1000系初乗車

阪神1201F@甲子園

例によって柔道のハセベン師(仮称)が入院中で抜けている関係で、今日は5時間+ホームルーム。なんか最近学校帰りに一度阪神電車に乗ってみたい衝動に駆られることが多いので、せっかくなので今日実行することに。
で、高3も5時間だったわけですが、セアリス氏(仮称)がオーディション用の応募用紙の宛先とかを書いたりするのを待っててと言っていたので待っていたら結局15時過ぎに。これじゃせっかく早く終わった意味ないやん。。
こっちがそうしている間に、同じことを計画して先に大物駅に向かっていた台氏(仮称)からは、15:00頃に甲子園で1000系の急行を見たというメールが。あちゃー。。
ようやく書き終わったと見ると慌てて学校を飛び出し、セアリス氏(仮称)が郵便局に行っている間に先に魚崎駅へ。
そこから8000系赤胴車。運良く2人分空いていたので座れたんですが、後ろで虻がぶんぶん飛んでいたのでセアリス氏(仮称)が抹殺。虻様じゃないよ。
とりあえず梅田〜西宮間の急行は50分サイクルで走っているということは知っていたんですが、このまま大物まで行っていては時間がないのでどこか西宮近辺で撮ることにして、とりあえず西宮まで。それにしても同じスピード、いやそれよりも若干遅いはずなのに阪神の特急ってのは無駄にスピード感があります。
そしてもうすぐ西宮に到着…って、留置線に変態キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今津あたりで写真を撮ろうかと思いましたが、どうやら急行が今津に止まらない=1000系を撮った後乗りに行ったりするのが大変ということで、甲子園まで行って撮ることに。
というわけでその変態の始発急行に乗って甲子園まで。
阪神8523F@甲子園
普通の8000系はいわゆる額縁タイプの車両で、昔は文字通りの赤胴車だったのが最近では改造されたうえでいわゆるジャビットカラーに塗り替えられて走っているんですが、その中でも試作車的に登場した2000系などと同じような顔を持った8000系まで最近改造されたわけで、それがこれ。…キモい。
もうすぐ1000系が来るということで、まずは下り側のホームに移動。
阪神5013F@甲子園
『これぞ阪神電車』といった感じの青胴車ジェットカー。ところで、まだ15:30過ぎで日もそこまで沈んできてはいないはずなのに、空気に塵か水分だかが溜まっているのか、日の入り1時間前にしてもうこの暗さ。よゆうで太陽を直視できちゃうレベルで、まともに撮るとシャッタースピードが1/80とか何それ。しょうがないのでF値をいじって撮影。
そしてお待ちかねの1000系がやってきました。
阪神1201F@甲子園
今までの阪神電車の流れを完全に覆す奇抜なデザイン。まるで台湾新幹線かと思うような配色も独特です。ここで撮ったおかげでなんとか順光で取れました。まぁこの明るさに順光もへったくれもないといえばそうなんですが、その代わりシャッタースピードを上げるとすぐに切れるLEDもくっきり写ってます。
そしてその1000系を見送って、今度はそれが西宮まで行って折り返してくるのを待ってそれに乗ることに決定。というわけでそれまでは引き続き撮り鉄
山陽5630Fひめか号@甲子園
…と、そんなことを考えて撮っているとまさかのひめか号降臨!!この車両、今姫路で開催中の姫路菓子博2008のイメージキャラクター『ひめか』やたくさんのお菓子をデザインしたラッピング車両。梅田〜姫路までの一往復に軽く3時間以上はかかることを考えるとここで出会えたのはかなりラッキー。
阪神8215F@甲子園
ジャビットカラーの8000系。この顔がいわゆる8000系の顔。さっきの2000系型の顔でこの色というのがいかに変態であるかがよく分かります。
阪神9503F@甲子園
3編成しかない9300系の9503F。個人的には、デザインとかを考えても阪神の赤胴車系の中ではこれが一番好きかも。
阪神5507F@甲子園
新型ジェットカー5500系。このどこか可愛らしい(?)デザインと配色は個人的には結構ツボだったりする。
そしてもうすぐ1000系が戻ってくる頃なので上り側ホームに再び渡る。
阪神9203F@甲子園
1000系が入る以前の異端児、9000系。震災で足りなくなった車両を補うために、短期間で大量生産できる川重にたまたま空いていたステンレスの生産ラインで発注したので特徴的な車両に。直特に来ると凹みますが、まぁ良くも悪くも普通というか、でも悪い車両ではないです。
そしてとうとう1000系の登場。黒と黄色みがかったオレンジ色のドギツイ配色はかなり目を引きます。これにはホームで待っていた高校生のグループもビックリ。
フルカラーLEDはとにかく種別の多い阪神にはかなり向いていると思いますが、もうちょっと大きく見やすくしたほうがいいかも。
ですが結局は乗り心地とかが第一。というわけで尼崎まで乗ってみました。途中尼崎センタープール前に臨時停車。
で、乗ってみた感想ですが…第一印象が、『9000系の劣化版』。窓が大きいことこそ評価できますが、難燃性の関係で蛍光灯カバーが廃止されむき出しになった照明、グループ会社の阪急をはじめ各社ではLCDが採用されている中での3色LEDの案内表示、80年代か百歩譲っても90年代チックな非片持ち式シート…ん〜どうなんでしょうねぇ。。いくら近鉄に乗り入れるからといって、車両のクオリティまでに近鉄に揃える必要はないのに。まぁ別にそういう意図があってそうしたわけではないとは思いますが。
見た目的には奇抜でいろいろ物議を醸したものの、間近で見てみると案外これもアリかも?という感じですが、内装的にはこれといった新しいものはなし。ドアの開閉予告灯とかぐらい付ければいいのに。まぁ一度乗ったら別にいいか、といったものですかね。とはいえまぁこんなもんでしょう。阪急の9000系とかと比べるほうが間違いですね。
ちなみに、硬い硬いと言われているシートですが、率直な感想としては8000系の更新車や9300系とさほど変わりません。少なくともシリーズ21よりかはずいぶんまともですね。
阪神1201F@尼崎
尼崎にて。
ところで、尼崎になぜか9000系9201Fがバラされて、9502側の3両が放置されてました。残りの3両は近鉄乗り入れ改造にでも行ってるのかな?
阪神9201Fの片割れ@尼崎


