NEW☆甲子園

甲子園球場にて

今日は叔母や祖母やいとこの姉のほう、ついでにうちの母親も一緒に神戸に買い物に行くとかいうことになってて、自分は弟といとこの弟のほうを連れて子守りがてら甲子園に春のセンバツ高校野球を見に行くことに。
いやまぁ、自分も春物の服だの何だのといった買い物したいものはたくさんあるんですが、遠くからいとこが来ていると多分メインはほとんど叔母の買い物で終わりそうなので。他人の買い物に付き合うだけってのは疲れるだけだし。
というわけで朝の第一試合から見に行ったわけですが、甲子園球場に着いた瞬間にまず驚く。なんかずいぶん綺麗になってるー!
さらに3塁側の内野自由席のチケットを買って中に一歩入った瞬間さらに驚く。ここ甲子園ちゃうやん!?と本気で言いたくなりました。
というのも、今まで良く言えば言えばずいぶん歴史を感じさせる建物だった、悪く言えばボロい建物だったのが改装されてやたら綺麗になってて、昔はホントに大したものがなかったのに食べるものの店の数や種類も一気に増えてました。
もちろん、この間から話題になってたアレもありましたよ。そう、呪いのカーネル人形。
なぜ呪いのカーネル人形なのかといいますと、1985年に阪神が優勝した時に狂気の阪神ファンがバースに見立てて胴上げしてそのまま道頓堀に投げ込んだカーネル人形がどうなったのかを調査するという内容が、その昔(1988年頃)に放送されたナイトスクープでやっていたんですが、その時に『阪神が優勝できなくなったのはカーネルの呪いだ』と司会者が言ってしまったわけですが、結局それからも2003年まで優勝できなかったという一部では非常に有名な都市伝説があるわけです。
で、今回の大改修でなんと甲子園球場にケンタッキーが入り、さらには阪神のはっぴを着たカーネル人形が置かれることになったわけで。まぁカーネルの呪いは最近では解けてそうな雰囲気ですが、20年以上も経った今にそんな話が出てくるとは面白いもんです。ちなみに今日は高校野球なので阪神のはっぴではありませんでしたが。
他にも日本で初めて売られたホットドッグの復刻版にベーグルにうどん、さらにはクレープや寿司まで出店しててビックリ。球場のあの雰囲気の店で大将が寿司握ってるとかシュールすぎる光景です。
というわけでケンタのチキンや甲子園カレー、クレープなどを食べつつ第一試合と第二試合を観戦。内野のイエローシートやオレンジシートが全部アイビーシートなる緑色の座席に変わってて違和感があったんですが、座り心地も良くなった上にかなり広くなっていて、さらにはドリンクホルダーも付くなどかなりグレードアップしてました。
第一試合は敦賀気比と天理で結果は天理の勝ちだったんですが、天理のピッチャーのサブマリンがなかなか。オーバースローの140km/hよりもアンダースローの130km/hのほうが体感的に速く感じるような。てかあれってライズボール的に下から上がってくるので、ソフトボール経験者とかならともかく普通に野球だけやってる人にとってはかなり厄介な球だったりします。まぁそれでも慣れれば打てる人は打てるんだけど、故障で抑え不在の中よく投げましたな。
第二試合は華陵と慶応。初回からいきなり展開があったのでもっと乱打戦になるかと思いきやそれ以降は全く動きがなく結局1-0で華陵の勝ち。途中デッドボールが頭に当たって一時騒然となりましたが復活したみたいで良かったです。内容的にはエラーがやたら多かったり、回の先頭バッターに軒並みフォアボールを与えたり送りバントがフライになったり…と星野さんが顔を真っ赤にして激怒しそうなプレーが目立ちましたが、ある意味それでも0点に抑えたというのが凄いですな。てか華陵って21世紀枠だったのね。どうりで初めて聞いた名前なわけです。
第二試合が終わった後、適当にグッズ売り場とかを見つつ阪神〜阪急と乗り継いで帰宅、神戸組が帰ってきた後はみんなで近くのバイキングの店で夕食。時間制限無しの食べ放題ってのもなかなか不思議なもんですな。そして祖母の家に寄っていとこの高校入学時の宿題の数Iを手伝ってから帰宅。
なんだかんだで今日は久々に甲子園でまったりと間近の野球を見られて楽しかったです。…しかし、他人の勉強手伝う暇があったら自分が勉強しろってやつですね。いやホント仰る通りです。。まぁ明日まではこんな生活が続くのかもしれません。