのでもいいんじゃないかと思って、


そうだ、谷川、行こう。


実は昨日の夜に台氏(仮称)から誘われてたので行くことは決めてたんですが、早速住吉で120円の切符を買って三ノ宮へ出て、新快速に乗り継いで西へ。
そして西明石を出て、大久保を通過しようとしたその時、右側のホームにななななんかいる!!
加古川で下車してすぐに通過の表示を確認してカメラをスタンバイしたら案の定2〜3分後に続行でやってきた列車はやはり紛れもなく3両編成。


U@tech@加古川
U@tech(後撃ち)@加古川
まさかのU@tech降臨!!
これぞまさしく、在来線のネットワーク関連の整備のために開発された技術試験車U@tech。川重に転がってた223系の試作車に、マリンライナーの置き換えで余った213系のサハとクロを無理矢理繋げてみました的な謎の列車なんですが、それにしても珍ドコ編成にもほどがあるw
前にも一度大回りの時に米原で偶然目撃したことはあったんですが、まさかこんなに偶然のタイミングでバッチリ撮れるとは思ってもみませんでした。ラッキー。


さて、それからはまぁいつも通りの大回りなんですが、ここで必然的に発生するイベントはやはりいつものアレ。
大盛りえきそば天ぷら
そう、姫路名物えきそば。加古川でも味わえるようになったというのはなかなか嬉しいもんです。
今回はかなりお腹が空いていたので、比較的最近登場した大盛り400円に初チャレンジ。今日のえきそばはダシの濃さもちょうど良く、大盛りなので量的にもバッチリ満足でした。いやー久しぶりに食べた気がします。
そしてその後は何食わぬ顔で120円の切符を見せて中間改札を抜け加古川線のホームへ。駅員さんも慣れたもんですが実際今日も同業者多数。
上がってしばらくすると1日1本の谷川直通列車が入線。言うまでもなく125系の単行。
うまく並んでいたので幸い座席はしっかり確保できましたがやっぱり加古川近辺では結構な混雑です。
そして神野、厄神、と過ぎていくうちにだんだんと車内はまったりムードに。
いい感じに日射しも温かみのある色になってきたので、あとは2人で音楽でも聴きながらまったりとローカル線の旅。
途中で1駅間だけ小学生の集団が乗ってきたり、学校の傍を通ったら子どもたちが電車に向かって手を振っていたりという光景がなんともローカルでいい雰囲気なのです。いくら電化されて車両も新しくなっても、こういうところにローカル線の風情ってのがある気がします。


1時間も乗らないうちに途中の西脇市に到着。谷川直通とはいえ、ここから先はろくな交換設備もないため反対側の列車との交換待ちで30分もの長時間停車があるこの列車。せっかくなので列車から降りて駅のホームとかを少し散策してみることに。
西脇市駅にて
西脇市駅跨線橋。この白塗りの木造な感じがなんとも趣があります。


125系側面
しばらくしてやってきた加古川行きの125系を側面から。ステンレス車体の醍醐味はこの夕陽ギラリにあると思うのです。


125系@西脇市
発車直後の125系を敢えてかなり大きめに。自分たちが乗っていたのは霜取りパンタ付きの2パンタ編成だったんですがこの編成は片パンタ。なんだかんだでこの車両の走行写真を撮るのは初めてかもしれません。


そうこうしているうちの発車時刻になったので再び車内へ。
本数が極端に少なくなり利用者も一気にガクッと減るこの区間。いつもはせいぜい自分の他に3〜4人も乗っていれば多いほうだったんですが今日はそれと比べるとかなり乗車率高いです。
昨日のセンター用に持っていっていた中村屋の羊羹を一緒に食べたりしつつまったりと乗っているともう気がつけば谷川。だんだんと夕方のいい雰囲気になってきました。
谷川では7分ほどの接続だったんですが、トイレに行こうと思って駅員に申し出たら駅の外にしかトイレがないおかげで外に出させてもらえました。
谷川駅
せっかくなので駅舎を1枚。


戻ったらすぐに入線のアナウンスがあったので、どうせ223-5500の2両が満員状態で走ってくるのだろうと思っていたところ、


113系カフェオレ色40N@谷川
まさかの113系でした。これは予想外。
さらに途中1駅行ったところにある下滝で交換待ちということなので、前に出てカメラを構えていたら、


113系カフェオレ色40N6連@下滝
こちらもまさかの113系。しかも今となっては貴重な6連貫通の編成でした。
最近はこのあたりは223系ばかりが幅を利かせているという話を耳にしていたので、こうして113系が健在というのはなかなか嬉しかったです。


223系5500番台@篠山口
もちろん、サンパチ亡き後の新たな福知山のヌシとなった新顔223系5500番台は篠山口で存在感を放っていました。


この後は、223系の快速で尼崎まで出た後快速→普通と乗り継いで摂津本山で下車して大回り終了。阪急に乗って素直に帰りました。
なんだかんだでセンター明けはやっぱり息抜きしたい気分に駆られてましたが、今日のこれはなかなかいい息抜きになりました。さて明日からは気分を切り替えて頑張るとしますか。