そして、そこからは話題の西大阪線に初乗車。阪神なんば線の走る看板みたいな、E233系と同じ音の増結用2+2連の1000系は走っていませんでしたが、今日はR車2編成と青胴車1編成。
というわけで初めて西九条まで行ってきたんですが…確かに昔から難波延伸の計画があっただけに未練タラタラの構造ですね。対面式の2面2線で、おまけに片方は全く使われている形跡もなくやたら70〜80年代チック。延伸の路線の工事は着々と進められているようですが、駅自体にはまだこれといったものはありませんでした。
阪神7863F@西九条
帰りに乗ったのはこの片扉のR車。いかにも古そうな感じでおそらく1000系の増備に伴って引退する運命にあるんでしょうが、この車両が実は1971年生まれだというのを見てビックリ。阪急でいうと5000系よりも新しく、ちょうど5100系ぐらいの世代。…えらい違いですな。
途中工事で単線になったりしている部分も通り、尼崎まで戻った後は直特で芦屋まで。家庭教師が来ることになっていたので、その時間に合わせてバスに乗ってそのまま帰る…予定だったのに、なんと阪急夙川行きのバスが17・18時台には一本もなく、自分の家の近くまで行くバスがなんと1時間に2本で次は25分後。というわけで予定よりもかなり遅くなって帰宅する羽目に。…でもまぁ阪神もたまには面白いもんです。